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LINEはスマホユーザの方であれば大多数の方が利用されているコミュニケーションツールです。しかしこのLINEにおいても正しく利用される方だけでなく、詐欺といった犯罪行為を行う悪意の第三者が存在する事は事実です。
LINEは友達というユーザー連携機能があるため、自身が詐欺等の犯罪に巻き込まれた場合、その影響が利用者自身だけでなく登録されている友達にも及ぶ可能性があります。
そこで本記事ではLINEを利用する際に詐欺といった犯罪行為にはどういったものがあるのか、その犯罪行為による影響の度合い、その様な状況にならないようにする予防的な措置や考え方をご紹介させていただきます。
目次
よくあるLINEの詐欺被害3つ
LINE という非常に便利なコミュニケーションツールを介しての詐欺行為にいくつかの特徴がありますので、その特徴とどういった方法で詐欺を行うかについてご紹介させていただきます。
他人のLINEアカウントを詐称(乗っ取り)して電子マネーを購入させる
友達が困っているのなら協力してあげようという優しい気持ちを利用して、コンビニエンスストア等で電子マネーを購入させて、そのコードを写真に撮影して送付させる事でその電子マネーをだまし取るといった手口です。
自分ではその電子マネーを購入しに行けない状況である事を強調して、急いで購入してもらわないと何かの予約が締め切られる等の時間を区切って急いで購入させてそのコードを盗むのですが、よく考えるとおかしいと気付けるのではないでしょうか。
信用させて金銭を騙し取る
LINEアカウントは既に友だち登録が行われている事が前提となります。
あまり連絡を取っていなかった友達であると、悪意の第三者が友達のアカウントを乗っ取ってLINEでやり取りすることになったとしても、何か違うといった感覚を覚えてもまさか別人とは疑わない事になってしまう可能性があります。
違和感がありつつも普通の会話をしていくにつれてそのやり取りが自然に感じてしまいます。
相手の話を信用しやすい状況を意図的に作られてしまうと、結果的に金銭をだまし取られる事に繋がってしまいます。
芸能人とのアポイントを取る
一般の方であれば、普段の生活では芸能人に会えるといった機会はなかなかありません。もし友達のつてでそういった業界の方と繋がる事が出来たりする事があれば非常に幸運な事ではないでしょうか。
そういった事を願っている方にLINEの友達から紹介するといった連絡があれば、あまり疑わずに信用してしまいお金を払ってしまう事もあるのではないかと考えます。
但し、この場合には友達のLINEアカウントを乗っ取った悪意の第三者が騙そうとする相手がどういった芸能人が好きなのかを把握する必要がありますから、そのやり取りの中で違和感が有ると感じられれば詐欺と気付けるのではないかとも考えます。
詐欺によっておこる被害
LINEという非常に優れたコミュニケーションツールを悪用した詐欺行為は犯罪であり法律的に処罰される事になりますが、それ以上に騙されてお金を盗み取られた方とLINEアカウントを乗っ取られた方の双方に大きな被害が生じます。
金銭的な損失
まずは友達のアカウントを利用されて金銭を騙し取られた方にはその損害が生じます。
犯罪行為となりますので犯人が捕まればその犯人に対して賠償請求が可能ですが、多くは犯罪摘発までに至らない事となり、その金銭が戻ってくる事はありません。
アカウントを乗っ取られた方には罪はありませんが、お金を騙し取れた友達からするとすっきりしない感情が残ってしまう可能性が高いと考えらえます。
友人との関係悪化
前項にて触れさせていただきましたが、アカウントを乗っ取られた方に犯罪の意思はないので騙されて金銭の損害を受けた方から損害賠償の請求を行う事は出来ません。
しかしながら、金銭の損害は生じている事は事実ですので、どういった形で騙し取られたお金を補填するかもしくは諦めるかの判断をしなければいけません。
その場合には双方納得する形での決着は非常に難しいと言えます。
アカウントを乗っ取られた方にはお金を騙し取るといった犯罪には無関係という意識になりますし、お金を騙し取られた方からすればその友達の信頼度からお金を出したという意識となり、その2つは相容れない考えとなる事が理由です。
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