iPhoneアップデートの操作方法と失敗時の対処、通知の停止方法

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iPhoneが日本で登場してから間もなく10年になろうとしています。Androidも登場し、日本国内のシェアは50%とも言われているレベルになりました。そんな中で、気になるのが新機種登場の前後にあるiOSのアップデート。セキュリティの観点からも最新の状態にしておくことがアップルからも推奨されています。

そこで、今回は、iPhoneのアップデートの操作方法とアップデートに失敗した際の対処、そして邪魔になってくる通知の停止方法までご紹介します。

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1.iPhoneアップデートを実行するまでの準備

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まず、iPhoneのアップデートにはある程度時間がかかることを頭に入れておきましょう。通信速度にも依存しますが、だいたい30分〜1時間程度が目安です。

1.バックアップを取る

アップデートする前には必ずバックアップを取るようにしましょう。バックアップはiCloudに自動でされていることもありますが、数日程度の隙間があったり、直前にアプリをインストールしていたりすると、そのデータはバックアップデータとして含まれていません。

また、iCloudはオンラインストレージなので、バックアップから復元させるためにはネット回線が必須になります。ゲームやSNSなどで大容量のデータ通信を行う人にとって、オンラインストレージからのダウンロードはかなりの負担になるはず。途中で通信が落ちないように、パソコンのiTunes内にバックアップを取っておくようにしましょう。

2.iPhoneのバッテリーの充電をする

iPhoneのアップデートには、iPhoneに高い負荷をかけた処理を行わせます。その際、十分な電力が確保できてないと、アップデート完了前に電源が落ちてしまい、結果的にアップデート失敗につながるかもしれません。

アップデートの際には、十分な電力を確保するために、充電しながらが最も安全な方法と言えます。

3.iPhoneの容量を空けておく

意外かもしれませんが、アップデート失敗の要因に容量不足があることも。アップデートは定期的にありますが、その度にだんだんと容量が増えていることをご存知でない方もいるはず。

最近のiOSでは容量が4GB近くなっていることもあり、iPhone5など古いiPhoneでは、容量不足で悩む人が増えているのは、実はこの要因もあるのです。

アップデートに必要な容量は、アップデート時に記載されているので、書かれている容量よりも多めに空きを作っておきましょう。

4.iPhoneのアップデートをする時間を確保する

前述にもありますが、アップデートには時間がかかります。加えて、アップデートしている最中は電話機能も含め、すべての機能が使えなくなるので、注意が必要です。

基本的にアップデートは、アップデートのデータをダウンロードし、ダウンロード完了後自動的にアップデート処理が行われる仕組み。ダウンロードは通信回線の速度に依存するため、場合によってはアップデートの時間よりもダウンロードの時間が長くなる人もいるでしょう。

いずれにしろ、まとまった時間を確保できるのは、睡眠時間がぴったり。スマホ操作も行わないので、アップデートはこの時間に行うことをおすすめします。

2.iPhoneのアップデート方法

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アップデートには、目で確認できない小さな変更となる「マイナーアップデート」、操作性やアイコンの変更など大幅な変更を行う「メジャーアップデート」の2種類があります。マイナーアップデートは自動で行われることもありますが、操作性に関わる部分では、ユーザー承認を求めてからアップデートするケースもあります。

いずれも操作方法に違いはないので、チェックしておきましょう。

1.iPhoneでの操作方法

iPhoneからのアップデート方法は、「設定」から「一般」に入り、「ソフトウェアアップデート」から行います。最新の状態であれば、特に表示はありませんが、必要なアップデートがある場合には「ソフトウェアアップデート」の欄に1のマークが表示されます。

さらに「ソフトウェアアップデート」内に入るとアップデートの項目が表示されるので、それぞれの表示内容に従ってタップしていけば、アップデートが開始されます。

自動で再起動されるので、最終的にロック画面にたどり着けば、アップデート完了となります。

2.Windowsでの操作方法

WindowsでiPhoneのアップデートは、iTunesを経由します。ミュージックなどの項目からiPhoneを選び、iPhoneにアクセスします。アップデートがある場合には、iPhone名の箇所にアップデート後のバージョン名にアップデートする内容が書かれた項目が出るので、それに従って操作をしていけばアップデートすることができます。

3.Macでの操作方法

MacもWindowsと同様、iTunesを経由します。あとはWindowsと同様、iPhoneに切り替え、Mac経由でダウンロードを行い、アップデートを完了させます。操作性の面では基本的にはWindowsと違いはありませんが、iTunesの起動する速さなどはMacの方が早く感じるはず。

