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機械音痴でもOK!Google翻訳の7つの翻訳方法と手順を丁寧に解説

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昔は、辞書を片手に海外旅行、が普通だったかもしれませんが今やスマートフォンに呼びかければちゃんと翻訳してくれる時代になってきました。

最近は、日本にいても外国人旅行客の方が増加して、普通に道を聞かれたりしますよね。2018年に、年間3,000万人、東京オリンピックが開催される2020年には4,000万人を超えるかもしれません。

日本にいても翻訳が必要な場面が増えているので、スマートフォンで使える翻訳機能を勉強しておけば明日から役に立つかもしれません。

数ある翻訳サービスの中でも、本記事では「Google翻訳」について解説していきます。これさえあれば、外国語も恐くありません。

Google翻訳の基本的な使い方

「Google翻訳」は、スマートフォンやパソコンでも利用可能です。ただ、いつでもどこでも使える利便性を考えるとスマートフォンで利用するのが最適です。ここではスマートフォンでどう利用するかを見て行きたいと思います。

「Google翻訳」は、スマートフォンのアプリとして使います。まずは、Google PlayまたはApple Storeからダウンロードしてインストールしましょう。

入力されたテキストを翻訳するだけではなく、これから説明するようにいろいろな入力方法に対応しているので、いろいろな場面であなたを助けてくれます。

昔はフレーズベースの機械翻訳だったようですが、今はニューラルネットワークを利用したニューラル機械翻訳(Google Neural Machine Translation=GNMT)になっており、翻訳精度も飛躍的に向上しています。

翻訳できる言語は100言語以上

テキスト入力に対応している言語は、100以上あります。さらに英語、スペイン語、フランス語などのメジャーな言語はスマートフォンのカメラを使ったリアルタイム翻訳やインターネットに接続していなくても利用できるオフライン翻訳にも対応しています。日々進化しているので、詳細は「Google翻訳のホームページで確認してください。

オフラインでも翻訳可能

「Google翻訳」のアプリをインストールした後に起動すると、「オフライン翻訳ファイルをダウンロードしますか」と聞かれます。オフライン翻訳ではインターネットに接続していなくても翻訳機能を利用できます。利用のためには、前もって利用したい言語の翻訳ファイルをダウンロードしておく必要があります。

翻訳ファイルは、現在50言語ほどに対応しています。ご自分が利用したい言語のファイルを指定して、ダウンロードします。言語によってファイルのサイズは異なりますが、30M~50Mほどありますので、メモリ容量を気にされる方はお気をつけ下さい。

日本語以外のファイルをダウンロードするには下記の手順で追加したい言語を選択します。

  • 「設定」
  • 「オフライン翻訳」
  • 「+」(右上)
  • 追加したい言語を選択

すでに追加されている言語はリストに表示されています。

なおオフライン翻訳では、「テキスト入力」と「リアルタイム・カメラ翻訳」のみに対応しています。海外旅行で利用される方は、現地のインターネット状況がわからない時などは、必要な言語の翻訳ファイルをダウンロードしておけば、安心ですね。

翻訳言語の設定・変更

「Google翻訳」では、「翻訳元」、「翻訳先」の言語を設定することができます。つまりどの言語をどの言語に翻訳するのか、の組み合わせを自由に選ぶことができます。

「Google翻訳」アプリのホーム画面を開くと、右と左に2つの言語が表示されています。この言語をタップすると対応している言語のリストが出ますので、使いたい言語を選択してください。「原文の言語」と「訳文の言語」が選択できます。

「ドイツ語」を「韓国語」に翻訳したい場合は、「原文の言語」=「ドイツ語」、「訳文の言語」=「韓国語」に指定します。なお、「原文の言語」と「訳文の言語」を入れ替えたい場合は、真ん中の矢印を押すことで実行できます。

Chromeでは自動翻訳

「Google翻訳」の発展形として、Googleが提供するブラウザ「Chrome」では、自動翻訳機能を利用することが出来ます。

ネットサーフィンしている途中で、よくわからない言語のページに遭遇。でも写真を見ると興味ありそうなのに・・・ということもありますよね。そんな時に、ブラウザとしてChromeを使っていると、表示したページをリアルタイムで翻訳してくれる機能があります。

文字を打つだけじゃない!文字から読み取る翻訳方法5つ

翻訳と聞くと、スマートフォンのキーボードで入力、という発想はもう古いです。もっと便利な方法があるのでご紹介しましょう。なお、翻訳できる言語の組み合わせは、事前にGoogle翻訳のホームページで確認してください。

リアルタイム・カメラ翻訳

「Google翻訳」アプリのホーム画面>カメラマーク(>目のアイコン)

カメラが起動した後、目のアイコンが緑色になっていれば、「リアルタイム・カメラ翻訳」が利用でる状態です。黒で、斜線がかかっている場合は、目のアイコンをタップして、緑色に変更します。

