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4Kテレビ買い時
一般にテレビの買い換えサイクルは10年前後といわれています。2011年のアナログ放送終了を期にテレビを買い換えたという層が、間もなくその時期を迎えるといわれています。
なんだかんだでそろそろ買い換えの時期かもしれない。しかし前述のような「未対応」問題があると、そう簡単に買い換えできない。
では、いつぐらいなら大丈夫なの?というのが多くの人が思うことではないでしょうか。
口コミやSNSなどでは、「今だ」「いやまだ早い」など、なかなかまとまっていません。
結局は自分で判断しなければいけないのですが、そのためには3つのポイントから考えると良いと思います。
価格(が下がる時期)
多くの人が、2020年のオリンピック前後が買い時だ、ということを発信しています。メーカーや店舗側も、この時期を目安にして安売りなどの商戦に打って出る可能性は高い、と思われます。
ただし、オリンピック前後には、まだ「予定」ではありますが、大きな転換が起きることになっています。
2019年10月の消費税10%施行です。
前回の8%施行の時もそうでしたが、一部商品に駆け込み需要が発生したことで在庫が減少、結果価格の上昇につながった例がいくつかありました。しかも、10月施行ということで、その前の夏のボーナス商戦による需要増を絡めて考えると、2019年中盤には価格が上昇する可能性も出てきます。
4Kテレビの価格自体は全体的に下落傾向が続いていますが、それでも(買うモデルのグレードにもよりますが)安い商品ではないと思います。まずは価格の変動を注視していくことが必要となります。
性能や設備の対応状況など
4Kの実用放送が始まるのが2018年末で、それを受信するチューナーは同年秋頃に発売される予定になっています。チューナー内蔵型のテレビは6月に東芝から登場しましたが、他のメーカーからは詳しいアナウンスがまだありません。
発売されたとしてもすぐには手元に届かないかもしれませんし、アンテナや関連する設備の工事がどれぐらいで行えるか、という点も考慮しなくてはなりません。
コンテンツの充実度
放送や映像配信されるコンテンツが自分にとってどれだけ充実したものか、は大変重要な判断基準となります。
どんなに素晴らしく美しい映像を視ることができても、それが自分にとって全く興味のないものであるなら、購買意欲など起きないでしょう。放送局や映像配信サービスはどこも、顧客獲得のため魅力あるコンテンツを前面に押し出しています。
それらは事前にタイムテーブルなどがアナウンスされますので、そこから買うかどうかを決めるという手もあります。
おすすめ4Kテレビ
「4K」コンテンツがこれから大きく動くことを念頭において、今後の発展性も考慮し、できるだけ最新のモデルから3機種を選んでいます。
技術の進歩により、これまでのハイビジョン液晶テレビに比べ軽量・小型ながらも、画面サイズはより大型で見やすくなっています。
部屋の広さにより、4~6畳=43型、10畳以上=60型~、8畳程度=49~55型というのが各社だいたい共通の基準となっています。
今回は8畳程度の部屋にあう55型のモデルで選んでいますが、各モデルともより大型のものもラインナップされているので、あくまで参考という観点からみてもらえると幸いです。
東芝REGZA55V型M520X
価格:16万円前後
発売:2018年6月
日本初となる4Kチューナー内蔵型テレビ。BS/CS 4K内蔵型REGZAのスタンダードモデル。4K放送対応チューナー以外に、地デジ+BS+110度CSチューナーを3つ搭載しています。
映像をより高精度に再現する機能「ビューティーX」を4Kと地デジの双方に対応。本来の色に近づく再現性を確保しています。
また、気になる番組を2番組同時に表示するダブルウィンドウ機能も復刻搭載。現在は地デジまでの対応ですが、4K放送での対応を進めているとのことです。
Panasonicビエラ55FZ950
価格:25万円前後
発売:2018年6月
黒の表現能力を大幅に高めたビエラ4Kシリーズの有機ELパネルモデル。有機パネル用高画質エンジン「ヘキサクロドライブプラス」を搭載し、忠実に色を再現しています。
スポーツ観戦の臨場感を再現する「スポーツモード」や非4Kコンテンツの画質をアップさせる「4Kファインリマスターエンジン」など、独自の機能で、スポーツ中継などがより楽しめるモデルとなっています。
LGエレクトロニクス55UK7500PJA
価格:13万円前後
発売:2018年4月
国内メーカーよりも低価格ながら、豊富な機能と高い画質が好評。韓国・LGエレクトロニクスの4K液晶テレビ2018年最新モデル。
IPSパネルに敷き詰められたナノレベル微粒子により、精細に波長コントロールを行うことで、自然な色合いの再現するLG独自の「TruNaNoディスプレイ」を搭載。高性能画質エンジン「α7 Intelligent Processor」との組み合わせにより、理想的ともいえる画像を描き出しています。
また、従来からの前後左右だけでなく、上方向の音もリアルに再現するサウンドシステムを搭載し、音質にもこだわったモデルです。
まとめ
4K放送が正式に開始されておらず、同放送を受信するチューナーもまだ揃っていない現状で発売されている4Kテレビは、厳密にいうと「4K対応テレビ」ということになります。
ただ、そのままでも現行の地デジ(ハイビジョン)を視ることはできますし、従来の液晶テレビとは比較にならないほどの高画質で視聴できるようになっています。
これから始まる4K実用放送に対して特に期待していない、今の地デジがよりきれいに視れるならそれでいい、という方でしたら、今すぐに購入しても問題ないかと思います。
もし、本格的に4Kを楽しみたいとなった場合は、今回ご紹介した内容を参照していただき、最適な買い時を選んでいただければ、と思います。
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