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主な仮想通貨の種類と特徴を解説

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「仮想通貨」や「暗号通貨」という言葉を聞いたことはありますか。「ビットコイン」と聞いてどんなコインなのかイメージがつきますか。新しい概念の通貨として、仮想通貨は世界中で注目されています。もしかすると数年後には通貨の在り方が変わっているかもしれません。ここでは、仮想通貨の代表格でもあるビットコインやイーサリアム、リップルについて紹介します。ビットコインなどを始めて知ったという方も、これを機にいろいろと調べてみましょう。

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1.ビットコイン

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ビットコインは「仮想通貨=ビットコイン」と言われるほどに、数百種類ある仮想通貨の中でダントツの時価総額規模を誇ります。スケーラビリティ問題などもあり、今後もその動向から目が離せません。

1.歴史

ビットコインは2008年にサトシ・ナカモト氏が提唱し、2009年に公開された仮想通貨です。2010年にはビットコインが両替できる取引所が始めて誕生しました。現在では時価総額も知名度も仮想通貨の中で圧倒的No.1のポジションを誇ります。

2.特徴

仮想通貨の代表格とも言えるビットコインの特徴は主に4つあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

■発行元・管理元がない
ビットコインはブロックチェーンをベースとした仮想通貨であり、発行元や管理元がありません。日本円やドル、ユーロなど、一般的な法定貨幣は国や中央銀行などの発行元・管理元が必ずあります。また、電子マネーなども企業が発行元・管理元だったりします。そして、発行元・管理元がある場合は、それらの影響を非常に受けやすいです。ビットコインはこれらの発行元・管理元がないため、特定の国や銀行に依存しません。

■発行量上限が最初から決まっている
一般的な通貨は上限が決まっていません。極度のインフレやデフレにならないように国や中央銀行が市場に出回っている通貨量をコントロールはしますが、発行上限が決まっているわけではありません。ビットコインは、最初から発行量上限が2100万枚と決まっています。

発行ルールに則って徐々に発行されていき、2140年に上限の2100万枚を迎える予定です。上限が決まっていることでインフレも防ぐことが可能です。また、上限を迎えた年以降は1枚も発行されませんが価値が無くなることはないと考えられています。むしろ、数に限りがあるため、高い価値を保てると言われています。

■承認作業の報酬として発行される&4年に1度報酬が減る
ビットコインは取引の承認作業を行うマイナーがマイニングをする報酬として新規発行がされます。その報酬額は50ビットコインから始まりましたが、4年に1度のペースで報酬額は半減していきます。50→25→12.5→6.25、、、という風に減っていきます。

これは、マイニングには膨大な計算が必要なのでハイスペックなコンピューターが必要ですが、コンピューターの性能も年々上がっていくため、報酬が減っていきます。ビットコインは発行上限が2100万枚と決まっていますが、10分に1回のペースで行われる承認作業の報酬として発行されていきます。

■手数料が安い
ビットコインだけでなく、仮想通貨全体の特徴としても言えますが、海外送金時などの手数料が非常に安いです。一般的に海外送金をしようとすると数千円の手数料がかかります。しかし、ビットコインで海外送金を行う場合は、数円〜数十円で可能です。多少取引に時間がかかっても問題なければ0円でも可能です。手数料は承認作業を行うマイナーへの報酬にもなるため、手数料が安い案件ほど、承認作業してもらえるまでに時間がかかります。

3.時価総額

ビットコインの時価総額は、約4.9兆円です(2017年7月30日現在)

4.取引量

ビットコインは2140年に発行上限の2100万枚を迎える予定です。ビットコインが登場した2009年から2017年までで総量の約87.5%が発行済となる予定で、2033年には総量の99%が発行済予定です。残りの1%分を2140年まで少しずつ発行していきます。

