※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています
iPhoneで簡単にスクリーンショットができるように、macでも簡単に画面キャプチャを取得できます。
今回はmacでスクリーンショットを撮影した際の保存の形式や保存場所についてショートカットキーと共にご紹介していきます。
また、画面キャプチャ機能に優れたアプリもいくつかご紹介するので是非確認してみてください。
コマンドで保存形式・場所の変更
Macではスクリーンショットを撮るとデスクトップに保存されるようになっていますが、スクリーンショットの保存先を変更することができます。
また、スクリーンショットの画像形式を変更することもできるので、次はそれらの設定の変更方法を紹介していきます。
スクリーンショットの設定を変更するには、ターミナルというアプリケーションを使用します。
コマンド、ターミナルとは?
ターミナルとは、コマンドと呼ばれる命令文を使用することで、Macの設定変更が行えたり、各種アプリケーション・サービスの起動などが行えるアプリケーションです。
今回するスクリーンショットの設定変更もMacの設定変更の一つなので、このターミナルを使用します。
ターミナルの起動方法
ターミナルは、「アプリケーションフォルダ」の中にある「ユーティリティフォルダ」にインストールされており、ターミナル.appを実行することで起動できます。
ターミナルは文字だけのウィンドウで、慣れない人は違和感があるでしょう。
これから紹介するコマンドによる設定変更処理は、最後に必ずサービスを再起動する必要があります。
サービスを再起動するコマンドは共通なので、”サービスを再起動してください”と書かれていれば以下のコマンドを入力し、サービスを再起動してください。
killall SystemUIServer
それでは、ターミナルを使ったスクリーンショットの設定変更方法を紹介します。
保存形式を変更するコマンド
スクリーンショットの保存形式ですが、こちらも自由に変更することが可能です。
対応している形式は、以下の通りです。
BMP,GIF,JPEG,PDF,PNG,TIFF
初期設定ではPNG形式になっており、変更する場合はターミナルを開いて以下のように入力します。
defaults write com.apple.screencapture type bmp
上の例だとスクリーンショットの保存形式をbmp(ビットマップ)に変更するということになります。
“type”のあとの部分を対応している画像形式のものに置き換えることでそれぞれ保存形式を変更することが可能です。
“type gif”とすると保存形式がgif形式になり、”type jpg”とすればjpeg形式になります。
また、設定の変更を加えただけでは保存形式は切り替わらず、変更を反映するにはサービスを再起動する必要があります。
サービスの再起動は「ターミナルの起動方法」に記述しています。
サービスの再起動が完了すると、次回以降のスクリーンショットは変更後の保存形式で保存されるようになります。
保存場所を変更するコマンド
コマンドをつかうというと、Windowsを思い出しますが、実はMacでも使うことがあるのです。
まず、Macintosh HD → アプリケーション →ユーティリティから、
「ターミナルapp」を起動します。
意外と使われていない機能なのですが、知っておくとMacの使い勝手が飛躍的に向上します。
真っ白な画面から、ログイン日時やコンピューター名、ディレクトリ(Finderのようなもの)が表示されますので、しばらく待ちましょう。
例えばスクリーンショットの保存先を変更したいのであれば、
「defaults write com.apple.screencapture location(半角スペース)指定したい保存先」の指定したい保存先のところに「(半角スペース)~/Documents/Screenshots」
と入力します。
最も簡単なのは、指定したい保存先を「ターミナル」のアプリにドラッグ・アンド・ドロップすることです。
保存場所を元に戻すには
それでは、保存先を変えたが、またもとに戻したい時はどうすればいいのでしょうか?まず
「defaults delete com.apple.screencapture location」のコマンドを実行します。(defaultsの後のwrite がdeleteに変わっているのに注意)
設定を反映するため「killall SystemUIServer」のコマンドも実行します。これで、元の保存先に戻るはずです。