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専用メールを作る前にドメインを知ろう!作成方法と必要な準備3つ

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「ドメイン」の意味をご存知ですか。ドメインがあることで、ホームページを公開できたり、メールの送受信ができたりします。

ここでは、ドメインの意味や役割、種類やサブドメイン、組織専用メールの作成方法などについて紹介しています。

ドメインを理解すれば組織内での連絡がスムーズに行く他、信頼性が高くなります。

この記事では、独自ドメインの取得や専用メールの作成を手順を追ってご説明致しますのでぜひ参考にしてください。

ドメインとは

ドメインとは、どのようなことを指すのでしょうか。ここでは、ドメインの基本的内容やメールアドレスのドメイン、URLのドメインについて紹介しています。

ドメインとは

ドメインとは、インターネット上の住所のようなもので、コンピュータやネットワークを識別するための名前のことです。各URLやメールアドレスにはドメインがあり、ドメインがなければホームページの公開もメールの送受信もできません。現在、1,000種類以上のドメインがあります。

メールにおけるドメイン

メールアドレスにおけるドメインは「@」の後の部分のことです。「[email protected]」というメールアドレスだった場合は、「japan.com」の部分がドメイン名になります。

URLにおけるドメイン

URLにおけるドメインと、URLの「www.」の後の部分のことです。「http://www.japan.com/」というURLがあった場合は、「www.」の部分がホスト名、「japan.com」の部分がドメイン名になります。

トップレベルドメインの種類

トップレベルドメインとは、ピリオドで区切られた最も右側の部分のことで、個人や組織が用途によって使用する「gTLD」と国コードごとに定められた「ccTLD」の大きく2つに分けられます。ここでは、トップレベルドメインそれぞれの内容について見ていきましょう。

分野別トップレベルドメイン

トップレベルドメインの種類には、分野別トップレベルドメイン(gTLD)があります。gTLDは、generic TLDの略で、ユーザーがどこに住んでいても取得ができるドメインです。gTLDには、以下のようなものがあります。

  1. .com:企業や商用サービス用に使うドメイン
  2. .net:ネットワーク用に使うドメイン
  3. .org:非営利組織用に使うドメイン
  4. .biz:ビジネス用に使うドメイン
  5. .info:情報提供者用に使うドメイン

国コードトップレベルドメイン

国コードトップレベルドメイン(ccTLD)もあります。ccTLDとは、Country code top-level domainの略のことで、国や地域に割り当てられたトップレベルドメインです。

たとえば、以下のようなものがあります。

  1. 日本:.jp
  2. 中国:.cn
  3. シンガポール:.sg
  4. マレーシア:.my
  5. スイス:.ch
  6. デンマーク:.dk
  7. イギリス:.gb
  8. イタリア:.it
  9. オーストラリア:.au
  10. ブラジル:.br
  11. アメリカ:.us
  12. カナダ:.ca

属性型JPドメイン名

属性型JPドメイン名とは、トップレベルドメインの次の文字列に入るドメインのことです。個人で属性型JPドメイン名を取得することはできず、企業なども1つの組織につき1つまでしか取得できないようになっています。

以下は、主な属性型JPドメイン名の種類です。

  1. co.jp:株式会社や有限会社など国内で登記している企業が登録できる
  2. ne.jp:ネットワークサービスごとに登録できる
  3. ac.jp:大学や学校法人など学校教育法などの規定に定める学校が登録できる
  4. or.jp:医療法人や財団法人、社団法人など特定の法人組織が登録できる
  5. go.jp:政府機関、各省庁が管轄する研究所などが登録できる

次ページ:独自ドメインとサブドメイン

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