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今よりも安くなる?格安SIMカードの基礎知識とおすすめプラン8選

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格安SIMカードについて、「名前は知っているけど詳しくは分からない…」といった方も多いのではないでしょうか?

格安SIMカードの存在は知っていても、その中身がよく分からないままでは中々一歩踏み出しにくいと思います。そこで今回は、格安SIMカードを契約する前に知っておきたいことについてまとめました。

そもそも格安SIMカードとはなんなのか、キャリアよりも安い料金で通信サービスを提供できる仕組みはなんなのか、格安SIMカードに乗り換えるとどんなメリットやデメリットがあるのかついてご紹介しています。

また、契約前に知っておきたい格安SIMカードの選び方や格安SIMカードを提供している事業者の中でもおすすめの会社を8社紹介していきます。

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格安SIMカードについて知る

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そもそもSIMカードとは?

格安SIMカードとはどんなモノなのかについてご案内する前に、まずSIMカードについて簡単に説します。SIMカードとは、スマホやガラケーといった端末に挿入することで「誰がどの通信を使うのか」を識別するためのものです。

そのため電話番号や契約した内容は全てSIMカードという小型のICカードに登録されています。

端末に合わせてサイズは今のところ3種類展開されていて、主にガラケーで使われることが多い「標準SIMカード」、スマホやタブレットで使われることが多い「MicroSIMカード」と「nanoSIMカード」があります。

これまでSIMカードはキャリアで発行されるものでしたが、MVNO(仮想移動体通信事業者)がキャリアのインフラを間借りすることによって、格安で通信を提供できるようになりました。そのSIMカードのことを特に、格安SIMカードと呼びます。

それでは、MVNOとは何なのか、そしてなぜこんなに安いのかについても見ていきましょう。

MVNOとは

MVNOとは、仮想移動体通信事業者と呼ばれる格安SIMカードを提供する事業者のことです。

キャリアのインフラが一部開放されたことによってあらゆる通信事業者がモバイル事業に参入できるようになりました。

これまで何らかの通信サービスを提供していた会社がモバイル事業に乗り出すことが主流でしたが、今では大型ショッピングモールとして知られる「イオン」やCD・DVDのレンタルで有名な「TSUTAYA」といった他業種の会社もMVNOとして旗を挙げています。

なぜこんなに安い?

では何故MVNOは格安でSIMカードを提供できるのでしょうか。上記では「キャリアのインフラを間借りしているから」と明記しました。この内容について見ていきましょう。

まずキャリアは、通信バンドを確保することにコストを支払い、通信エリアの拡大のための電波塔建設にコストを支払い、各電波塔や通信サービスの管理のためのコストを支払い、といったように通信を行えるようにするための土台を作っています。

そのためキャリアで契約をすると、かなり安定した通信を得られる代わりにどうしても料金が高くなってしまうのです。ですが、MVNOはこれを間借りしているためインフラの設置や管理に関わるコストが発生しません。

キャリアは通信インフラの一部を他事業者に開放したため、MVNOはキャリアより安定度は多少劣るものの速度や通信エリアに関しては変わらない品質のSIMカードを格安で提供できるようになりました。

格安SIMのメリット3つ

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それでは格安SIMを利用するメリットをご紹介していきます。メリットは何と言っても月々の通信費を抑えることが可能になるという点ですが、他にも多数存在します。その中でも特に大きなメリットについて見ていきましょう。

①自分に合ったプランが組める

キャリアの料金プランとMVNOの料金プランを比較すると、用意されている料金プランの豊富さに驚かされます。

かなりデータ容量がかなり少ないものからかなり大きなものまで用意されていて、あらゆるユーザーのニーズに応えることが出来ます。

キャリアでは基本的に「カケホーダイ」等のプランが基本料金とされていますが、MVNOではその点に関してもご自分に合ったプランを選ぶことが出来ます。

②「2年」しばりがない!

