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修理は不要!パターン別パソコンの動作が遅い原因と9つの対処法

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パターン③メールの通知が遅い

メールアプリを利用した際に応答速度が遅いといった事象が発生する事があります。

メール送受信はパソコン上のクライアントアプリとサーバ側で稼働しているメール送信(SMTP)サーバとメール受信(POP3等)サーバの連携で実現していますので、それらの接続経路等に遅延等があると応答速度にも影響があるではないかと考えます。

ネットワーク上のデータ通信量

一般的にはメールサーバとの間にはネットワーク経路が介在しており、そのネットワーク上をさまざまなデータ通信が流れています。

そのデータ通信があまりに多くなってしまうと、一時的に通信しにくくなる事象が発生します。

そのようなタイミングでメール通知及び送受信を行おうとしても、従来のレスポンスでは応答が出来ない事となり利用者としては遅延を感じる事となります。

特に特定の時間帯にはそういった事象が発生しやすくなりますが、そのような場合にはネットワークの利用率がピークになる時間を避けてご利用いただく事で応答が遅くなるといった事は発生しにくくなるのではないかと考えます。

メールサーバのインフラ

メールサービスを提供している企業(サービサー)としても、サーバそのものやシステムを構成する機器等が原因となり、メール関連リクエストの処理に時間が掛かってしまう場合もあります。

通常はシステムを冗長化するといった障害や応答遅延が発生しにくい様に設計されている筈ですが、それでもソフトウェアの不具合等であれば遅延を防止出来ない事も想定されます。

そのようなサービサーでの問題に関しては、一般的に利用者向けへのアナウンスが行われて障害や遅延といった情報が周知されます。

こういった事は利用者側では避けられない問題となりますので、サービサーからの復旧連絡を待って利用を継続する事になります。

パターン④画像の表示や動画の再生が遅い

パソコンの処理負荷が高いものとして、画像及び動画関連の処理があげられます。

これらの作業はCPU及びメモリに高い負荷が掛かりますので、CPU等のシステム的にも他の処理を行える余裕があまりありません。

他の処理も並行させる場合にはある程度の応答遅延はやむを得ないと考えていただく必要があり、あまり負荷を掛けてしまうとパソコンが止まってしまう可能性もあります。

CPU処理速度

CPUの実装にもグラフィック機能向上版と言ったものがありますが、画像及び動画関連の処理にはCPUに高い負荷が掛かります。

その為、CPUそのものの性能が高くないと高負荷状態が長く続き他の処理が出来ない状況になる事があり、最悪の場合は処理が途中で止まってしまう可能性もあります。

ですので、画像・動画処理を行う目的でパソコンを購入する場合にはハイエンドのCPUを搭載しているパソコンを選択すべきです。

ミドルレンジ以下のCPUを搭載したパソコンにて画像及び動画関連の処理時に応答遅延が気になる場合には、暫定措置としてメモリを増加して様子を見ていただき、あまり状況に変化がない場合にはより高い性能のCPUを搭載したパソコンにて作業を行うといった対応も考えられます。

常駐プログラム数

メモリ上に展開され常駐しているプログラムが多い場合にも、画像及び動画関連の処理に利用するメモリ領域が減少する事になりますので、パソコン自体の応答遅延が起きる可能性があります。

こういった場合には常駐プログラムを終了させてメモリ上の利用可能領域を広げるか、メモリを増設する事で応答遅延への対処が可能です。

まとめ

パソコンをご利用される際に動作が遅いと感じられる場合の原因とその対処法をご説明致しました。

いくつかのパターン毎に分けておりますが、動作が遅くなる場合には原因が1つではない事も多くあります。

パソコンの動作が遅いと感じられて原因を調べる場合には、ご説明した内容以外の原因も考慮の上ご対応下さいます様お願い致します。

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