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Mac OS X上でWindowsを使用するための手段

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Windows10は、現在、Microsoftの公式サイトから、「Windows10のディスクイメージ(ISOファイル)のダウンロード」から入手できます。

Windows 10 ISO

このISOファイルを使ってWindows10をインストールするには、別途、Windows10のライセンスを所有している必要があります。(2016年7月29日までであれば、Windos7 sp1、Windows8.1のライセンス(プロダクトキー)をお持ちの方を含みます。WindowsPCにプレインストールされていたプロダクトキーは使用できません。)ただし、Windows10製品の継続利用に必要となるプロダクトキーは、後から入力することも可能です。

VirtualBoxのインストールとExtension Packの導入

VirtualBoxのインストールは.dmgファイルを開きインストーラを起動させてインストールします。VirtualBox本体のインストールが終了したら、続けて機能拡張パッケージをインストールします。

最初にVirtualBoxを起動させておいて、ダウンロードしたExtension Packのファイルをダブルクリックするだけです。
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Extension Packのインストール画面
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VirtualBoxに仮想マシン(VM)を新規作成

VirtualBoxを起動した状態で、「新規」作成を行います。作成方法には、「ガイド付きモード」と「エキスパートモード」があります。どちらも設定する内容は同じですので、「エキスパートモード」で説明します。最初の画面では、「名前」、「メモリーサイズ」、「ハードディスク」を設定します。
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「名前」の欄に 「Windows10」と入力すると、「バージョン」欄も自動的に変わります。次に「メモリーサイズ」を、例えば、4GB=4096MBとします。

また、「ハードディスク」は、最初に作成する場合は、真ん中の「仮想ハードディスクを作成する」を選択しましょう。「作成」ボタンを押します。新規作成の2画面目が表示されます。

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ここでは、「ファイルの場所」、「ファイルサイズ」、「ハードディスクのファイルタイプ」、「物理ハードディスクにあるストレージ」を指定します。最初の「ファイルの場所」ですが、最初に表示されている「Windows10」をそのまま使いましょう。

次の「ファイルサイズ」は、Windowsを利用するハードディスク容量と考えてください。現在、Mac側での空き容量、今後の利用状況を考えてサイズを設定しましょう。後で変更することも可能ですが、その場合は、ターミナルを使ったコマンド操作となります。ターミナルが不慣れな方は、ここで必要な容量を確保しておきましょう。

ありがたいことに、ここで確保するファイルサイズの容量は、Macのハードディスクから強制的に確保されるわけではありません。例えば、100GB確保したとしても、WIndowsが実際に使用している容量が40GBだとすると、Mac側では100GB消費されるわけではなく、ファイルサイズ40GBほどになるだけです。

残りの2項目は、最初の作成時は「VDI」と「可変サイズ」を選択しておきましょう。「作成」ボタンを押すと終了です。この段階では、VirtualBoxで仮想マシンの箱が作られただけで、中にはWindowsはまだ入っていません。

Windows10のインストール

次は、先にダウンロードしておいた「ISOファイル」を使って、Windows10をインストールします。VirtualBoxの起動画面から「Windows10」を選び、「起動」ボタンを押します。

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Windows10のディスクが要求されます。ここでは、下の選択メニューから、Windows10のISOファイルを指定し、「起動」ボタンを押します。
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この先は、WindowsPCにクリーン・インストールするのと同じ要領です。(説明は省略します。)Windows10のインストールが終わると、Windows10を起動することはできますが、Macのウインドウを大きくしてもWindows10は画面サイズは固定されたままです。

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Macのフルスクリーン、または任意のサイズのウインドウでWindows10を動作させるために、「Guest Additions」をWindows10からインストールする必要があります。

Gust Additionsのインストール

まずは、Windows10を起動させた状態で、VirtualBox VMのメニュー画面から[Devices]ー[Insert Guest Additions CD image…]をクリックしておいてください。

Windowsエクスプローラーを起動すると、左ペインの「PC」の中に、「CDドライブ(D:)VirtualBox Guest Additions」が見つかりますので、ドライブ内のアプリケーション「VBoxWindowsAdditions」を実行します。インストール完了後、システムからの要求に従いWindows10を再起動してください。

最後に、起動したWindows10のデスクトップで右クリックしてサブメニューを開き、「ディスプレイ設定」を実行すると、ウインドウの大きさに従った自由なサイズの画面でWindows10を実行することができるようになります。これで、VirtualBoxとWindows10の基本的な設定は完了です。

より使いやすくするための設定

これまでの設定だけでもゲストOSとしてWindows10を利用することは可能ですが、より使いやすくするために、以下の設定を行うことをおすすめします。

VirtualBox VMメニューの日本語化

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