また「携帯電話の契約=2年しばり」といったような最低利用期間が存在しないMVNOや料金プランもあります。キャリアでも最低利用期間が無いものを選ぶことが出来ますが、基本料金が跳ね上がります。

ですが格安SIMは2年しばりが無いことが多いため、使っていて合わないと思った時に気軽に他社へ乗り換えることが出来ます。

③とにかく安い!

そして最大のメリットや、やはりとにかく安いといったメリットです。

キャリアでスマホを一台契約すると、月々の料金は7,000円〜10,000円前後といったところが相場ですが、格安SIMの場合は5,000円を下回るケースが多いです。

さらに2年しばりが無いことがあるため、2年単位でスマホの通信にかける金額の差を考えると、かなり大きな差となってきます。プランによっては、差額で格安スマホが一台買えるくらいの差額が生じます。

6つのデメリットも考慮して

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格安SIMは、ひとつひとつのメリットは大きいですが細々としたデメリットも存在します。これからご紹介するデメリットは格安SIMを利用する際の注意事項としてお読みいただけるとより分かりやすいかと思います。

①支払いはクレジットカードのみ

格安SIMの支払いの多くは、クレジットカード支払いのみとされていることが多いです。

キャリアの場合は実店舗が多数設置されているため現金で料金を支払いにいくことが出来ます。しかし、格安SIMの場合はネット上で契約が完結してしまうことが多いため、ネット上で登録できるクレジットカードを指定されることが多いです。

②キャリアのサービスが使えない

また、キャリアの通信インフラは間借りしていますがキャリアが用意しているサービスまでは利用できないといったデメリットもあります。

例えばキャリアが独自で展開している「端末購入サポート」等のスマホ本体代金分を割引してくれるサービス等です。

本体代金が高いハイスペックなスマホをMVNOで購入すると、その分は割引されません。そのためミドルスペックスマホを使うか、予めご自分でSIMフリー端末を用意しておく必要があります。

また、キャリアが発行しているメールアドレスは使えません「@〜」が変わってしまうため、新たにメールアドレスを取得する必要があります。ショッピングサイトや各種サービスの登録メールアドレスをキャリアメールにしていた場合、そちらの登録も変更後のメールアドレスに訂正していく必要があります。

③テザリングが使えない場合も

そして、テザリング機能が使えないということもあります。テザリングとは、キャリアのSIMカードが挿入されたスマホを介して他のデバイスをインターネットに繋げる、モバイルルーターの役割を果たす機能のことを言います。

出先でパソコンやタブレットを少しだけテザリングで接続して作業をすることがある方や、出先でゲーム機をインターネットに繋げていた方にとっては大きなデメリットとなってきます。

④通信速度が遅くなりやすい

MVNOが提供できる回線は、やはりキャリアに比べると細いというデメリットもあります。

特に多くの人が通信を行う朝の通勤時間や、おおよそ18:00以降の夜の時間帯は通信が集中してしまうため、回線が混雑してしまい通信速度が遅くなってしまいます。

⑤自分で初期設定

キャリアでスマホを購入しSIMカードを契約した場合、それ専用として作られているためSIMカードを挿入すれば自動的に通信を行ってくれます。ですが格安SIMの場合、この自動的に設定されている部分をご自分で設定する必要があります。

また、ショップで契約した時は大抵の場合キャリアスタッフがSIMカードの挿入や初期設定を行い、手渡されたと同時に使い出すことが出来ますが、格安SIMの場合はそうした面での「便利さ」には欠けます。

⑥故障したときのサポートは不十分

最後にご紹介するデメリットは、故障時のサポート面です。利用しているSIMカードやスマホの調子が悪い時、実店舗を構えているキャリアであれば気軽に相談をして修理に出すことが出来ます。

ですが、格安SIMの場合は格安を実現するために、この辺の人件費等を削っているため故障時のサポートに関してはキャリアよりは薄い内容となっています。

格安SIMを選ぶポイント8つ

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では、格安SIMの選び方を見ていきましょう。一体何を基準に事業者を選んだら良いのか、どういったプランが用意されているのか、あらゆる角度から格安SIMの選び方をご案内します。

