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Macで外付けHDDをフォーマットする方法

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近年、ノートブック型のMacBookシリーズをはじめ、パソコンの内部ストレージにデフォルトでSSDが使われていることがよくあります。

SSDはHDDに比べてアクセス速度が速いというメリットを持つ反面、価格容量比が悪いというデメリットがあります。2015年のMacBook系エントリーモデルでは128GBや256GBという容量になっています。

一方、写真や動画の高解像度化など、パソコンで扱うデータは年々増加してきており、内蔵SSDだけでは容量が足りないという方も少なくないのではないでしょうか。

そこで一般的に用いらているのが外付けのHDDなどです。ふだんはあまり使わない大容量データは外付けHDDに保管しておき、内部ストレージの容量を確保するという方法が多く採られます。また、システム全体のバックアップを自動的に行う「Time Machine」機能がOS Xには標準搭載されており、そのバックアップ先には外付けHDDを用いるのが一般的です。

Macで外付けHDDを用いるには、事前にOS X用にフォーマットという操作を行う必要があります。一部「Mac対応」を謳う製品ではあらかじめOS X用にフォーマットされており、買ってきてそのまま使うことができるものもありますが、そうでない場合はOS X用にフォーマットする必要があります。本稿ではMacで外付けHDDをフォーマットする方法を紹介します。

ディスクユーティリティを用いてフォーマットを行う

OS Xには標準で「ディスクユーティリティ」というアプリケーションが付属しています。外付けHDDをフォーマットするにはこのディスクユーティリティを使用します。

以下で外付けHDDをフォーマットする手順を説明しますが、フォーマットを行うと外付けHDDに保存されているデータはすべて消去されます。作業前には必要なデータが入っていないかどうかをよく確認し、慎重に操作されることをおすすめします。

1. フォーマットしたい外付けHDDをMacに接続します。

2. ディスクユーティリティを起動します。ディスクユーティリティは「アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」フォルダの中にあります。Spotlightで「ディスクユーティリティ」と検索するとかんたんに起動できます。

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3. ウィンドウ左側のサイドバーの「外部」から手順1で接続したフォーマットする外付けHDDを選択し(間違えて別のHDDを選択しないよう注意してください。ここでは「FUJITSU MHZ…」を選択)、ツールバーの「消去」ボタンをクリックします。

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4. 「”XXX”を消去しますか?」(「XXX」は選択したHDD名)とダイアログが表示されるので、「名前」にボリューム名を入力し(ここでは「Backup」)、「消去」をクリックします。「フォーマット」や「方式」については、Macで使用する場合はデフォルトでかまいません。

フォーマットを行うと外付けHDDに保存されていたデータはすべて消去されます。フォーマット前には必要なデータが入っていないかを必ず確認してください。

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5. 少し待つとフォーマットが完了します。フォーマットが完了すると、サイドバーに手順4でつけた名前のボリュームが表示され、外付けHDDが使用可能になります。

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まとめ

本稿ではMacで外付けHDDをフォーマットする方法について説明しました。近年パソコンで扱うデータ量が増大したことや、バックアップ用途のために外付けHDDが用いられるという背景を紹介し、「ディスクユーティリティ」アプリケーションを用いた外付けHDDのフォーマット手順を解説しました。

外付けHDDを新たに使いはじめる機会があれば本稿を参考にしてみてください。

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