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iPhoneの初期化方法と注意点

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iOS7以降は、「iPhoneを探す」機能と連動してアクティベーションロックという機能が追加されています。これは自分以外に当該端末の利用をさせない目的で導入されており、iPhoneを探すをオンにして初期化をすると、AppleIDとパスワードの入力が求められ、自分以外の人間が利用することを防いでいます。

そのため、iPhoneを販売するために初期化をした場合でも、この「iPhoneを探す」機能をオンにしていると販売できずに断られることがありますので注意しましょう。

iPhoneを探す機能をオフにする手順は下記の通りです。
・「設定」→「iCloud」→「iPhoneを探す」→[オフ]

iPhoneの初期化前は必ずこの手続きをとるようにしておきましょう。万が一Appleアカウントを忘れてしまった時に、初期化後ログインすることができなくなってしまいます。

Appleアカウントを忘れた場合

Appleアカウントを忘れた場合、メールアドレスを覚えていればパスワードの再発行をしてアカウントのログインをすることができるようになります。

メールアドレスを忘れてしまっている場合は、候補のメールアドレスからAppleからのメールが来ていないか確認し、登録していたメールアドレスを探すようにしましょう。万が一はAppleのサポートへ電話をして助けてもらう方法もあります。

iPhoneを初期化する方法

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ここでは、iPhoneを初期化する方法について紹介しています。iPhone単体でおこなう初期化方法とiTunesを使った初期化方法とがありますので、ご確認ください。

iPhoneだけを使って初期化する方法

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iPhoneを初期化する場合に、パソコンなどを使わずiPhoneだけで初期化することができます。iPhoneだけで初期化する方法は次の通りです。

まずApple IDのサインアウトをおこないます。
iPhoneの「設定」アイコンを開き、一番上にある「ユーザー名」をタップして、一番下にある「サインアウト」をタップします。「iPhoneを探す」をオフにするためにApple IDのパスワード入力が求められるので入力します。「データのコピーをこのiPhoneに残しますか?」という確認画面が表示されますが、初期化のためにおこなうApple IDのサインアウトなので「サインアウト」をタップし、サインアウトが完了となりました。

ここから初期化となります。iPhoneの「設定」アイコンを開き、一般を選択します。一般を開いたらメニュー一覧の一番下にある「リセット」を選択します。リセットを選択するとリセットのメニュー一覧が表示されますので、上から2段目の「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択します。パスコード入力画面になりますので、iPhoneを開く時のパスコードを入力します。

画面上に「すべてのメディアとデータを消去し、すべての設定をリセットします。」という表示と「iPhoneを消去」「キャンセル」が表示されます。「iPhoneを消去」をタップします。「本当に続けますか?」というメッセージが表示されますので、再度、「iPhoneを消去」を選択します。すると、iPhoneの画面にAppleのロゴマークが表示され、初期化の進捗状況が表示されます。少し時間を待つとiPhoneの初期化が完了します。

iTunesを使ってiPhoneを初期化する方法

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iTunesを使ってiPhoneを初期化する方法についてです。パソコンでiTunesを起動します。iTunesが起動したら、メニューバーの編集を選択し、設定をクリックします。設定画面が開いたら画面上部のアイコンから「デバイス」を選択します。デバイスの画面が表示されたら、画面中部にある「iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない」にチェックをしてOKをクリックします。

iPhoneをケーブルでパソコンと接続します。iTunesの画面にiPhoneのアイコンが表示されますので、iPhoneアイコンを選択します。iPhoneの概要が表示された画面になりますので、「iPhone/iPad」を復元」をクリックします。確認メッセージが表示されますので、「復元と更新」をクリックします。使用許諾契約が表示されますので、内容を必ず確認し問題がなければ「同意する」をクリックします。あとは初期化が完了するまで待つだけです。

強制的に初期化する方法

行方不明のiPhoneを初期化したいといった方はいらっしゃいませんか?また、iPhoneのパスコードや何かしら求められるパスコードの記憶がない、という場合には、上記の方法で初期化することができません。その他上記方法で初期化ができない場合は、強制的に初期化する方法がありますのでお試しください。こちらは公式非公認の方法ですので、試す場合は自己責任にてお願いいたします。

iPhoneがない場合

ブラウザ版のiCloudを利用します。Apple IDとパスワードがわかっていて「iPhoneを探す」がオンになっている方は、この方法で初期化が可能です。

「iCloudサインインページ」でApple IDとパスワードを入力してサインインし、「iPhoneを探す」を選択します。マップが表示されたら画面上部にある「すべてのデバイス」をクリックして、初期化したいiPhoneをみつけましょう。
見つかったらそのiPhoneを選択して「iPhoneの消去」をクリックします。「このiPhoneを消去しますか?という画面がでたら「消去」をクリックすれば、初期化完了です。

パスコードがわからない場合

「iTunes」を使うためパソコンが必要です。iPhoneのリカバリモードを利用して初期化する方法となります。

iPhoneの電源を切り、「iTunes」を開きます。リカバリーモードで起動するために、iPhoneの電源ボタンを押したままパソコンとつなぎます(方法はOSによって異なります)。パソコンにリカバリーモード画面が表示されたら、iPhone押したままのボタンを離します。iTunesで「アップデートまたは復元を必要としているiPhone”iPhone”に問題があります」と表示されますので「復元」ボタンをクリックすると、初期化完了です。

まとめ

今回、iPhoneの初期化方法と注意点について紹介いたしました。いろいろな状況でiPhoneを初期化しないといけない場合がありますが、初期化する場合は、必ずバックアップを取るようにしましょう。

写真や動画などが多い方は、iCloudの無料容量5GBでは足りない恐れがありますので、データを減らすか、iCloudをアップグレードするなどしておきましょう。特に自宅にパソコンを持っていない方は、早めにiCloudでのバックアップに対処できるように準備しておきましょう!

 

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