①音声通話付きプラン

音声通話付きプランでは他社から乗り換える際のMNPを行えるケースが多いです。

そのためこれまでの電話番号をそのまま利用することが出来ます。また、新規で取得する際も先頭の3桁が「090」や「080」といった番号が付きます。

MVNOの場合はカケホーダイというプランが少ないですが、中には5分以内の通話であれば何度でもカケホーダイというプランを提供しているMVNOも存在します。通話料金は、基本的に30秒あたり20円となっています。

②データ通信専用プラン

データ通信専用プランでは、ライトユーザー向けのデータ容量が少ないものからかなり大容量のものまで幅広く選ぶことが出来ます。

さらに、キャリアに比べてデータ通信料金は文字通り格安で提供されています。タブレットやモバイルルーター向けのSIMカードとして契約されたい方におすすめです。

③音声通話の対応

音声通話に関しては、MVNO各社様々なサービスを展開しています。MNPによる転入や転出が可能なことはもちろん、オリジナルアプリを通して通話を行うことで通話料が半額になるサービスを行っているMVNOもあります。

④端末にSIMカードは対応してる?

SIMフリー端末であればどのSIMカードでも動作可能が前提ですが、端末が対応している通信帯域とMVNOが提供するSIMカードが噛み合わないと通信を行うことが出来ません。MVNOでは必ず動作確認済みの端末を紹介しているため、確認してから契約や購入をしましょう。

また、以前にキャリアで購入した端末にはSIMロックというキャリア以外のSIMカードは受け付けない設定をされています。

このSIMロックはおおよそ3,000円前後で解除することが出来ますが、例えばauで購入してSIM解除したスマホはドコモ系SIMを使っている格安SIMカードに対応していないことがあります。

⑤SIMカードの枚数は?

キャリアでは1契約につきSIMカード1枚ですが、格安SIMの場合は1契約につきSIMカードを何枚か持つことが出来る場合があります。これを活用すると、他のタブレット端末やご家族用のSIMカードを1契約で済ますことが出来ます。

MVNOによってこの枚数は異なるため、複数台で使用したい場合はこの枚数についても確認しておくと良いです。

⑥最低利用期間と解約金がある場合も

格安SIMは2年しばり等の最低利用期間が設けられていないことが多いですが、やはり数ヶ月単位であったり年単位での最低利用期間を設けているMVNOもあります。

最低利用期間内に解約をしてしまうとそれに伴った解約金が発生します。そのため、事前に解約金や最低利用期間について確認しておきましょう。

⑦最大通信速度と容量のバランスを考えて

最大通信速度は速くても通信容量が少ないタイプ、最大通信速度は遅いけど通信容量が多いタイプ。ここがご自分の利用スタイルに合っていないと、格安SIMへの不満が溜まってしまうでしょう。

最大通信速度はあくまで理論値です。そのため、現在使用している環境ではおおよそどれくらいの通信速度が出ているかを確認すると、ご自分の環境にあった格安SIMを選ぶことが出来ます。確認は、通信速度を測る無料アプリで行うことができます。

⑧評判も一つの判断基準

MVNOは今やかなりの数が存在するため、その全ての内容を見て確認するのは骨の折れる作業です。

そんな時に便利なのは気になっているMVNOや人気ランキング上位にランクインしているMVNOへの評判です。評判はGoogle等の検索サイトからや、Twitter等のSNSから確認できます。

おすすめの格安SIMプラン8つ

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では最後に、おすすめの格安SIMプランを8つご紹介します。どれもおすすめの格安SIMなので、これから格安SIMを導入する参考にしてみて下さい。