「ここにテキストを合わせます」と書かれた画面中央部分に翻訳したい文字を合わせると、設定されている「訳文の言語」で表示されます。

テキストがうまく入っていなかったり、手ブレなどがある場合は、翻訳がきちんと出来ない場合もありますが、認識さえうまく出来れば、精度は高いようです。

旅行中の街中で見かけた看板、お店のおすすめメニューなど大きめの文字なら認識もさせやすいので簡単に翻訳してくれそうです。

カメラモードより写真から読み取って翻訳

「Google翻訳」アプリのホーム画面>カメラマーク>目のアイコン

「リアルタイム・カメラ翻訳」ではカメラを向けたテキストの翻訳が表示されますが、このモードでは写真を撮った後、文字を読み込んで翻訳します。手順が多くなるので、時間は多少かかりますが、このモードの方が精度は高くなります。

目のアイコンをタップしてインスタント設定をオフにし、翻訳したテキストを写真撮影します。

すると、撮影した情報から単語を枠でくくった画面があらわれます。翻訳してほしい部分を指でなぞれば、上部に翻訳された文章が表示されます。青い矢印を押すことで全文を翻訳することも可能です。メガホンのマークをタップすれば、音声を流すことも可能です。

外国のレストランで、料理を注文しようと思って開いたメニューが現地の言語で意味不明。こんな時は、写真を撮って翻訳すると食べたいものが注文できます。小さめの文字でも「リアルタイム・カメラ翻訳」より、じっくり確認できます。

保存された写真から読み取って翻訳

「Google翻訳」アプリのホーム画面>カメラマーク>アルバムアイコン(左下)

すでにスマートフォンに保存されている写真があれば、その写真を指定して翻訳することも可能です。アルバムアイコンをタップすると、アプリが写真にアクセスすることを許可するか聞かれた場合は、許可に設定。あとは、撮影した場合と同じ手順で翻訳することが可能です。

過去に友達行った海外旅行。記念に撮った写真に入っていた看板、なんて書いてあるの。という場合には、気になったらすぐに翻訳。

文字を手書き入力して翻訳

「Google翻訳」アプリのホーム画面>手書きアイコン

通常は、キーボードから入力して翻訳するのがお手軽ですが、そもそも言語がわからずに入力できない、という場合には手書き入力で翻訳可能です。

「手書きアイコン」をタップすると入力エリアが表示されます。ここに、手書きで入力すると上段に認識された文字が表示されます。該当する文字がなかったり、入力途中でも、予測候補が表示されるのでそこから選ぶことができます。キーボード入力が苦手な方には、うれしい機能です。見たままを手書き入力すれば翻訳してくれます。

タップして翻訳

「Google翻訳」アプリのホーム画面>設定>タップして翻訳>オン

「タップして翻訳」とは、他のアプリを使用ている時に、翻訳したいテキストを「コピー」すれば、「Google翻訳」の翻訳機能が利用できる機能です。現在は、Androidのみに対応しています。iPhoneではまだ利用できません。

利用するには、あらかじめ「タップして翻訳」をオンにしておく必要があります。他のアプリ使用中に、テキストを「コピー」すると、右上に「Google翻訳」アプリが表示されるので、アイコンをタップして翻訳された内容を確認してください。

文字を打つだけじゃない!声から読み取る翻訳方法2つ

入力方法は、文字だけではありません。最近はスマートスピーカーも普及し始めたので、キーボードなんて不要で、「OK! Google」と呼べば、なんでも教えてくれる時代になっています。

音声入力で翻訳

「Google翻訳」アプリのホーム画面>マイクアイコン

マイクアイコンをタップして、スマートフォンのマイクに向かって話せば、必要な言語に翻訳してくれます。簡単ですね。街中で、いきなり質問されて意味が分からない場合は、このマイクに話してもらえればちゃんと日本語に翻訳してくれます。

会話モードで翻訳

「Google翻訳」アプリのホーム画面>マイクアイコン>マイクボタン(最下部)

2つの言語で会話したい場合は、単なる音声入力ではなく「会話モード」がおすすめです。音声を認識して自動で翻訳してくれます。交互に話をすれば、普通の会話に近い形でコミュニケーションできます。

マイクアイコンをタップした後、最下部の「マイクボタン」を押すとマイクの両側に2つの言語が表示され、「会話モード」になります。

例えば日本語と英語で話す場合について説明します。

画面が2つに分かれ、まず日本語で話すと内容が認識され上段に話した内容が日本語で表示されます。読み込みが完了次第、下段に翻訳された英語が表示され、続いて英語の音声も流れます。次に、相手が英語で話す場合は、この逆に上段に英語、下段に日本語が表示されるようになります。

単に質問に答える場合は、普通の「音声入力」でよいかもしれませんが、何度かやり取りをする場合は、「会話モード」にすれば連続して翻訳されより、スムーズなやり取りが可能になります。

まとめ

「Google翻訳」アプリはいろいろな入力方法に対応していて便利ですね。最後にもう1つさらに便利になる機能を書いておきます。

「Google翻訳」アプリには「フレーズ集」という機能があります。翻訳されたフレーズの横にある☆アイコンをタップすると、そのフレーズを保存しておくことが出来ます。保存したフレーズは、メニュー>フレーズブックから呼び出すことが出来るのでよく使うフレーズはここに保存しておけばいつでも簡単に呼び出すことができます。

知れば知るほど便利な「Google翻訳」、もう手放せませんね。
翻訳能力も日々進化しているので、今日の翻訳力に満足していない方も、明日は満足できるかもしれません。
これで、外国人の方とのコミュニケーションがとても楽しみになると思います。

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