※本ページにはプロモーション(広告)が含まれています
最近発売された新機種のiPhoneXに搭載された、顔認証システム・Face IDはご存知ですか。それまでのTouch IDと異なり、指をかざす必要もなく、画面に顔を向けるだけでロック解除ができます。しかし、どのような場面でもFace IDは正しく認証されるのでしょうか。
暗いところ、帽子を被っているとき、サングラスをかけているとき、笑顔のときなど、これからiPhoneXを使う人にとっては気になるところです。
今回は、iPhoneXに搭載されたFace IDの特徴やケース別の認証について紹介していきます。各ケースともに度合いによって認証の可否も変わりますが、参考にご覧ください。
目次
1.Face ID(顔認証機能)の基礎知識
Face IDとはどのような機能でどうやって設定し使用するのか。ここでは、Face IDの基礎知識について見ていきましょう。
1.Face IDとは
Face IDとはiPhoneXで搭載された顔認証機能のことです。iPhone7(iPhone8)まではホームボタンがあったため指紋認証のTouchIDでロック解除や支払い時の認証を行っていましたが、iPhoneXではホームボタンがないためTouch IDではなくFace IDでロック解除や認証を行います。
TrueDepthカメラによって機能し、30000以上のドットを投射して顔の解析をします。
2.Face IDの設定方法
Face IDやTouch IDのように簡単に設定することができます。早速、Face IDを設定して使ってみましょう。 ※Face IDはiPhoneXでのみ使用可能です。
- ホーム画面で設定アイコンを開きます
- メニュー一覧の中から「Face IDとパスコード」を選択します
- 「パスコードを入力」画面になりますのでパスコードを入力します
- 「Face IDとパスコード」画面で「Face IDを設定」を選択します
- 「開始」ボタンをタップすればiPhoneの前面カメラが起動し、画面に円の枠が表示されますので、枠内に顔を入れます
- 顔のスキャンが開始されますので顔全体が映るようにゆっくりと顔を動かします。画面に矢印が表示された場合は矢印の方向に顔を傾けます
- スキャンが完了したら「Face IDが設定されました」と表示されますので「完了」をタップすればFace IDの設定完了です。※Face IDの設定にはパスコードの設定が必要です
上記設定をすることでFace IDが使用できるようになります。
3.Face IDでのロック解除方法
Face IDによるiPhoneXのロック解除方法は非常に簡単です。
- iPhoneXのサイドボタンを押すか手前に傾けてスリープを解除しロック画面を表示します
- 画面もしくは前面カメラへ顔を向けてロック解除できます(鍵マークが開きます)
- 鍵マークが開いたら画面下から上へスワイプしてホーム画面を表示します
また、以下の方法でFace IDでなくパスコードでロック解除することも可能です。
- iPhoneXのサイドボタンを押すか手前に傾けてスリープを解除しロック画面を表示します
- 画面下から上へスワイプして1秒ほど待ち画面をタップします
- パスコード入力画面が表示されますのでパスコードを入力してロック解除を行います
2.表情の変化で顔認証される?
iPhoneXが発売されて以来、多くの人がFace IDがどんな状況でも認証されるのか、どんなときにエラーが出るのか検証をしています。笑顔や変顔など表情の変化にはどのような反応が出ることが多いのでしょうか。
1.少しの変化(笑顔など)では
多くの検証では笑顔は「認証」されます。ただし、あくまでも自然体の笑顔であり、大げさな笑顔で目を細めたり口の形を変えたりすると認証されにくくなるようです。
ただし、日常生活の中で大げさな笑顔でロック解除する機会はほとんどないかと思いますので、笑顔=認証と考えて問題ないでしょう。
2.変顔にしたら
変顔の度合いにもよりますが、、、目や口元などが別人のように変化してしまうと、ほぼ解除されません。ただし、ほとんど目元や口元が変わらない変顔であれば認証されます。
3.角度を変えたら
わずかな角度の変化であれば、Face IDは認証しロック解除できます。しかし、真下や真横、真上など極端に角度を変えた場合にはほとんど認証されません。Face IDを設定する際に真下や真横を向く人自体少ないですので、当然と言えば当然の結果です。
3.見た目の変化は?
自宅ではすっぴんでも外出する際はメイクをし、マスクやサングラスをする女性は多いです。また、男性もメガネやサングラス、帽子を身に着ける人は少なくありません。
メイクやサングラス、帽子、マスクなどのFace IDへの影響はどうなのでしょうか。それぞれの影響・認証の可否について見ていきましょう。
1.メイクの影響
女性の方であればすっぴん顔とメイク顔があるのでFace IDが不安に感じる方も少なくないでしょう。Face IDはメイクの影響も受けにくいため問題なく認証されロック解除ができます。
意図的に濃いメイクをした人や歌舞伎メイクをした場合でもロック解除ができたことが検証されています。日常的なメイクであれば何も心配する必要がありません。
2.メガネ・サングラスの影響
メガネやサングラスをしていても問題なくロック解除することができます。ロック解除のためにわざわざサングラスを取る必要はありません。
ただし、両目を開いている状態でしか認証されないため、サングラス越しで目を閉じている場合はロック解除はできません。サングラス越しでも認証されるのは、Face IDを初めて使う人にとっては衝撃です。
3.マスク・帽子・付け髭の影響
マスクや帽子、付け髭をした場合のFace IDはどうでしょうか。まず、マスクを付けた場合は顔の大部分が隠れてしまうため認証されず、ロック解除ができません。次に帽子ですが、しっかりと認証されロック解除が可能です。
カツラを被っても解除ができます。そして、付け髭に関しては、ボリュームがあり口元が隠れるようなものは認証されません。
4.周辺の変化
iPhoneXを暗いところや明る過ぎるところで使う場合のFace IDはどうなのでしょうか。
1.暗いところでは
iPhoneXを使うのは昼間や明るい部屋だけではありません。夜暗いときに利用することもあれば、就寝前の明かりを消した部屋で使うこともあります。Face IDは暗闇であっても問題なく認証されロック解除ができます。電気を消した部屋でも心配なく使用できます。
2.曇っているところでは
暗いところだけでなく曇っているところでも何の問題もなくFace IDは使えます。外出時に天気状況に左右はされませんので、心配する必要はありません。
3.明る過ぎるところでは
もちろん明る過ぎるところでも認証されロック解除ができます。非常に天気が良くまぶしい場合も照明が明るいところでもロック解除をしてiPhoneXが使えます。
まとめ
Face IDはiPhoneXに搭載される顔認証機能のことですが、非常に高性能で暗闇やサングラス着用や帽子を被っているときでも問題なく認証できます。
ただし、マスク着用や目を閉じているときには顔の大部分が隠れていることや寝ている可能性もあると認識され、認証はされません。
各シーンともに度合いによって結果が異なる場合がありますが、Face IDを使う際にはぜひ参考にしてみてください。