①UQ mobile

まずはモバイルルーターでもお馴染みのUQコミュニケーションズが提供しているUQ mobileです。

音声通話は「おしゃべりプラン/5分以内通話かけ放題」と「ぴったりプラン」の2種類があります。ぴったりプランに関しては無料通話容量を3種類から選ぶことが出来ます。

また、データ量に関しては当月に使い切れなかった分を翌月に繰り越すことが可能です。そのため無駄なくデータ量を使用できます。

②IIJmio

続いておすすめするIIJmioは、MVNOのサービスが始まってからいち早く格安SIMの提供を始めた会社です。

MMD研究所やICT総研等の第三者機関による満足度No.1をいくつも獲得していることから、良い評判がたくさん集まっていることがわかります。

プランも格安で提供していて、データ容量が3GBまでで音声通話が付いているプランを月額1,600円で利用することが出来ます。さらに現在行われているキャンペーンを適用することで容量が3GBから4GBとなり、月額料金が1,600円から1,300円となるためかなりお得です。

③mineo

テレビCM等でもお馴染みのmineoは、関西電力グループの(株)ケイ・オプティコムが提供する格安SIMです。音声通話は10分以内の通話であればかけ放題のプランが用意されています。

例えば10分かけ放題と3GBまでのデータ容量を選ぶことで月額2,450円になります。通話料金が発生するとここに上乗せとなります。

mineoのおすすめポイントは、動作確認済みの端末が400台と圧倒的に多い点です。キャリアもドコモ、au、ソフトバンクの3社に対応しているため格安SIMデビューがしやすいです。

④BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、音声通話付きの契約であっても選べるデータ容量が豊富です。

少ないものは「1GB:1,400円/月」から大きなものは「30GB:7,450円」のものまで幅広く用意されています。驚きなのは、30GBのプランでも10,000円以内の基本料金であるという点です。外出先でのデータ通信が多い方にはかなりおすすめの格安SIMです。

⑤U-mobile

U-NEXTという動画配信サイトの運営会社が手がけているU-mobileでは、選べる料金プランがかなり豊富な点がおすすめです。

通話はあまりしないけれどデータ量が多いという方や、通話がメインだけれどデータ量をあまり使わないという方など、あらゆるユーザーのニーズに対応しています。

通話の際、専用アプリであるU-CALLから発信することで通話料金が半額になるサービスも展開しているため、格安SIMの導入を迷っている方にもピッタリなプランが見つかるハズです。

⑥楽天モバイル

こちらもテレビCM等で有名な格安SIMです。楽天モバイルの大きな強みとして、「楽天ポイントが貯まる」という強みがあります。

ネットショッピングやクレジットカードサービスで楽天会員登録をしている方であれば、楽天モバイルの利用によって貯まったポイントをショッピングサイトの支払いに充てることも出来ます。

そのため、単に通信量という枠を超えて生活のあらゆるサービスがお得になるのは、楽天モバイルを利用する大きなメリットといえるでしょう。

⑦DMMモバイル

続いてDMMモバイルは、DMM.comが運営する格安SIMです。

こちらに関しても楽天モバイルと同様にDMMモバイルの利用によって貯まったポイントを動画や電子書籍の購入代金に充てることが出来ます。

既にDMM.comのサービスを利用している方であれば、毎月の「メディア」にかけるコストを抑えることが出来ます。

⑧LINEモバイル

最後におすすめするLINEモバイルは、SNSでお馴染みのLINE社が運営する格安SIMです。

コミュニケーションフリープランという料金プランでは、データ容量は決まっていても「LINE」「Twitter」「Facebook」「インスタグラム」の利用に関しての通信はデータ容量の範囲外とされています。

つまり、この4つのSNSを利用する時はデータ容量としてカウントされない仕組みです。データ容量3GBから用意されていて、一番安い料金で1,100円から用意されています。SNSの利用が多い方にとっては嬉しい料金プランです。

まとめ

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このように、格安SIMカードを導入する前には知っておきたいことがいくつかあります。

これらを知っておくことで、安心して格安SIMカードを導入できるでしょう。今回まとめた格安SIMの選び方やメリット・デメリットを参考に格安SIMの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

おすすめした8社は数あるMVNOの中でもおすすめのMVNOです。きっと、ご自分の利用スタイルに合った料金プランが見つかると思います。

これから格安SIMを導入される方は是非参考にしてみて下さい。

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