Macで年賀状を作成する方法

LINEで送る
Pocket

Macを利用していて、毎年年末が近づいてくると悩むこととして、年賀状は何で作ろうかなと考える人は多いのではないでしょうか。Windowsでは、有償の製品も含めて数多くのアプリがありますが、Macで利用できるものは限られます。

そこで今回は、Macで利用できるサービスでお金をかけずに年賀状を作成する方法を紹介していきます。

スポンサーリンク

Macに対応した有償の年賀状アプリ、サービスは少ない

宛名書きから通信面のデザインまで可能な統合型年賀状アプリでMac上で動作するものは、これまで「宛名職人」しかありませんでしたが、平成28年10月14日「筆ぐるめ2017 for Mac」が発売されました。
「筆ぐるめ2017 for Mac」のサイト
最近では、有償のWebサービスでMacのSafariでも利用可能な「Web筆まめ」というものも登場しています。
「Web筆まめ」のサイト

年賀状の通信面のデザインには、多くの方が写真やイラストを使います。文字も筆書きのような画像化された文字を使われていることでしょう。もちろんご自身で、AdobeのIllustratorやPhotoshopを使って作成できる方もいらっしゃいます。

プロ御用達のアプリがなくても、ネットでは著作権フリーで無料の干支や新年のご挨拶用の画像やイラストも数多く入手可能になっています。お気に入りの画像素材をダウンロードし、WordやPagesといった文書作成ソフトに画像を貼り付け、新年のご挨拶を書き加えるだけで通信面の作成は可能です。文書作成ソフトをご利用の方であればどなたでも簡単にできることと思います。

一番の問題は、年賀状表面の宛名書きです。宛名書きぐらい自筆にした方が心がこもると考える方もいます。しかし大量に年賀状を出す方はとても自筆する時間がないという方もいます。そのような方向けに、フリーで宛名書きできるソフトも紹介しましょう。

無償で利用可能な年賀状アプリ

Macで現在利用可能な無償のアプリまたはWebサービスには次のものがあります。

郵便局が提供する「はがきデザインキット」

平成28年11月現在でのバージョンは、「はがきデザインキット2017」です。平成28年11月1日に翌年向けバージョンとして供給が開始されています。毎年この時期にバージョンが新しくなるようです。このアプリをMacにインストールして利用するには、Adobe Air、または、Adobe Flash Playerをインストールしておく必要があります。

002_Yubin_Kit01

はがきデザインキットのインストール

郵便局の次のサイトからダウンロードしてインストールします。
郵便局の「はがきデザインキット」のサイト

インストールが完了するとアプリケーションフォルダにアイコンが登録されますので、さっそく起動してみましょう。

003_DesignKit02

初回起動には少々時間がかかります。

004_DesignKit03

通信面のデザイン画像については、あらかじめインストールされているもの以外にも、検索機能を使ってネットから探すことができ、お気に入りに登録してから利用します。

宛名データに関しては、CSVファイルをインポートして利用することができます。(Macの「連絡先」アプリから住所録データを作成する方法は、後で紹介します。)

