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- 全国にあり、すぐ持って行ける
- AppleCare+未加入状態での正規修理より料金が安いこと
- かなり酷い破損でも相談に乗ってくれる場合があること
iPhoneをAppleで修理する際、Appleストアが近所にない場合には、iPhoneを郵送しなければならず、郵送に時間が取られるため、1週間程度使えなくなります。
一方で、修理業者は全国にありますので、緊急の場合はとても便利です。早ければその日のうちに修理してもらうことも可能です。また、料金についても、Appleでの正規修理(AppleCare+未加入状態)より格安で対応してくれるところがほとんどです。
また、Appleで全損判定が下され、修理不能とされた重症なiPhoneでも、修理業者なら対応してくれる可能性があります。
さらに、新品交換も含めAppleで修理すると、中身が初期化されて戻ってきてしまいます。その一方で、修理業者はデータの初期化をしないところも多いので、バックアップしてない状況での破損修理の際は大変に助かる場合が多いです。
一度apple storeで全損と判断されてしまった方や修理料金を抑えておきたいという方、家の近所にapple storeがないという方はぜひ参考にしてみてください。
Apple以外の業者を利用するデメリット
ただし、Apple以外の修理業者の利用にあたっては下記を理解しておきましょう。
- Appleの保障は無効となる
- 交換部品の製造元が不明
- 業者の腕前に左右される
iPhoneは、購入後1年間の保障がついています。AppleCare+に加入していなくても、1年以内であれば初期不良やリコールなどは対応してもらえるはずです。ですが、購入後1年以内にApple以外で修理すると、この保障は無効となります。AppleCare+に対しても同様で、2年以内に他所で修理すると対象外となります。
また、Apple以外の業者では、交換部品がAppleの純正ではないため、修理の結果によっては、新たな不具合が発生する可能性があります。さらに、業者の技量を客観的に測る基準や制度もないため、修理のグレードのばらつきは多いと言えます。とはいえ、修理業者独自の保障期間(修理後○ヶ月など)を設けてあるところも多く、再び修理を依頼できるため、それほど酷い目にあうことはほとんどないと言えるでしょう。
修理業者での料金例
iPhone修理業者は全国にたくさん存在してるため、一口に「相場」といっても計りようがないのが現実ですが、破損状況がよほどひどくない限り、Appleでの正規修理での相場より安いと考えてほぼ間違いありません。
ここでは、最も利用頻度の高いと思われる「画面割れ」の料金を例に挙げて、全国規模で展開している代表的な修理業者をいくつかご紹介致します。
店名 | 展開 | iPhone7 Plus | iPhone 6s Plus | 掲載価格の店舗 |
---|---|---|---|---|
ダイワンテレコム | 全国 | ¥29,800 | ¥17,800 | 新宿本店 |
あいさぽ | 全国 | (掲載なし) | ¥27,800 | 新宿本店 |
ムスビ― | (店舗なし) | (掲載なし) | ¥28,994 | (店舗なし) |
スマホホスピタル | 全国 | (掲載なし) | ¥17,800 | 新宿店 |
iPhone Doctor | 全国 | (掲載なし) | ¥25,800 | 秋葉原本店 |
iPhoneお直し本舗 | 全国 | (掲載なし) | ¥11,800 | 池袋本店 |
料金は各ホームページに掲載されているものを、そのまま掲載致しました。これによると、業者によりかなりばらつきがあるのと、同じ業者であっても、店舗によって料金が異なる場合もありますので注意が必要です。
また、上記料金とは別に、サービス料などが発生する場合が無いとも限りませんし、今後の価格改定がある場合も予想されます。
ご利用にあたっては各ホームページの内容確認をし、インターネット上の口コミ情報なども参考にするとよいかと思います。
各キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)での修理
iPhoneを修理に出す場合、もうひとつの選択肢が各キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)です。
ソフトバンクやauの場合、対応できる店舗は全国でも数店舗に限られていますが、キャリアのショップにて修理ができます。まず来店予約をしてから、店頭での受付となります。ディスプレイ修理の場合は、3日~5日が必要ですが、本体やバッテリーの修理の場合、即日完了する場合もあるので、急ぐ場合には便利です。
料金はやはり新しくて大きいほど高く、iPhone8の場合、本体修理で40,000円弱、バッテリー交換修理で8,800円程度、画面修理で18,000円弱となります。
また、ドコモ、au、ソフトバンクともにAppleCareとは別に、キャリアの保障サービスが月額500円~650円で受けられるので、そちらに加入しておくのもいいでしょう。
やはり、値段は上がってしまうもののキャリア会社を通じて修理を受けることは非常に安心感がありますよね。保証サービスも豊富で充実していますし、ぜひ一度確認してみてください。
iPhoneを水没させてしまった際の修理
それでは、iPhoneを水没させてしまった場合にはどうすればいいのでしょうか?
それにはしっかりと水没に対応した修理をすれば、データはそのまま、普及できます。まずうっかり水没させてしまって鉄則とも言えることは、電源を入れない、充電をしない、ドライヤーで乾かす、振って水分を外に出す、自然乾燥することは避けて下さい。
インターネットで検索すると、たくさんの水没救済方法が掲載されていますが、まず電源がついていたら切って、SIMカードを抜いておくことが重要です。
また、お米と一緒にジップロックに入れて封をしておくと水が抜けると謳うサイトもありますが、それよりも非正規店に持ち込むほうが早く、データを残したまま復旧できる可能性も高くなります。
非正規業者を探す時は、どんな修理をしてくれるか聞いてみて、丁寧に「分解と洗浄」を行うと説明してくれる業者を選びましょう。あまり修理内容を説明してくれないところは要注意です。また、表面的に水を取り除くだけでは、復旧の可能性はまずないと思ったほうがいいでしょう。
また、持ち込みで修理に行っても、あまりに修理時間が短いところは要注意です。分解修理などをすると、最低でも1時間半くらいはかかるはずです。それを30分しかかからないというのは、表面的な水分だけを除去するなど、簡易な修理しかやっていないと思ったほうがいいでしょう。
このように、水没したiPhoneをなんとかデータ普及させて、再び使えるようにするには、正規の修理店ではまず無理で、非正規の修理店に持ち込むことになりますが、その場合も修理業者選びを失敗すると、データを残しての復旧はおろか、純正の部品を使わないために、追加の不具合が出てします場合もあるので、注意が必要となります。
まとめ
iPhone修理の選択肢および修理料金の相場について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
iPhone水没の場合の修理の品質面から言うと、Appleの正規修理が最も間違いがないのですが、店舗が限られていること、さらに料金が高めなことから、Apple以外の非正規修理業者を利用する機会も多いと思います。
ただ、修理技術の品質や対応が業者や店舗によりまちまちで格差があるため、まず利用前の調査が、水没したiPhoneを復旧できるかどうかを左右すると言ってもいいでしょう。
ただ、非正規の修理店を選ぶことにより、Appleの正規サポートが受けられなくなるというデメリットもあります。このあたりを十分に考慮に入れ、どちらを選択するかを検討し、本体や画面の修理とは違う非正規の修理店を上手く使い分けることが、リーズナブルに水没したiPhoneを修理ができる秘訣だと言うことができるのではないでしょうか?
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