MacでWMV形式のファイルを再生する方法

LINEで送る
Pocket

01
WMVとは、Windows Media Videoの略であり、Microsoft社の独自規格の映像圧縮符号化形式(映像コーデック)のことです。WMVは、画質を低下させず、動画圧縮標準であるMPEG-4の約半分とファイルの圧縮率も高く、DRMというデジタル著作権管理技術によるコピー制御にも対応しており、インターネットによる映像ストリーミングに適した形式とされています。

Windowsに標準で添付されているソフトの「Windows Media Player」を使うと再生することができます。ファイルの拡張子は「.wmv」が使われています。

この形式のファイルはMacでは、OS X標準搭載のアプリでは再生できません。Macでこの形式の動画ファイルをダブルクリックすると、次のようなメッセージが表示されます。

スポンサーリンク

Macの純正動画再生アプリ、QuickTime Player

現在の最新バージョンは、10.4です。QuickTime Playerでは、多くの形式の動画ファイルに対応し、直接再生できない一部の古い形式のファイルについては変換も実施してくれますが、.wmv形式には対応していません。
02

MacでWMV形式の映像ファイルを再生する方法

MacでWMV形式のファイル再生が可能なアプリを利用する

そのまま再生しようとする場合は、現状では、VLCプレーヤーの利用がお勧めです。VLCプレーヤーは、フリーでなおかつ、広告、ユーザー監視もしないと宣言しており、とても安全に利用できることで以前から評価の高いアプリです。

VLCプレーヤーのダウンロード及びインストール

VLCプレーヤーは、次の公式サイトからダウンロードが可能です。VideoLAN – オープンソースのビデオフレームワークであるVLCメディアプレイヤーの公式ホームページ

トップページ以外は英語のページですが、ダウンロードだけなら迷うことなく容易に実行できます。「ダウンロードVLC」ボタンをクリックし、画面が切り替わりましたら5秒間は、寄付のお願い画面が表示されますが、その後自動的にダウンロードが開始されます。アプリは、無料で利用できますが、Donate(PayPalでの寄付)は受け付けておりますので、常用される方は寄付してあげてください。

Mac OS Xのダウンロード直接リンクサイトは、こちらです(Mac OS X 10.6以降をサポート。それ以前のOS Xのバージョンも個別にサポートされており、ダウンロード可能となっています)

VideoLAN – Official Download of VLC media player for Mac OS X

インストールは、ダウンロードした.dmgファイルをダブルクリックで開き、「VLC(.app)」アイコンを「アプリケーション」フォルダへコピーするだけです。

VLCプレーヤーの起動画面
03

操作方法は、VLCプレイーヤーアプリを起動し、再生したい動画ファイルをドラッグ&&ドロップするだけです。一度再生すると、再生したファイルは「プレイリスト」に記録されます。別の動画ファイルを再生する場合は、このプレイリストへファイルをドロップ&&ドロップし再生ボタンを押します。
04

QuickTime Playerへコンポーネントを追加するアプリ

Flip4Macというアプリがあります。以前から著名なアプリですが、Yosemite以前はWindows Media Components for QuickTimeが無料で使えたのですが、現在では有料($9.99)となっています。ダウンロードのリンク先は、こちらです。

Play Windows Media on your Mac | Telestream Flip4Mac | Overview

Flip4Macが有償となってしまってからは、VLCプレイヤーと比較して特にお勧めする製品ではなくなりました。

WMV形式のファイルを変換してMacで再生する(編集する)

Macへインストールするアプリを極力減らしたい方、.wmvファイルを動画編集して使いたい方は、変換アプリを利用して.mpg、.mp4、.mov形式へ変換して使いましょう。

変換アプリは、AppStoreから多数入手可能です。AppStoreで「WMV」と検索しましょう。人気があり評価の高い無料アプリが複数見つかりますので、利用者の評価を参考にし、使い易そうなものを選びましょう。ほとんどのアプリが、.wmvファイルをドラッグ&ドロップするだけでファイル形式の変換が可能です。

05
人気が高く、評価も良い無料のアプリとしては、「Total Video Converter Lite」があります。

06

まずは、試してみて、変換による画質や音質の低下を防ぎたいのであれば評価の高い有償のソフトの購入を考えましょう。AppStore以外でのアプリ購入はなるべく避けましょう。特に商品説明で日本語表現がおかしいサイトには注意しましょう。不正ソフトが組み込まれている可能性が否定できません。

また、DVD作成アプリの「Burn」にも動画ファイルのコーデック変換機能があります。WMVファイルを変換して利用する場合は、変換方法による画質劣化が発生しないか等を比較し、圧縮率との兼ね合いで利用目的にあった適切なものを選択するようにしてください。まずは、AppStoreで無料のアプリでお試しいただき、圧縮率(画質劣化)等の調整が必要な場合は、有料のソフトの導入を検討するようにしましょう。

デジタル著作権管理技術(DRM)で保護されたコンテンツの再生について

デジタル著作権管理技術(DRM)には、コピーコントロールとアクセスコントロールの大きく2通りの技術があります。簡単に表現すると、前者は複製を作成することを制限する技術、後者は視聴を制限する技術といえます。

日本では、平成24年10月から著作権法が変わったことにより、違法配信・違法ダウンロードだけでなく、DRMで保護されたコピー防止機能を解除したり、別のデバイスに複製する行為は違法となりますが、アクセスコントロール技術を回避して再生することは違法ではないと解釈されています。

しかし、アクセスコントロールを回避して再生出来るプログラムを日本で配布することは違法となりますので、このようなプログラムを入手したい場合は、外国のサイトからダウンロードすることになります。ただ、外国のサイトからダウンロードされる場合は、例え日本語で紹介されているサイトであっても、提供している会社の概要、所在地等を確認し信頼できるものかどうかを確認するようにしましょう。

現在Appleでは、iTunes Storeで配布されている楽曲及びミュージックビデオについては、一部を除きDRMフリーで配布しております。iTunesでAppleIDでログオンしなくても再生は可能で、また、QuickTime Playerでの再生も可能となっています。

しかし、ダウンロードしたファイルを第三者に提供する際は、次のことに留意してください。iTunes Storeでダウンロードした映像や楽曲のファイルをバイナリーエディターで開いてみると、ダウンロードされた方のAppleIDがフルネームでわかるようになっています。第三者に好意で貸したものでも広く流布されてしまった場合、流出者の名前が特定されてしまいます。

スポンサーリンク

LINEで送る
Pocket

Facebookでのご購読が便利です