006_AtenaImportData

宛名書きのフォントは、2種類から一つを選ぶことになります。宛先の住所、送付先氏名の印刷位置は調整が可能です。

007_AtenaSet01

宛名書きのレイアウトの確認機能を使うことで、送付先の一人一人に対して住所、氏名等の印刷位置を微調整することが可能で、調整結果は保存されます。

008_AtenaSet02

ブラザーが提供する「Web年賀状キット2017」

次は、プリンターメーカーのブラザー社が提供しているWebサービス「Web年賀状キット2017」です。
ブラザー社のWebサービス・サイト

009_BrotherWebKit01

Macでの推奨利用環境は、Safari6.1以上です。追加でインストールしなければならないソフトは、何も必要ありません。

010_BrotherKit02

裏面の通信面については、数多くのテンプレートが提供されており、デザイン選択も簡単に操作できます。

011_BrotherKit02

選択したデザインテンプレートに、差出人の住所、氏名、挨拶文の追加も容易に操作できます。

012_BrotherKit03

作成した裏面のデータは、ダウンロードフォルダ、GoogleDrive、Dropboxへ保存しておき、後で開いて利用することもできます。

次に宛名データですが、CSVデータを用意し読み込むことで宛名情報がセットされます。

013_BrotherKit04

このWebアプリでは住所録の編集機能はありませんが、文字位置、フォント、文字サイズ等を指定することができます。

014 _BrotherKit05

印刷する場合は、「印刷」ボタンを押すと印刷用データをPDF形式でダウンロードされます。ダウンロードしたPDFファイルをAdobe Acrobat Reader DC等を使って印刷します。

フリーソフト「プリント マジック」

「プリント マジック」は次のサイトから無償でダウンロードできます。
プリント・マジックのサイト

ご利用にあたっては、あらかじめAdobeAirをインストールしておくことが必要です。
手軽な年賀状作成ソフトですが、通信面用のデザイン画像テンプレートは、残念ながら2011年以降更新はされていません。ただし、宛名書き機能については、住所録のCSVデータからインポートする機能があり容易に作成することができます。このアプリのメリットは、宛名書きにMacにインストールされている任意の文字フォントが使えることです。

015_PrintMagic01

読込むCSVデータのどの項目を利用するかを設定します。

016_PrintMagic02

住所のデータで、都道府県名、市区町村名等を別項目で読み込んでも、個々の宛名ごとに住所として編集し結合することができます。

017_PrintMagic03

編集後

018_PrintMagic04

宛名データの作成方法

多くのMac利用者は、「連絡先」アプリでご友人、取引先等の方々を管理されていることでしょう。「連絡先」アプリのデータを年賀状の宛名印刷に利用しない手はないです。ただし、「連絡先」アプリからは、vCard形式のデータ出力機能はありますが、CSVデータへの出力機能はありません。

年賀状の宛名印刷を行うには、宛名データを作成またはインポートして使う必要があり、多くはCSV形式の住所録データをインポートする機能を有しています。ここでは、「連絡先」アプリから住所録データのインポート用のCSVデータを生成する方法を紹介します。

Mac「連絡先」からCSVファイルを作成する手順

今回紹介する方法は、フリーのメールクライアントアプリの「Thunderbird」のアドレス帳を介してCSVデータファイルを作成する方法です。

Mac版「Thunderbird」のアドレス帳では、「連絡先」のデータを参照することができます。アドレス帳でCSVファイルに出力したい人を選択し、「Thunderbird」アドレス帳のメニューから[ツール]ー[書き出す]と操作すると、CSVファイルへ出力することができます。

019_ThunderbirdAddress

出力されたCSVファイルの項目は37項目あり、全てが宛名印刷に必要ではありません。宛名印刷ソフトへインポートする作業を容易にするため、不要な項目を削除しておくことようにします。

不要な項目を削除するには、Microsoft Excel、Numbers、LibreOfficeのCalcを利用してCSVファイルを読み込み、不要な項目列を削除して、再びCSVファイルとして出力します。

ここで、整形したCSVファイルを使うと宛名印刷ソフトに簡単にインポートすることができます。メールクライアントソフトの「Thunderbird」ですが、メールの受発信用以外にも連絡先の住所データ作成に活用することができるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか、有償の製品版アプリ、Webサービスはもちろん多機能ですが、フリーのアプリやサービスを駆使して、多少の手間と工夫を惜しまなければ、有償版と同等レベルの年賀状を作成することもできます。そして一番のポイントは、Macで管理している「連絡先」のデータを有効活用することと思います。

今回紹介した、無償のアプリやサービスをお試しいただき、ご自身のスタイルにあった手法を見つけ出し年賀状を作成されてみてはいかがでしょうか。

スポンサーリンク

LINEで送る
Pocket

Facebookでのご購読が便利です