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表計算アプリケーションの事実上の標準となっているのがMiscrosoft社の「Excel」です。Appleも表計算アプリケーション「Numbers」を開発していたり、他にも無料のオフィスアプリケーションは存在しますが、やはり世間ではWindowsユーザ・Excelユーザが多く、互換性の問題からMacでもExcelを使いたいひとも多いでしょう。
本稿ではMacでExcelを使用するための選択肢を紹介し、それらを比較してみます。
MacでExcelを使用するための選択肢とその比較
現在、個人でMac用のExcelを使用する方法としては、主に以下の4つの選択肢があります。
* Excelを単体で購入
* Office Home & Student 2016 for Macを購入
* Office Home & Business 2016 for Macを購入
* Office 365 Soloサブスクリプション
4つの選択肢とそれらの価格やライセンス形態等をまとめた表が以下になります。
Excel 2016 for Mac | Office Home & Student 2016 for Mac | Office Home & Business 2016 for Mac | Office 365 Solo | |
---|---|---|---|---|
価格 | 15,984円 | 25,704円 | 37,584円 | 1,274円/月、12,744円/年 |
ライセンス形態 | 永続ライセンス | 永続ライセンス | 永続ライセンス | サブスクリプション |
アプリケーション | Excelのみ | Word、Excel、PowerPoint、OneNote | Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlook | Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlook、Publisher(Windows版のみ)、Access(Windows版のみ) |
インストール可能台数 | Mac2台 | Mac2台 | Mac2台 | 2台のMacとWindows、および2台のスマートフォンと2台のタブレット |
使用可能用途 | 家庭・ビジネス | 家庭 | 家庭・ビジネス | 家庭・ビジネス |
選択肢によって価格はもちろん、ライセンス形態、使用できるアプリケーションなどに違いがあります。
特に大きく違うのがライセンス形態です。
Excel単体、およびOffice Home & Student、Office Home & Businessは買い切りの永続ライセンス形態です。一度購入すればよいだけのおなじみの形式です。
一方、Office 365 Soloは月々払い(あるいは年払い)のサブスクリプション形式になっています。使い続ける限り料金を払い続ける必要があります。
しかし、買い切りの永続ライセンスにはないメリットとして、常に最新のOfficeが使えるという点が挙げられます。買い切り型の場合、新しいバージョンのOfficeを使いたいならばその都度買い直す必要がありますが、サブスクリプションではその必要はありません。
Office 365 Soloには、MacとWindows PC両方を使っている場合も、ひとつのライセンスで両方のOffice製品を使用できるというメリットもあります。また、iOSやAndroid、Windows Phoneといったモバイル端末でも使用可能です。
使用可能用途の違いにも注意してください。Office Home & Studentは家庭用途の使用のみで、ビジネス用途での使用はできません。
一概にどれが一番お得かを判断するのは困難ですが、使用するのはMacだけ、アプリケーションはExcelだけでいいという場合はExcel単体の購入が良いでしょう。ビジネス用途に使いたいのであれば、Office Home & Studentは選択肢から外れます。複数のOS、モバイル端末でもOfficeアプリケーションを使いたいならばOffice 365 Soloが有力な選択肢になります。
自分の使用目的、使用状況をよく考えて選択してみてください。
まとめ
本稿ではMacでExcelを使用するための選択肢とその比較について説明しました。
現在MacでExcelを購入する方法としては4つの選択肢があり、それらの価格やライセンス形態の違いについて表にまとめ、解説を行いました。
Macで使うためにExcelを購入する際に参考にしてみてください。