3.iOS10での変更内容

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これまでもさまざまな変更があったiOS。最新版であるiOS10は日本と海外で大きく違いがあるのをご存知でしょうか。大きな違いは電子マネーの規格によるもの。Apple Payが可能になったほか、ホームボタンの変更によるロックの解除方法などにも違いがあります。

1.iMessageに新機能が追加

これまでシンプルなメッセージのみしか送れなかったiMessageも大幅に変更されました。キーボードの左上にある矢印キーをタップすると、「カメラ」「ハート」「App Store」の3つのアイコンが表示。ここから写真やGIF画像を送信できたり、メッセージ上にステッカーを貼り付けたりできるようになりました。

他のSNSと同じような使い方ができるようになったことで、SNSを使わなくても気軽にメッセージのやり取りができるようになったのが、大きな変更点です。

また、キーボードも打ちやすいようにレイアウトを少し変更しています。使える顔文字や絵文字も増えているので、以前よりもやり取りの幅も広くなることでしょう。

2.マップアプリで検索先の天気が表示される

最初に登場した際、位置情報や建物の名前がおかしいなどの指摘が報告されたマップ。

その後、数回のアップデートを行ったことで、今ではGoogle Mapとそれほど変わらなくなっているのはご存知でしょうか。iOS10になると、現在地の天気情報はもちろん、検索先の天気情報、路線情報などまで表示してくれるようになりました。

また、カレンダーアプリと連動するようになったことで、行きそうな場所を予測してくれたり、ナビゲーションしてくれたりと、デザインの一新とともにさらに使いやすく変化しています。

3.デフォルトの「写真」アプリに検索機能が追加

以前の写真アプリには検索機能はなかったため、大量の画像の中から目で探し出すという非常に手間のかかる作業をしていた人も多いはず。

写真アプリの「写真」の項目をタップすれば、位置情報などを検索軸にした検索が可能になります。もちろん、写真に名前が付いていれば、名前による検索もできます。

4.「ホーム」アプリが追加

iOS10から突然登場した「ホーム」アプリ。どのように使うのかあまりわかっていない人も多いはず。

このアプリはApple HomeKitに対応した家電を遠隔操作するためのアプリなんです。「ホーム」アプリに登録したHomeKit対応製品はiPhoneを使って外出先や違う部屋などで遠隔操作ができるようになります。

リビングから自分の部屋の電気を消したり、帰宅前にタイマーを使うことなく、エアコンを操作できるので、電気代の節約にもなり、省エネにつながります。

また、AppleTV経由でHomeKit対応のカメラにアクセスすれば、外出先にいても自宅のインターホンカメラの映像も確認できるようになります。

5.AppleMusicのFor you機能がより便利に

iOS10では、AppleMusicも大幅に変更されました。特に大きくパワーアップしたのが、ユーザー好みの曲を提案してくれる「For You」。

再生回数の多いアーティストの曲が追加されていく仕組みの「My Favorites Mix」がプレイリストのトップに追加されたので、お気に入りの曲を集めやすく、聴きやすくなりました。

6.MarkUp機能で写真を加工できるようになった

これまでiPhoneでは画像を加工できるアプリはなく、加工用のアプリを別に用意する必要がありました。

しかし、今回のアップデートでその必要はついになくなりました。アプリとして追加されたわけではなく、写真アプリの中に追加されたので、気づいていない人もいるかもしれませんね。

写真を開き、編集ボタンから左上にある三点リーダーアイコンをタップ。カバンのアイコンになっているMarkupを選びましょう。

編集できる機能としてできるのは、線を引く、一部を拡大する、テキストを入力する、の3つ。加工専用アプリと比較すると機能面では劣るものの、純正アプリとして高画質の画像を編集できるので、楽しみが増えてくるでしょう。

7.ロック画面の表示がより見やすく

アップデートした際、最初に開くロック画面の見やすくなったことに気づくはず。実は、フォントが太文字に変更されたので、時間表示や通知がかなり見やすく変わりました。

さらに、iPhone6s/6sPlus以降は画面を傾けるだけで画面が起動するように変更。簡単にオンにできるようになったので、デスクの上に置いた状態でもボタンを押すことなく起動できるようになっています。

8.LTEの表示から4Gの表示に変更

iOS10へのアップデートに伴い、LTEの表示がなくなりました。特に通信回線や速度に影響するものではありませんが、見慣れてきたものが変わってしまったことで、混乱している人もいるようです。主要キャリアであるauやソフトバンクでは、4Gの表記でしたが、docomoではLTEの表示だったため、docomoユーザーにこの症状が現れています。

