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皆さん、使っているiPhoneのストレージがあとどれくらい使えるかご存知でしょうか。
特に容量の小さいiPhoneを使っている人は、空き容量が残り少ない可能性があります。空き容量がなくなってしまうと、写真や動画の保存もできなくなります。iPhoneがストレージ容量不足になった場合はどうやって解消すればいいのでしょうか。
また、日頃から空き容量を十分に確保するために、どのような工夫をしておけばいいのでしょうか。ここでは、iPhoneのストレージ容量不足を解消するための4つのポイントについてご紹介します。
目次
1.ストレージを確認する
まずは使っているiPhoneのストレージの使用状況を確認してみましょう。どれくらい使っていて、あとどれくらい使えるのか、大枠でも把握をしておかないと容量不足に陥ってしまう可能性があります。既に容量不足の恐れがある場合は「おすすめ」の対処などを実行し、空き容量を増やしましょう。
1.ストレージ使用量の確認方法
iPhoneのストレージ使用量を確認する方法は次のとおりです。
- ①ホーム画面で設定アイコンを開く
- ②メニュー一覧から「一般」を選択する
- ③「使用状況」を選択する
- ④「iPhoneストレージ」画面が表示され画面上部にストレージの使用状況が表示される
- ⑤「使用可能」もしくは「使用済み」の数値から使用量を確認する
2.「おすすめ」を使い、ストレージを有効活用する
iPhoneのストレージを有効活用するために「iPhoneストレージ」画面に「おすすめ」リストが表示されることがあります。「非使用のAppを取り除く」「大きい添付ファイルを再検討」「写真を最適化」など、ストレージを有効活用するためにメニューが表示されます。実行しても問題のないものであれば使用して、使用できるストレージを増やしましょう。
2.「その他」データを減らす
使っているiPhoneのストレージ状況を見ると「その他」データが多くの割合を占めている人も多いのではないでしょうか。
「その他」データとはアプリの設定ファイルやキャッシュファイルなどのデータのことで、自動削除されるファイルもありますが、残ってしまうものも多く使用容量が大きくなってしまいます。「その他」データはiPhoneの初期化&復元を行うことで、大きく減らせる場合があります。
1.バックアップを作成する
「その他」データを減らす際には、必ずiPhoneのバックアップを作成しましょう。iCloudもしくはiTunesでバックアップを作成します。
2.データを初期化する
iPhoneのバックアップ作成が完了したら、初期化を行います。
「iPhoneを探す」機能をオフにしたうえで、設定アイコンを開いて、「一般」から「リセット」を選択し「すべてのコンテンツと設定を消去」を選びます。
「本当に続けますか?」というメッセージが表示されますので「iPhoneを消去」を選択して、AppleIDのパスワードを入力すればiPhoneの初期化ができます。
3.データを復元する
iPhoneの初期化が完了した後は、復元を行います。iCloud、iTunesでバックアップしたデータを復元しましょう。復元した後にストレージ状況を確認すると「その他」データが削減されているはずです。
3.余計なデータを減らして容量を確保する
iPhoneに大量のアプリをインストールしていたり、写真や動画をたくさん保存していたりしませんか。不要なものがあれば、それらを削除するだけでもある程度の空き容量の確保が可能です。
1.使っていないアプリの削除
「iPhoneストレージ」画面に表示される各アプリのストレージ使用状況を見ればわかりますが、どのアプリもある程度のストレージを使用します。
使っているアプリであればまだいいですが、使っていないアプリで空き容量を圧迫している場合はもったいありません。使っていないアプリは削除して少しでも空き容量を確保しましょう。
2.必要のない写真や動画の削除
ストレージの使用状況を見ると「写真」や「メディア」が多くを占めていませんか。InstagramなどのSNSへアップするために写真を撮る人は多く、気づけば大量の写真や動画がiPhoneに保存されている人は少なくありません。不要な写真や動画を削除して空き容量を確保しましょう。
写真や動画を削除する前に、iCloudやGoogleフォトなどにバックアップをして、デバイスに保存してある分のみを削除するようにしましょう。そうすれば、空き容量は増え、写真や動画はiCloudやGoogleフォトでいつでも確認することができます。
3.必要のない音楽の削除
「ミュージック」アプリの容量が大きい人は多いのではないでしょうか。たくさんiTunesStoreから曲を購入している人は非常に大きな容量を消費している可能性があるため、注意が必要です。不要な音楽を削除して空き容量を確保しましょう。
「ミュージック」アプリを開き、削除したい曲を長押しして、表示されるメニューの「ライブラリから削除」を選択すれば削除完了です。
4.各種キャッシュの削除
iPhoneを長く使っているとキャッシュデータが多く蓄積されていて、容量を大きく使用している場合があります。例えば、Safariのキャッシュを削除する方法は次のとおりです。
■Safari
- ①設定アイコンを開く
- ②「Safari」を選択する
- ③「履歴とWebサイトデータを消去」を選択する
上記方法により、Safariのキャッシュの削除ができます。他にも、さまざまなアプリでキャッシュを削除することで使用容量を減らし空き容量を確保できます。ここでは一例としてGoogleMapsとLINEの場合について紹介します。
■GoogleMaps
- ①GoogleMapsのアプリを開く
- ②画面左上にあるメニューボタンを選択する
- ③「設定」を選択する
- ④「概要、利用規約、プライバシーポリシー」を選択する
- ⑤「アプリのデータを消去」を選択すればGoogleMapsアプリ内のキャッシュデータを削除する
■LINE
- ①「その他」タブを選択する
- ②「設定(歯車マーク)」を選択する
- ③「トーク」を選択する
- ④「データの削除」を開き、削除したいデータを選択して実行すれば完了
LINEアプリ内のキャッシュデータも簡単に削除できるんですね。
4.外付けで容量を増設する
外付けメモリで容量を増やす方法もあります。iPhoneから直接バックアップを取れるので、使用容量を減らせます。インターネットに接続していない環境でも使えるので便利です。
iCloudやGoogleDrive、Googleフォトなどクラウドストレージなどを利用すると便利ですが、物理的な外付けメモリも悪くありません。
まとめ
iPhoneの空き容量が不足してしまうと、写真や動画、データの保存などができなくなってしまいます。
容量も大きく、空き容量も十分な場合はいいですが、そうでない場合は不要なアプリや写真などを削除して空き容量を確保しておきましょう。特に、写真や動画が大量にあり、容量を大きく使っている人は多いはずです。
Googleフォトなどのアプリを活用し、iPhone自体に保存している量を減らしましょう。また、長く使っている人はキャッシュを削除することである程度の空き容量を確保できる場合があります。
各サイト・アプリなどでパスワードの再入力など必要になりますが、試す価値はあります。まずは、使っているiPhoneのストレージ状況を確認してみましょう!