Linuxの特徴を簡単に解説

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世の中にパソコンが浸透して、もう随分と経ちます。昔は職場に何台かの時代から、一家に一台の時代になり、今では一人一台の時代になっております。大学生等の学生でも、今ではレポートを全て自分専用のパソコンで作成し教授に送信したり、印刷を行ったりと、パソコンという存在は人々にとって当たり前で必要なものとなりました。そして更に現代へ時を進めると、パソコンの保有率よりも手の平に収まるコンピュータ、スマートフォンが一人一台以上の時代に突入しております。
そんなパソコンやスマートフォンを動かしている基本的なシステム、OSを構成しているLinuxについて、ご案内していきます。

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Linuxの歴史

ではまず、そんなLinuxの誕生から現在までの歴史についてをご案内していきます。今皆様が使っているスマートフォンの歴史と言っても過言ではありません。何故なら、Linuxがあるからこそスマートフォンが動いているからです。

誕生

では、Linuxの誕生からご案内します。
LinuxというOSは、Linuxの誕生からさらに遡り、Unixの誕生からお話しする必要があります。Unixは、1969年にアメリカのAT&T社のベル研究所というところで誕生しました。シンプルで動作も軽く、さらにはOSを構成するコードが無料で公開されていました。そのため、複数の企業やたくさんの個人の間で使われるようになりました。

しかし、Unixを開発した人間への見返りが一つもないため、やがて疑問を感じるようになりました。そこで、開発者はUnixをライセンス契約等で有料化し、様々な制限が生まれてきました。そうなると、これまでにUnixをベースに使っていた企業や個人は旨味が少なくなり、さらにライセンス契約を行える制限に引っかかり、そもそも使うことができなくなるという事態が発生しました。そこで、「リーナス・トーバルズ」というフィンランドの学生が、Linuxを開発しました。Linuxを開発するとき、Unixを模倣して使いやすいように意識して作っているため、これまでのUnix利用者でも簡単に使うことが出来ます。そしてLinuxは無料でコードが公開されているため、有料になったUnixに比べ圧倒的に利用者の数を増やしました。

成長

Linuxの使いやすさに注目したエンジニアたちが、商用に利用できないか、独自に改良できないかと考えるようになりました。そこで、2000年頃より、IBM社やインテル社などが改良に加わるようになりました。これにより、Linuxが圧倒的なスピードで進化を遂げました。また、2007年にはLinux Foundationという財団が発足し、日本企業の富士通やNEC等もLinuxの改良に参加するようになりました。
このように、Linuxはその使いやすさが故に、世界中の多くのプログラマやエンジニアにより共同開発、改良がなされ、現在もなお無料で使えるシンプルなOSとなって行きました。

現在

現在では、一人一台以上所有しているスマートフォンにも使われるようになりました。Linuxなしには、スマートフォンの誕生はもっと未来のことになっていたかもしれません。さらに、コンピュータの基本的な構造、OSの必要性や構造を勉強するために、Linuxに関する様々な本が販売されています。また、大学や専門学校の授業などでも例として使われております。

Linuxの特徴

ここまでは、Linuxの歴史についてご案内してきました。ここからはそんな便利なLinuxの様々な特徴についてご案内していきます。

無料

まず、Linuxは常に無料で公開されています。OSとして有名なWindowsは有料であり、Home EditionやPro Editionをリリースしております。有料であるが故に、WindowsをリリースしているMicrosoft社のサポートを受けることが出来ます。また、独自に開発改良されているMacOSも、Apple社のサポートを受けることが出来ます。ですが、そのどちらも有料です。さらに、OSの新しいバージョンがリリースされた際、その都度OSを購入する必要がありますが、Linuxに関してはバージョンアップがあったとしても、常に無料で使うことが出来るのです。

ソフトウェアも無料

Linuxが無料ということはもうお分かりいただけたかと思います。しかし、Linuxはそれだけではないのです。WindowsやMacOSは、そのバージョンアップやサポートするソフトウェアも有料なのですが、Linuxの場合バージョンアップはもちろん、それに付随するソフトウェアも無料で提供されているのです。これが、Linuxが愛され世界中の人々がより良いものとしようと改良に参加をする理由の一つとも言えます。

低スペックPCでも作動

先でもご紹介した通り、Linuxは非常にシンプルに構成されています。そのため、スペックが低いパソコンでもスムーズに作動することが出来るのです。例えば自分でパソコンを自作する場合、そのパソコンを構成するパーツのスペックを抑え、予算内に収めようとする方が多いです。そういったとき、機能がたくさんあるWindows等のOSに比べシンプルに作られているため、低いスペックのパソコンで作動することはかなりの強みとなるのです。

また、大学や専門学校で教材として使う場合、各施設にあるパソコンが常に最新のものとは限りません。その場合であっても、Linuxはスペックをあまり必要としないので、数年前のパソコンでも問題なく動作してくれるLinuxは非常に重宝するのです。

セキュリティー

世間に蔓延しているウイルスの大半は、Windowsを対象にして作られています。ですが、それに対してLinuxに向けて作られたウイルスはほとんどありません。さらに、Linuxはウイルスによる攻撃に強い構成をされているので、セキュリティーに関しては安心して使うことができます。

学ぶメリット

これからPCエンジニアになりたい方や、プログラマ等のソフトウェア関係の仕事をしたい方にとって、Linuxを学ぶことは一番の近道かもしれません。なぜならOSのソースコードが無料で公開されているので、Linuxの仕組みを学ぶことで現状のITの基礎を身につけることが出来ます。

IoTの流れに付随する需要の高騰

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インターネットオブシンクス、通称IoTとは、これまでに考えられなかったありとあらゆるモノをインターネットに繋げようという試みです。この流れがここ数年でグンと伸びてきています。このIoTの流れに乗るためには、まずモノにシンプルなOSを載せる必要があります。

例えば、炊飯器にLinuxOSを載せインターネットに繋ぐことで、スマートフォンで出先からでも炊飯設定をすることが出来ます。また、ルンバのような家庭用掃除機にLinuxを載せ、インターネットに繋ぐことでルンバの動作を出先でコントロールすることが出来ます。その際に重宝されるのが、Linuxなのです。シンプルでスペックを必要としないLinuxだからこそ、今までに考えられなかったモノにOSを載せることができ、インターネットに繋ぐことが出来るのです。そのため現在のこのIoTの流れによりLinuxの需要はかなり高まってきています。

自信のPCスキルの向上

Linuxは非常にシンプルな構造となっております。そのため、コンピュータについて学ぶために、Linuxは最適と言えます。Linuxの構造を学ぶことで、現在使われている機械言語やウェブサイトの構造を学ぶことが出来ます。例えば大学や専門学校で、構造を学ぶための入門用教材として使われることが多いです。個人で学び、フリーランスとしてソフトウェア開発やウェブサイトの構築をする際にも、Linuxを学ぶことは非常に役に立ちます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。Linuxは、現在のコンピュータやインターネットの成長に大きな貢献をしているのです。そしてそれは、今もなおスマートフォンで次は何が出来るだろうか、モノをインターネットに繋げることで何が出来るだろうかと考える上で、Linuxは必須と言っても良いのです。
このように、Linuxはコンピュータの礎を築き、今もなお現役で大活躍しているものですので、これからの時代に合わせてPCに関する知識やスキルを身に付けたいと思った時、大変重宝するでしょう。ご安心下さい。Linuxは無料で使うことが出来ます。この機会に、いつも使っているスマートフォンやパソコンの構造を勉強してみては、いかがでしょうか。

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