この変更は今後、現在使用している4G回線からさらに向上した5G回線と数字が増えてくることによる対策かもしれませんね。

4.iPhoneのアップデートができない、失敗した時の対処方法

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何らかの原因でアップデートができない、失敗してしまった。基本的にはあまりありませんが、可能性はゼロではありません。そんな時の対処方法も知っておきましょう。

1.まずはアップデートのエラー表示から原因を特定する

iPhoneのエラーはユーザーにわかりやすい表示がほとんど。エラーが出ても内容を確認すれば対処することができます。

起こりやすいエラーは、ダウンロード中に通信が不安定になることによるエラー、そしてアップデート中にバッテリーが落ちるエラーの2つ。

ダウンロード中のエラーであれば、安定しているWi-Fi環境のある場所でアップデートしてみましょう。

一方、アップデート中にバッテリー切れを起こしてしまい、アップデートエラーになった場合は、少しキケンです。再度充電を行い、アップデートが再開される、もしくはエラーが表示されれば、再度ダウンロードからアップデートしてみましょう。

2.iTunes経由で最新バージョンにアップデートしてみる

MacやWindowsなどのパソコン経由でもアップデートができます。iPhoneをパソコンに接続すると最新OSの更新があるという内容のポップアップが表示されます。その中にある「ダウンロードしてアップデート」を選択することで、iPhoneのアップデートが始まります。

パソコンでアップデートを行うと、そのままバックアップも取れるので、便利かもしれません。

3.リカバリーモードで復元する

うまくアップデートされない、動かなくなってしまったという万が一のケースも中にはあります。あるいはデータが消えてしまったということもあるでしょう。そんな時、どうすればいいかというと、リカバリーモードを活用します。

リカバリーモードというものはiPhoneには搭載されていませんが、パソコンにPhoneRescueをダウンロードし、これを使って復元作業を行いましょう。

選択できる復元モードは、「iOSデバイス本体」「iTunesバックアップ」「iCloud」の3つ。事前にiCloudにバックアップを取っていれば、iCloudから復元することで、メッセージやアプリ、メモ、カレンダー、写真データに至るまで全て復元できます。

機種変更した際にも以前のアプリがそのまま使えるので、アップデート以外でも活用できることを覚えておきましょう。

4.DFUモードで復元する

まれにある症状の中で特に重症なのが、起動しない、再起動を繰り返すといったもの。この症状が出た時にはiPhoneを初期化するしか方法がありません。

初期化はiPhoneだけではできません。iTunesが必須になるので、パソコンを用意しましょう。

パソコンとiPhoneを接続し、ホームボタンとスリープボタンを同時に長押しします。長押し時間は10秒程度ですが、その時間を経過すると、DFUモードになります。

復元確認のダイアログが表示され、「OK」を押すと「工場出荷時の状態に戻す」という内容のダイアログが表示されるので、「復元とアップデート」をクリック。キャリアアップデートがある場合はそちらも「OK」を押してアップデートしましょう。

アップデートが完了すると、アクティベート画面が表示されるので、AppleIDとパスワードを入力し、「続ける」をクリック。iPhoneをアクティベートさせましょう。

再起動後、「新しいiPhoneへようこそ」という画面が表示されるので、「このバックアップアップから復元」をクリックしてください。最新のバックアップデータからiPhoneを復元してくれます。

完全に初期化した後、バックアップデータを基にした復元をするので、バックアップデータのデータ量次第では30分以上かかることもあります。完了するまでは気長に待ちましょう。

5.iOSアップデートのしつこい通知を止める方法

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定期的にくるアップデートは通知が来たら更新するのが基本。とはいえ、さまざまなアプリを立ち上げていたり、バックアップが取れていないなど、タイミング的に難しい場合もあるはず。

あるいは、アップデートはしたくないという人もいるかもしれません。

そんな人がアップデートの通知を毎回受け取らなくて済むようにする方法をご紹介します。

「設定」アプリの「一般」から止める

手順はシンプル。「設定」アプリから「一般」を選択。「アクセシビリティ」の下にある「ストレージとiCloudの使用状況」内にある「ストレージを管理」をタップ。アップデート対象となる「iOS X.XX(バージョン)」をタップし、「アップデートを削除」を選びます。

一時的ではありますが、再起動しない限り、通知は来なくなります。

まとめ

iPhoneのアップデートの操作方法は、パソコンを使う方法、iPhoneを使う方法の大きく2つ。使いやすい方法が一番ですが、アップデートをする前には必ずバックアップを取るようにしましょう。

また、失敗時の対処については、iPhoneを機種変更などで新しく購入した機種への引き継ぎでも活用できる手法です。それぞれの方法をうまく使い、トラブルのない、アップデートをしてください。

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