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Macユーザーなら覚えておきたい便利なショートカット

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「Mac」こと米Apple社のMacintoshコンピュータは「お母さんでも使える、専門家のためのものではなく、一般向けのコンピュータ」としてマウスを中心とした「GUI操作」を確立して作られたという歴史があり、ふだん操作するときはマウスやトラックパッドを中心に使っている方も少なくないでしょう。

しかし、マウスやトラックパッドでメニューを選択する、ボタンをクリックするという基本的な操作方法以外にも、キーボードショートカットと呼ばれる操作方法が存在しています。これはメニューの選択やボタンクリックの代わりに、キーボードで各種操作を実行するやり方となります。

ショートカット操作は、どのキーを押すと、どの操作が実行されるのかを最初に覚えなければならないというデメリットはありますが、それを一度覚えてしまえば、たとえばキーボードで文字入力をしながら、その場で手をほとんど動かさずに各種操作が実行可能になるなど、結果的には大きなメリットも存在します。

こちらでは、多くのアプリケーションで共通して使える便利なショートカットのご紹介と、各ショートカットキーの確認方法について説明します。

編集操作

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Macで使うショートカットキーの中には、「編集操作」で使うもの、「ウィンドウ操作」で使うもの、そして「アプリケーション操作」で使うものがあります。編集操作のショートカットは有名ですが、ウィンドウ操作やアプリケーション操作で使うものまでが存在しているというのは、あまり意識しておられなかった人も多いのではないでしょうか?

ここでは編集操作の基本、コピー・カット・ペースト・すべて選択・取り消す・やり直すのショートカットをご紹介します。

編集操作では、以下のようなショートカットキーを使います。

操作 ショートカット
コピー Command-C
カット Command-X
ペースト Command-V
すべて選択 Command-A
取り消す Command-Z
やり直す Command-Shift-Z

 

これらよく使う編集操作のショートカットはキーボードの左下、花びらのマークのような「Commandキー」の周辺に集まっているのでまとめて覚えましょう。この「Commandキー」は、ウィンドウズで言えば、Ctrl(コントロール)キーとなります。

コマンドキーを使って「コピー」されたものはその場に残っていますが、「カット」されたものはその場から消えます。さらにコピー・カットしたものを「ペースト」で別の場所へ貼り付けることができます。

また、「すべて選択」は対象領域の選択可能項目をすべて「選択状態」にします。マウスでドラッグしながら対象領域を選択せずともコマンドキーとAだけで選択することができるので、とても便利です。

さらにCommandとzを押すことで「取り消す」となり、直前の操作をなかったことにします。Command-Shift-Zの「やり直す」は「取り消す」でキャンセルした操作を再び実行します。

これらのショートカットは主にテキスト編集の場面でよく使われますが、それ以外の多くの場面でも有効です。たとえばFinderで広範囲にマウスをドラッグすることなくファイルを選択して「コピー」、他の場所へ「ペースト」したり、ファイルの名前の変更やそれらをゴミ箱へ捨てる操作を「取り消す」ことができます。

ウィンドウ操作

 

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次に「ウィンドウ操作」には次のようなものがあります。

操作 ショートカット
閉じる Command-W
しまう Command-M
アクティブウィンドウを隠す Command-H
全ウィンドウを閉じる Command-Option-W

 

Command-W 閉じる

「閉じる」は、CommandとWを押すだけで一瞬にして、ウィンドウを閉じます。基本的にはウィンドウを閉じるだけで、そのアプリケーション自体が終了するわけではありませんので、例えば会社で電話が鳴ったとか、来客があったなどの一時的にMacでの作業を中断する時に便利です。ただし、一部アプリケーションでは閉じる操作がそのままアプリケーションの終了になる場合もありますので注意が必要です。その場合でも終了になる場合には必ずアラートは出現します。

Command-M しまう

CommandとMを同時に押す「しまう」はウィンドウをDockへしまってくれます。例えば一時的にウィンドウを退避させたい場合に有効です。Dockのアイコンをクリックすると元に戻ります。あまり一般に浸透していない機能ですので慣れるまでが少し大変ですが、使い出すとやめられない機能になります。

Command-H アクティブウィンドウを隠す

また、CommandとHを同時に押すことで、アクティブウィンドウを隠してくれる機能があります。Macのウィンドウをいくつも同時に開いて作業している人も多いと思いますが、このキーだけで瞬時に閉じることができるので、電話や来客など、とっさの対応に便利です。また、このCommand+Hにオプションを加えると、そのアプリケーション以外のウィンドウを隠すことができます。

Command-Option-W 全ウィンドウを閉じる

CommandとOption、そしてWを同時に押すと、全ウィンドウを閉じることができます。ひとつひとつ閉じていくとかなり面倒ですが、瞬時にして閉じることができるのでかなり便利だと言えます。

アプリケーション操作

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