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ITパスポートを取得する3つのメリットと取得のために効果的な勉強方法

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ITパスポートのようにITの利活用に関する基礎知識を身に付けた人がいることで、一緒に働く人のIT力も向上させることができます。

コンプライアンスや法令遵守などをしっかりと踏まえたうえで、日々の業務や情報発信を行わないと、1つのミスで組織や企業は大ダメージを負ってしまうこともある時代です。ITリテラシーの高い人材がいることで、周囲のIT力も自然と高まり、リスクを理解したうえで、適切なITの利活用ができます。

ITパスポート取得のための効果的な勉強方法

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「ITパスポート」資格取得のための効果的な勉強方法はどんなものなのでしょうか?まず、「ITパスポート」試験の公式ホームページに、平成24年度~29年度春季と秋季の問題が100問ずつzip形式で掲載されています。

試験の本番さながらのの試験会場で操作するCBT受験画面も体験できますので、まずこちらを解いてみるといいでしょう。各ファイルには、各問題の正誤や正答数が記されていますので、どんな問題が間違いやすいかなどを知ることができます。

また、PDFファイルでも問題冊子と回答例がダウンロードできます。

自主学習に自信がない、または学生の方には、カリキュラムに沿って学習をすすめることができる「通信講座」もおすすめです。

テキストなどを読んで知識を頭に入れるインプット、そして実際に問題を解いてみて問題に慣れるアウトプットとのバランスが重要です。試験はCBT受験画面で行われますが、いきなり試験会場でぶっつけ本番でこの方式を使って解くのは危険です。

必ず、事前にどんな試験方式なのかを確かめておき、十分に時間内に回答できるように慣れておきましょう。

また、旧制度の初級シスアドでは多かった過去問題はあまり出ない傾向にあり、代わりにストラテジ系の問題を中心に新しい出題(用語・論点)が多くなってきた傾向にあります。

ITパスポート取得のための標準勉強時間

「ITパスポート」試験の標準の勉強時間は100時間だと言われています。ただし、これは普段からパソコンを使い慣れている人のことを指しており、あまり使わないのであれば、もっと勉強時間は必要です。

100時間というと、だいたい4ヶ月で毎日1時間ずつ勉強する計算になります。勉強の配分はテキストを読み込むのが2ヶ月、過去問をやって間違えた問題は復習するのが1ヶ月、そして予想問題週をやったり、用語の確認やテキストの再読込みがそれぞれ半月ずつという計画がおすすめです。

ITパスポート取得におすすめの通信講座

「ITパスポート」の通信講座は、いろいろなところから出されています。特にIT系の科目がある専門学校などの通信講座がおすすめです。

それには、IT系の講座もたくさんある資格の学校TAC、AVIVAの「ITパスポート」対策講座、アイテックなどがあります。

資格の学校TACのものは効率よく勉強して、合格圏内に入れ、無理なく勉強できるオリジナルなコースです。

また、AVIVAの対策講座は、映像視聴形式があるのが特徴で、視覚的に説明をして、わかりやすく、記憶に残りやすくなっています。

そして情報処理系の試験を知り尽くしたアイテックは、テキストと模試、そしてeラーニングがセットになっており、インタラクティブに学べるのが特徴です。

各社、工夫をこらした通信講座を展開していますが、自分がもっとも勉強しやすいと感じたものを選びましょう。

ITパスポートの勉強のお供におすすめの参考書

「ITパスポート」の参考書は各社から発売されており、この試験の人気の高さを物語っています。おすすめの参考書名をざっと挙げますと、

  1. イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート試験教室、
  2. ITパスポート試験 対策テキスト&過去問題集(平成28ー29年度
  3. キタミ式イラストIT塾 ITパスポート 平成30年度(12/23発売)
  4. ゼロからはじめるITパスポートの教科書[改訂第三版]

といったところですが、特にイチオシが「イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート試験教室」です。イメージとしては、コミカルなネコのキャラクターが楽しくわかりやすく教えてくれるのが好評の参考書です。

また、クレバー方式とは、ダラダラと長文を読むことがなく、要点が1.2行で書かれているのが特徴で、とてもわかり易くなっていますのでおすすめです。

参考書の方も、各社個性的でわかりやすく読んでもらうために努力をしていますので、自分が一番やりやすいと感じたものを選ぶといいでしょう。

他にも情報に関するさまざまな資格がある

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ITパスポート以外にも、情報処理推進機構IPAが実施している情報系資格はたくさんあります。

ITの安全な利活用を推進する情報セキュリティマネジメント試験や、安全な情報システムを設計、開発、運用するための知識や技能が認定される情報処理安全確保支援士試験など、下記のように11種類の試験・資格があります。

  1. ITパスポート
  2. 基本情報技術者試験
  3. 応用情報技術者試験
  4. 情報セキュリティマネジメント試験
  5. ITストラテジスト試験
  6. システムアーキテクト試験
  7. プロジェクトマネージャ試験
  8. ネットワークスペシャリスト試験
  9. データベーススペシャリスト試験
  10. ITサービスマネージャ試験
  11. システム監査技術者試験
  12. 情報処理安全確保支援士試験
  13. エンベデッドシステムスペシャリスト試験

まとめ

いかがでしたでしょうか。ITパスポートを取得することで、自身のITスキルの証明となり、就転職やキャリアアップにも役立つ場合があります。ITだけでなく、経営全般の知識も得れますので、更に高い視点で仕事に臨むことも可能です。

興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてください!

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