2.イーサリアム

ビットコインに次ぐ時価総額の規模を誇るイーサリアム。ビットコインにはない特徴を持つことで、さまざまな企業から支持されています。将来的には、ビットコインよりも注目されている通貨かもしれません。

1.歴史

2013年にヴィタリック・ブテリン氏がイーサリアムの開発を構想し、2014年に先行販売を開始します。翌年の2015年にイーサリアムの取引が開始されます。取引開始からわずか2年足らずですが、ビットコインの次に時価総額の規模も大きく、将来はビットコインを追い抜くとも言われるほど注目されている仮想通貨です。

2.特徴

イーサリアムもビットコイン同様、発行枚数に上限があり、発行元や管理元は存在しません。ブロックチェーンの技術をベースにしながらも、スマートコントラクトの技術を活用した通貨です。

■スマートコントラクト
イーサリアムの最大の特徴はスマートコントラクトです。ビットコインは、取引履歴を半永久的に記録していくことが可能ですが、イーサリアムはスマートコントラクトによって、取引履歴だけでなく、契約の記録も管理できます。

AがBに5000円を貸すので、Bは1ヶ月後にAに5500円で返さないといけない、などの契約や約束も半永久的に記録できるため、「賢い契約」「契約の自動化」などとも言われています。スマートコントラクトが普及すれば、契約書なども必要なくなります。

■マイクロソフトと連携も
スマートコントラクトは、さまざまな企業に注目されています。イーサリアムの技術を使っていろいろなシステムを開発しようとする「エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス」には、世界的有名企業などの数十社が参加しています。仲介業者を失くすのではないかと言われるほど、インパクトのあるテクノロジーを有した仮想通貨です。

3.時価総額

イーサリアムの時価総額は、約1.9兆円です(2017年7月30日現在)

4.取引量

イーサリアムの発行枚数の上限は7200万枚です。ビットコインの3倍以上発行されます。7200万枚の内、一般向けが6000万枚で開発者向けが1200万枚です。

3.リップル

1.歴史

リップルは2012年にRyanFugger氏によって考案され、2014年に公開されました。2015年にはテクノロジーパイオニア賞を受賞し、その後も多くの金融機関がリップルを採用するなど注目を集めています。

2.特徴

時価総額4位の規模のリップルは、ビットコインとはまったく異なる特徴を持ちます。リップルは為替取引などをスムーズに行える決済サービスとして注目を集めており、世界的企業も投資しています。

■リップルは決済サービス
リップルは決済サービスのことです。円やドル、ユーロ、ポンドなどさまざまな通貨がありますが、リップルはこういった各国の通貨の取引をスピーディーに低コストで行います。決済サービスのため、ビットコインのように現物がありません。取引ネットワーク上で、Gatewayとブリッジ通貨(XRP)を使って短時間で取引を完了させます。

■Googleなども注目
リップルが注目されたのはGoogleがリップルに投資をしたことが大きいです。Google以外にも、みずほやりそな銀行などの多数の邦銀と海外の大手金融機関がリップルをの技術・ネットワークを採用することを表明したりもしました。その他にも、さまざまな国の金融機関が提携したり、実験を行ったりしています。

3.時価総額

リップルの時価総額は、約6770億円です(2017年7月30日現在)

4.取引量

リップルの上限は1000億枚です。ビットコインやイーサリアムと比べて非常に大きい数字となっています。ただし、ビットコインやイーサリアムは徐々に発行されて上限の2100万枚と7200万枚へ近づいていきますが、リップルは1000億枚から取引で利用する度に減っていきます。

まとめ

ビットコインはブロックチェーンをベースとして匿名性や安全性が高い通貨です。発行枚数上限や発行方法も最初から決まっており、通貨価値が落ちにくい仕組みとなっています。スケーラビリティ問題などもありますが、世界中で非常に注目されており、ビットコインで公共料金を支払える国・地域もあるほどです。仮想通貨に興味がある方は、ぜひ自分でも調べてみて取引してみましょう!

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