Macが起動しない時にまず行うべき対処方法

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Macの安定性は年々向上していますが、ときには正常に動作しなくなった、あるいは起動できなくなったというような状況に陥ってしまうことがあるかもしれません。

そのような時に行うべき対処法として挙げられるのが、

– セーフモードでの起動
– NVRAMのリセット
– SMCのリセット

の3つです。これらを行うことで、問題を解消できたり、あるいは解消できないまでもどこが悪いのかの切り分けができる可能性があります。

本稿ではNVRAMのリセットとSMCのリセット方法について説明します。セーフモードでの起動については別記事で説明しているので、そちらも併せてご覧ください。

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NVRAMのリセット

NVRAM(Non-Volatile Random-Access Memory、不揮発性メモリ)とは、メインメモリや内臓ストレージとは別に、Macに内臓されている小容量のメモリで、ハードウェアに関する各種設定情報が保存されています。

NVRAMには以下のような情報が保存されています。

– スピーカの音量
– 画面の解像度
– 起動ディスクの選択状態
– カーネルパニックに関する情報

NVRAMのリセットとは、これらに関する情報を出荷状態へリセットすることです。Macが起動しない時に考えられる原因のひとつに起動ディスクに関する問題があるので、NVRAMの情報をリセットすることで不具合を解消できる可能性があります。

NVRAMをリセットするには、

  1. Macをシャットダウンします。
  2. Macの電源を入れます。
  3. 起動音が鳴ったらすぐにキーボードのCommand-Option-P-Rキーを押しっぱなしにします。
  4. 押しっぱなしにしている間にMacが自動的に再起動を行います。
  5. 2度目の起動音がなったらキーを離します。

NVRAMをリセットすることによって、上述の情報が出荷状態に戻ります。問題が解決した後に設定しなおす必要があることに注意してください。

古い型のMacの場合、NVRAMではなくPRAMが内臓されています。役割はNVRAMと同じで、リセット方法も同じです。

SMCのリセット

Macの電源関連の設定はSMC(System Management Controller、システム管理コントローラ)によって管理、制御されています。Macが起動しない原因のひとつには電源関連の問題が考えられるので、このSMCをリセットすることで不具合を解消できる可能性があります。

SMCのリセットは、セーフモードでの起動や前項のNVRAMのリセットなど、他のトラブルシューティングを試した後で行ってください。他のトラブルシューティングで問題が解消しなかった場合にのみSMCリセットを試みてください。

バッテリーが取り外せないノートブック型Macの場合

1. Macをシャットダウンします。
2. Macを電源に接続します。
3. キーボードの左側のShift-Control-Optionキーと電源ボタンを同時に押し、同時に離します。
4. Macを通常起動させます。

バッテリーが取り外せるノートブック型Macの場合

1. Macをシャットダウンします。
2. Macから電源ケーブルを外します。
3. Macからバッテリーを外します。
4. 電源ボタンを5秒間押し続けます。
5. バッテリーと電源ケーブルを接続します。
6. Macを通常起動させます。

デスクトップ型Macの場合

1. Macをシャットダウンします。
2. Macから電源コードを外します。
3. 15秒間放置します。
4. 電源コードを接続します。
5. 5秒間放置します。
6. Macを通常起動させます。

まとめ

いかがでしたか? 本稿ではMacが起動しない場合に行う対処方法として、NVRAMのリセット、およびSMCのリセットを紹介しました。別記事としてセーフモードでの起動方法についても解説しているので、そちらとあわせてご覧ください。

セーフモードでの起動やNVRAMのリセット、SMCのリセットを行っても問題が解消されない場合は、Appleのサポートに問い合わせてみてください。

Macが正常に動作しなくなった、あるいは正常に起動できなくなった場合は、本稿の手順をお試しください。

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