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日本人がコンピュータを扱う上で避けて通れないのが、日本語入力と英語入力の切り替えです。
日本語は様々な文字種が入り混じって記述される特殊な言語です。ひらがな、カタカナ、漢字、英数字とざっくり分けて4種類の文字種が存在し、これらを適切に使い分けながら文章を入力する必要があります。
本稿では一度基本に立ち返り、日本語入力と英語入力を切り替える方法について説明します。
効率よく文章を入力していく上で実用的なテクニックについても併せて紹介します。
Apple標準のJISキーボードの場合
Apple標準のJISキーボードを使用しているならば、スペースキーの両脇に「かな」キー、「英数」キーが配置されています。
これらのキーを押下することでそれぞれ日本語入力、英語入力に切り替えることができます。
Windowsマシンで使われるような、一般的な日本語キーボードにある「全角/半角」キーと役割はほぼ同じですが、機能がふたつのキーに分割されています。
「全角/半角」キーはひとつのキーを押すごとに日本語入力と英語入力がトグルで切り替わるのに対し、Apple JISキーボードの「かな」「英数」キーはそれぞれに日本語入力への切り替え、英語入力への切り替えが割り当てられています。
ふたつのキーに機能が分割されているメリットは、現在の入力モードを気にする必要がなくなることです。
「全角/半角」キーの場合、現在の入力モードが日本語入力か英語入力かをまず確認し、入力したい文字種と異なっている場合は「全角/半角」キーを押して入力状態を切り替えます。
「かな」「英数」キーの場合は、日本語を入力したいときは「かな」キーを、英語を入力したい時は「英数」キーを最初に押せば良いので、現在の入力モードを気にする必要がありません。
また、入力したいモードとは異なるモードで入力をし始めてしまったとしても問題ありません。
たとえば、「日本語」と入力しようとして、誤って英語入力モードで「nihongo」と入力してしまったとします。
このとき「かな」キーをすばやく2度叩くことで、あたかも初めから日本語入力モードだったかのように、「日本語」と変換されます。
同様に「mac」と入力しようとして、誤って日本語入力モードで「まc」となった場合も、「英数」キー2度押しで「mac」となります。
「かな」キー、「英数」キーの2度押しは文字入力の効率が高まるので、ぜひ覚えておいてください。
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