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Macから別媒体にファイル共有をして作業効率を上げる方法

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無料アカウントで利用できる保存容量は15GBまでです。Dropboxに比べ大変大きな容量を自由に利用することができます。ただしこれは、「Googleフォト」と「Gmail」で利用しているデータ容量の合計値となります。
GoogleDriveの特徴は、Dropboxと同様な使い方ができるだけでなく、「Googleドキュメント」「Googleスプレッドシート」「Googleスライド」のアプリのデフォルトの保存場所になっています。

そして、互換性のあるWord、Excel、パワーポイントのデータファイルをGoogleDriveにアップロードしておくと、Googleのそれぞれのアプリで編集・加工が可能になっています。

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iCloud Drive

iTunesやiCloudで利用するAppleIDを所有していれば、誰でも5GBまでiCloud Driveを無償で使うことができます。iCloud Driveは、他のアカウントとのフォルダやファイルの共有を行うことはできません。どちらかというと個人で利用するクラウド・ストレージ・サービスと考えたほうが良いです。また、iOS7やMarvericks以前のOSからの利用はできません。

ただ、個人で利用するには非常に安全なストレージと言えると思います。少し前のことですがApple社とアメリカのFBIとの間で、犯罪者が利用していたiCloudサービスへのアクセスを解放するよう裁判で争われたことがあります。iCloud Driveの基本的な仕様としては、利用者が設定したパスワードは、Apple社側では解読することができないようになっています。

また、Macやモバイルデバイスからログインが発生した時は、AppleIDのメールアドレスに対してログインがあったむね通知が送られてきます。不正な侵入があればすぐに検知することができます。ファイルの復元機能としては、30日以内であれば、削除したファイルを復元することができます。

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最も安全と評価されているクラウド・ストレージ・サービス「SpiderOak」

2013年にアメリカ政府の監視システムを告発し、アメリカ国家安全局(NSA)におけるネットワーク監視の実態を暴露した、かの、エドワード・スノーデンは、インタビューにおいてGoogleやDropboxでさえ侵入は容易だと注意を促しました。その上で、彼に難攻不落と言わしめたクラウド・ストレージ・サービスとして「SpiderOak」があります。

Spideroakは利用者以外は、管理者であるSpiderOak社も含め誰もそのデータを見ることはできません。(Zero-Knowledgeと表現しています)たとえ、捜査機関から開示請求があっても原理的に開示できないのです。データセンターも自社管理しており、アウトソーシングもされていないようです。

DropboxやGoogleDriveと比べると暗号化処理のためか若干遅く感じます。ローカルドライブと同じような感覚での使用には向いていません。どちらかというと重要なファイルを安全に保管する、編集する場合は、ダウンロードし編集してからまたアップロードして安全に保管する。そのような使い方に向いているかもしれません。SpiderOakは、無料で利用できるのは2GBまでとなっています。

エドワード・スノーデンのインタビュー記事

SpiderOrk社のサイト

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SpiderOakの利用方法

SpiderOakアプリをインストールすると、「SpiderOak Hive」というフォルダが生成されこの配下のフォルダ及びファイルについては自動的に同期されます。また、Syncの機能を利用すると任意のフォルダを同期対象とすることができますが、通常はこのSpiderOak Hiveフォルダを使って同期するのが簡単でしょう。

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リスクも考慮し、サービスを使い分けましょう

ここでは、個々のクラウド・ストレージ・サービスの情報保護技術、プライバシーポリシーに関しての詳しい説明は行いません。サービスの安全性と利便性はトレードオフの関係であると考えるべきです。便利であるということは、それなりのリスクも覚悟しなければなりません。それぞれのクラウドサービスの特性を考慮し、そこに預けるデータにヒエラルキーを設けて利用してはいかがでしょうか?

例えば、最も安全で保護されていると言われるSpiderOakには、絶対他者に見られたくない機密性の高い情報の保管場所として利用し、必要な時に安全に第三者へ渡す手段として共有フォルダにデータを入れて公開するという使い方もがあるでしょう。

◉ iCloud Driveでは、あくまで個人所有の情報の安全な保管場所として利用する。
◉ Dropboxでは、二段階認証を行った上で第三者と同時編集するようなファイルの作業場として使う。
◉ GoogleDriveでは、一般に流通している情報ではあるが入手に手間がかかる情報のストック場所として利用する。
こんな考えの利用方法もあるかと思います。

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