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ネットワークエンジニアが取得したい資格一覧とメリット、難易度

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シスコ技術者認定は、世界最大手のネットワーク機器メーカーであるCiscoSystems社が認定する業界内での認知度も高い資格です。R&S、Security、SP、Wireless、Data Center、Collaborationの6つの認定分野と、エントリー、アソシエイト、プロフェッショナル、エキスパートのレベルに分かれています。

エントリーレベルのCCENTや、基礎レベルであるアソシエイトのCCNA、上位資格となるプロフェッショナルのCCNP、最上位資格のエキスパートのCCIEがあります。CCNAは、Cisco Certified Network Associate、CCNPは、Cisco Certified Network Professional、CCIEは、Cisco Certified Internetwork Expertの略です。

国際的な資格なため、上位資格を取得するほど、キャリアアップに役立ったり、自身のスキルの証明になります。CCNAは、ネットワークエンジニアとして基礎的な知識やスキルを有していることを示します。企業によっては、CCNAを持っているのが就職条件の場合もあります。先輩や上司から指示を受けながら作業ができるレベルですので、CCNAを取得したからといって、転職などに大きく役立つことはありません。

CCNAをはじめ、CCNP、CCIEなど、試験の合格率は非公開となっています。ネットワークエンジニアとして活躍していくためには、最低でもアソシエイトのCCNA以上の取得が望ましいです。CCNPはネットワークエンジニアとして1人で作業をすることができるレベルであることの証明です。

1番取得が望ましい最上位のエキスパートのCCIEは、シスコ技術者認定の最上位資格者として、国際的に一流のネットワークエンジニアとして、多くの企業から評価を得られる可能性があります。

4.基本情報技術者

基本情報技術者の資格は、ネットワークエンジニアだけでなく、ITエンジニアの基礎的な知識を身に付けていることを証明する資格で、国家資格です。ネットワークエンジニアとしてスキルや知識を有することを証明する資格ではありませんが、情報技術に関する基礎的な知識、技能は身に付けていることを証明します。キャリアアップなどに大きく役立つことは期待できません。あくまで基礎的な段階で取得を目指す資格の1つです。

5.LPIC

LPIC(Linux Professional Institute Certification)は、Linux技術者認定機関が実施する世界共通のLinux技術者認定のIT資格です。世界中で見ると150ヶ国以上で50万人以上が受験しているLinux技術者認定試験では世界一の試験です。LPIC-1〜LPIC-3までの3つのレベルに分かれています。

サーバ構築や運用、保守、Linuxのシステム管理や基本操作ができるレベルのLPIC-3。コンピュータシステムの運用や構築、ネットワークの構築や、キャパシティプランニング、トラブルシューティングなどができるレベルを証明するLPIC-2。LinuxやWindows、UnixなどのさまざまなOSが混在しても対応でき、システム設計や運用、構築、保守などこなせるレベルを証明するLPIC-1があります。

LPIC-1では、クラスタ管理、クラスタストレージ、ネットワークセキュリティ、アクセス制御、ホストセキュリティや暗号化、ドメイン統合、仮想化、ユーザとグループ管理、sambaの基礎や共有設定などの知識が問われます。合格率は非公開となっています。

しかし、難易度の目安としてLPICのホームページで公開されている勉強目安期間は、まったくの初心者の場合で、LPIC-3が、1〜3ヶ月程度の勉強で目指せます。LPIC-2は、3〜半年程度の勉強で取得が目指せます。

LPIC-1は、半年〜1年程度の勉強で取得が目指せます。LPICの資格を取得することで、国内に多くあるLinuxOSを利用している企業から高い評価を得られる可能性があり、転職やキャリアアップに有効です。国際的にも有名な資格なので、これから目指す方でも現役のエンジニアの方でも、資格を取得することで、スキルアップにもキャリアアップにも活かせます。

6.LinuC

LinuCは、クラウド時代に必要とされるLinux、仮想化技術のスキルを証明することのできる資格です。

全部で3段階に分かれており、およそ1年ほどの勉強期間でクラウドコンピューティングシステムの高度な設計、構築ができるようになっています。

ネットワークエンジニア、インフラエンジニアとしてこれから活躍していこうと考えている方には、「LinuC」の取得はとてもおすすめです。

7.CompTIA

CompTIAは、グローバルに評価されている認定資格で、ネットワーク、セキュリティ、クラウドといったこれからの時代に必要な技術の実践力、応用力を証明することのできるものです。

国内企業や教育機関に採用されている他、世界中に普及されており、CompTIAの認定試験に合格しておくと、IT技術者として日本以外の国でも働ける選択肢を持つことができます。

認定資格は分野によって様々なものが提供されておりますので、思い描くキャリアビジョンに合わせて、必要とされるであろう認定資格を取得していってください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回、「ネットワークエンジニアが取得したい資格一覧とメリット、難易度」について、紹介いたしました。資格を取得することで、キャリアが保証されるわけではありませんが、自身のスキルを客観的に示す物差しにもなります。興味がある資格がある方は、ぜひチャレンジしてみてください!

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