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まず最初にAppleの次のiCloudサポートサイトリンクから「Windows用iCloud」をダウンロードしインストールます。
iCloud – Windows 用 iCloud – Apple サポート
インストールが完了しましたら、iCloudを起動してください。Windows10での起動方法は、スタートメニューの[すべてのアプリ]、グループ「I」の[iCloud]から「iCloud」を実行します。
AppleIDを入力する認証画面が表示されますので、既所有のAppleIDを利用して認証を行います。
認証が完了すると、同期の設定画面が表示されますので、同期項目で「iCloud Drive」を選択します。MacとWindowsの間でのファイル共有が目的であれば、他の項目の同期は不要です。
iCloud Driveだけを同期しようとする場合は、次の例のように「iCloud Drive」以外のすべてのチェックを外して「適用」ボタンを押した後、「閉じる」ボタンを押します。
Windows10の「エクスプロラー」を開くと「iCloud Drive」のフォルダが生成されファイルが同期されているのがわかります。
※ Windows10の登場当初は、iCloud for Windowsは、Windows10には対応しておりませんでしたが、現在では問題なく動作することを確認しています。
※ iCloud Driveでは、Dropboxのように同期するフォルダを選択することができないので、iCloud Drive内のすべてのフォルダとファイルが同期されます。
Mac内の仮想ソフトで動くWindowsとファイルを共有する
Macに仮想化ソフトを導入し、OS XとWindowsを使い分けて利用する人が増えてきております。
ひとつのマシンにインストールされている両OS間でファイルを共有化し、どちらのOSからも参照し編集できるようにしたいというニーズがあります。クラウドストレージサービスを使って両OSで同期を図る方法もありますが、データファイルの同期が重複してドライブ装置での使用容量が倍になります。
NASを利用すれば重複保存は避けられますが、外出先で参照することができません。このような時には、ホスト側のMacのフォルダを共有フォルダに設定し、仮想化ソフト側に、この共有フォルダを認識させることにより、ゲスト側のWindowsでは、ネットワークドライブとして認識させることができ、Mac内の一つのフォルダを両OSから共有することができます。
この画面は、仮想化ソフトVirtualBoxで共有フォルダ指定を行ったところです。
MacとWindowsでファイルを共有する場合の注意事項
MacはWindowsに比べ、マルウェアの感染、不正侵入等のセキュリティの危険性は、ゼロとは言えませんが危険度は桁違いに少ないことは確かです。
しかしながら、同一ネットワークや同一Mac内でWindowsとファイルを共有する場合は、万全なセキュリティ対策が必要となります。
もちろん、Windows側のセキュリティ対策ソフトの導入は必要ですが、昨今脅威が増しているランサムウェア(身代金要求型マルウェア)への対策が重要となります。
ランサムウェアは、自分のドライブ装置内だけでなく、ネットワークで常時アクセス可能としている部分に対しても攻撃が行われ、場合によっては、みんなで共有しているファイルが暗号化されてしまう危険性があることを念頭にセキュリティ対策を実施しましょう。
必要な時以外、共有フォルダの接続は解除しておく
Mac側からは、ファイルの共有が必要になった時にだけ、共有フォルダをマウントして接続するようにします。また、Windows側からは、Windowsのログインユーザ名とは異なるIDで必要な時だけ接続するように心がけ、たとえランサム攻撃に遭遇したとしても、被害が少なくなるよう、共有ファイルの財産を守る措置を採っておいてください。
もちろん、バックアップはネットワークに常時接続されていない方法で確保することをお勧めします。
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