Macの動作が重い時の対策方法

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Macを使用していて動作が重くなったことはありませんか? アプリケーションを立ち上げすぎているとか、一部のアプリケーションが重い処理をしているといった理由から、Macの動作が重くなってしまいます。

本稿ではMacの動作が重くなった時の対策方法について説明します。

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動作が重くなった時の対策方法

ウェブブラウザで不要なタブを閉じる

近年のウェブブラウザではタブブラウジングを行うのが主流です。ブラウザ自体はひとつ(あるいは少数)のウィンドウしか開きませんが、その中でタブを切り替えながら複数のウェブページを閲覧します。

各タブでウェブページを保持し、時には動画や音声などを再生し、スクリプトが動作しています。ひとつひとつは問題にならなくとも、いくつものタブが積み重なることで多くのマシンリソースの消費します。

必要がなくなったタブはこまめに閉じる習慣をつけましょう。

不要なアプリケーションを終了する

アプリケーション自体も、当然マシンリソースを消費します。使い終わったアプリケーションはこまめに終了してください。OS Xはウィンドウをすべて閉じたとしても、アプリケーションが終了するとは限りません。

アプリケーションを終了するときは、メニューバーのアプリケーションメニューから「XXXを終了」(XXXはアプリケーション名)を選択するか、Command-Qのショートカットを用いてください。

アクティビティモニタで調べる

Macの動作が重くなった時の原因として考えられるのが、CPUパワーの消費とメモリの消費です。時にはアプリケーションに問題があり、CPUパワーやメモリを使い尽くしているかもしれません。

「アクティビティモニタ」を用いることで、現在どのアプリケーションがどれだけのマシンリソースを消費しているかを調べることができます。アクティビティモニタでマシンリソースの消費状態を調べるには、以下の手順にしたがってください。

  1. アクティビティモニタを起動します。アクティビティモニタは「アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」フォルダの中にあります。Spotlightで「アクティビティモニタ」と検索して起動することもできます。
  2. ツールバーのタブから「CPU」を選択すると、CPUの消費状態を調べることができます。
  3. 01-activity-monitor-cpu

  4. ツールバーのタブから「メモリ」を選択すると、メモリの消費状態を調べることができます。
  5. 02-activity-monitor-memory

アクティビティモニタの中で赤字で表示されているものがあった場合、そのアプリケーションはフリーズ、または暴走している可能性が高いでしょう。その場合は、赤字の項目を選択し、ツールバーから「×」ボタンをクリックしてアプリケーションを強制終了してください。

不要なログイン項目を削除する

常駐系のアプリケーションをインストールしたとき、ログイン時にそれらが自動的に起動するように「ログイン項目」という設定情報にアプリケーションが登録されることがよくあります。

以前は使っていたが現在はもう使っていないような常駐アプリケーションがログイン項目に登録されたままになっていませんか? 常駐アプリケーションはGUIを持たず、現在起動しているのかどうかが判断しづらいことがよくあります。使わないアプリケーションが自動的に起動し、マシンリソースを消費しているのは無駄なので、定期的にログイン項目のチェックを行うとよいでしょう。

ログイン項目からアプリケーションを登録解除するには、以下の手順にしたがってください。

  1. メニューバーのAppleメニューから「システム環境設定…」を選択します。
  2. 03-select-system-preferences-menu

  3. システム環境設定から「ユーザとグループ」をクリックします。
  4. 04-system-preferences

  5. ユーザとグループ環境設定から自分のユーザ名を選択し、「ログイン項目」タブを選択します。
  6. 不要なアプリケーションを選択し「-」ボタンをクリックします。
  7. 05-user-and-group

メモリ解放ツールの有用性について

メモリ解放ツールは古くから人気のあるジャンルのひとつで、動作を高速化するなどの謳い文句が付けられて紹介されていることがよくありますが、この手のツールの有用性には疑問の残る節があります。

システム全体のメモリの管理はOSが行うべきもので、実際OS Xは自動的にメモリを管理してくれています。OSは必要な時に必要なだけ使用可能な領域からメモリを自動的に確保します。メモリ解放ツールはそれを手動で、あるいは画一的な基準による判断で前もって行っているだけの場合がほとんどです。メモリ解放ツールはOSが行うべきメモリの管理を強引な手段で行っているにすぎず、かえってパフォーマンスが落ちる可能性すらあります。

たとえば、メールアプリケーションを終了させたとします。OSは、すぐにはメールアプリケーションが使用していたメモリすべてを解放せずキャッシュしておきます。キャッシュがクリアされる前に再度メールアプリケーションを立ち上げた場合、キャッシュから読み込むことによって通常よりも素早く起動することができます。キャッシュは必要であれば自動的にクリアされるので、その領域がずっと確保されたままで無駄になるということはありません。メモリ解放ツールを使うことによって不必要にキャッシュがクリアされてしまい、本来ならばできたいた素早い起動が阻害されてしまうのです。

OSが自動的にメモリを確保する際、作業中にパフォーマンスが多少落ちることはあるでしょう。あえてメモリ管理ツールを使う余地があるとするならば、これから重量級のアプリケーションを起動して重い作業を行う直前にあらかじめ空きメモリを作っておくくらいのものでしょう。「空きメモリがXXX以下の場合に解放」などといった画一的な判断による自動解放の有用性には疑問が残ります。

まとめ

いかがでしたか? 本稿ではMacの動作が重くなった時の対処法について説明しました。

本稿の手法を参考にしてもなお動作が重いと感じるようであれば、作業が要求するマシンスペックをMacが満たしていない可能性が高いでしょう。可能であればHDDからSSDへの換装、メモリの増設などのハードウェアの改善、あるいはMac自体の買い替えを検討すべきであると言えます。

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