※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています
目次
登録した指紋に名前をつける
Touch IDに登録した指紋は、「指紋1」「指紋2」といった名前で登録されます。指紋を1つしか登録しない場合は問題ないかもしれませんが、人差し指や中指などいくつも指紋を登録している場合はわかりやすいように名前をつけましょう。名前をつける方法は以下のとおりです。
- iPhone/iPadの場合
- 「設定」→「Touch ID とパスコード」の順にタップして、パスコードを入力します。
- 名前を変更したい指紋をタップします。
- 名前入力欄に移動できるので名前を入力します。
- MacBook Proの場合
- Apple メニュー (林檎のマークのメニュー) →「システム環境設定」の順に選択します。
- 「Touch ID」をクリックします。
- 名前を変更したい指紋の下にあるテキストをクリックし、名前を入力します。
登録した指紋を削除する
Touch IDの反応が悪くて、もう一度指紋を登録し直したいときは、登録した指紋を削除することも可能です。無用なトラブルを避けるため、必要がなくなった指紋登録は削除するようにしましょう。
- iPhone/iPadの場合
- 「設定」→「Touch ID とパスコード」の順にタップして、パスコードを入力します。
- 削除したい指紋をタップします。
- 「指紋」を削除をタップして、指紋を削除します。
- MacBook Proの場合
- Apple メニュー (林檎のマークのメニュー) →「システム環境設定」の順に選択します。
- 「Touch ID」をクリックします。
- 削除したい指紋にマウスカーソルを合わせると、削除ボタン(×)が表示されます。
- 削除ボタンをクリックするとパスワードを要求されます。
- パスワードを入力して削除します。
Touch IDでできること4選
Touch IDを設定する方法は、ご理解いただけたでしょうか?それでは次に、Touch IDを使うとどんなことができるようになるか、一つ一つ解説していきます。いままで長いパスワードを入力していた煩わしさがなくなって、とても便利になることがわかると思います。
Touch IDでデバイスのロックを解除する
Touch IDでできる最も基本的で使う回数が多い機能が、「デバイスロックの解除」です。パスコードやパスワードでもロック解除はできますが、毎回毎回長い文字列を入力するのは面倒ですし、急いでいる時に何度も間違えてしまうのはかなりのストレスになります。
Touch IDを使用すれば登録した指紋の指を、ホームボタンに軽く置くだけでロック解除できるようになります。パスコードを覚えるストレスから開放されて、操作もスムーズにできるようになります。
MacBook Prもの同様に、スリープ状態からのロック解除や、ログイン時の認証、Safariの環境設定の「パスワード」管理など、パスワードが必要だった場面ですばやく認証を済ませることが可能になります。
iTunes Store、App Store、または iBooks Storeのコンテンツを購入できる
Appleのデバイスを使用している方なら、iTunes Store、App Store、iBooks Storeでお買い物をしたこともあるでしょう。
その際、Apple IDを使用して決済する必要がありますが、Touch IDを使用すればApple IDの代わりに決済することが可能です。以下の手順ですぐにコンテンツを購入することができます。
- iTunes Store、App Store、または iBooks Store を開いて購入したいコンテンツを表示します。
- 「パスコードをオンにする」をタップします。
- 購入するボタンをタップすると、Touch ID の画面が下からスライドして表示されます。
- ホームボタンに指紋を登録した指を、軽く置きます。
- 指紋認証が正常にできれば、購入完了です。
Apple PayもTouch IDで利用できる
Appleが提供している電子決済サービスのApple Payですが、サービスが開始された当初はiTunes StoreなどのWeb決済やアプリ内決済にしか対応していませんでした。
iPhone 7以降のiPhoneでは交通機関や実店舗でも利用できるようになったため、おサイフケータイと同じように使えるようになりました。
しかし、支払いの際にパスコードによる認証で決済するのは面倒です。とくに交通機関や店舗で利用しているとき、急いでいるときや混雑しているときは手間を掛けずに決済したいものです。
Touch IDを利用すれば、以下の手順でApple Payでの決済も指を軽く置くだけでスムーズに認証、決済することができます。
- Apple Payに対応したお店であるマークがあることを確認します。
- レジの人には、「ID」か「QUICPay」で支払いすると伝えます。
- ホームボタンにTouch IDに指紋を登録した指をゆっくり置きます。
- iPhoneの上側をリーダーにかざします。
- iPhoneの画面でチェックマークが点いたら決済完了です。
なお、Apple PayでSuicaを使用するには、Suicaのアプリケーションが必要なので、アプリケーションをダウンロードしてマニュアルに従って追加しましょう。
次ページ:Touch IDに対応したAppのロックを解除する