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お持ちのiPhoneが古いので(6や5s以前)、重くなるからiOSのアップグレードをしたくない。でも、スクリーンショットは無音で撮りたい…という方は、この方法をお試しください。「ミュージックアプリ」を裏で動かしつつスクリーンショットを撮るという方法です。
この方法はiOSの「バグ」を用いたものであり、iOSのバージョンによってはうまくいかないかも知れません。参考までに、筆者がテストした環境をご紹介しておきます。結論から言うと「ちょっとだけ」無音化できました。
- ・iPhoneのタイプ:iPhone 5c
- ・iOSのバージョン:9.3.5
昨年SEに機種変して眠っていたものを引っぱりだしてきてテストしました。余談ですが、iPhone5c+iOS9.3の環境、久しぶりに使ってみるとものすごく動作がものすごく重かったです。スクリーンショットの無音化目的だけで、iPhone5シリーズのiOSを10.2にするのは、動作を考えるとやめておいた方がいいかも知れません。
目次
スクリーンショットを撮影する
前置きが長くなりましたが、方法を説明します。
【方法】
- 1.ミュージックアプリを起動し、何でもよいので音楽を再生します。
- 2.音量を小さくして、ゼロにします。
- 3.ホームボタンを押し、ホーム画面に戻ります。
- 4.スクリーンショットを撮りたい画面にし、スクリーンショットをを撮ります。
こうすることで、無音でスクリーンショットが撮れた…はずですが、筆者が前出の条件(5c+iOS9.3.5)で試したところ、若干の音がしました。通常であれば「カシャッ」と言うところ、「カ」で終わったような感じで、完全無音とはいきませんでした。iOSやその他の条件によって、結果が変わってくるようです。事前に試すことをおすすめします。とはいえ、通常よりは明らかにシャッター音が目立たなくなりました。一応、効果があると言えそうです。
連続で撮影する場合は一度「ミュージック」アプリに戻る
上記の方法でスクリーンショットを無音化できるのですが、一回限りです。2回目からは普通にシャッター音が鳴ってしまいます。これを防ぐためには、一度ミュージックアプリを表示させて、再度同じ操作をするとうまくいきます。スクリーンショットを撮るたびに一旦ミュージックアプリに戻らねばならないことを覚えておきましょう。
ページ全体のスクリーンショットを撮影する方法
スクロールが長いWebページのスクリーンショットを撮る際、みなさんどうされてますでしょうか?iPhoneの標準機能だけだとスクロールしてショット、またスクロールしてショット…といった具合に分けて撮影するしか方法がなく、なかなか面倒ですよね。こんな時はアプリの出番です。
「WebCollector」アプリを使用する
WebCollectorというアプリをご紹介します。AppStoreで入手可能です。長いWebページを一枚の画像でスクリーンショットしてくれます。当然ながら、縦長の画像になります。
【使用方法】
- 1.WebCollectorを起動します。
- 2.アプリの中で、Webが立ち上がった状態で開きます。初回だと、Googleあたりかと思います。
- 3.通常のWebページを使うように、目的のサイトへ移動します。
- 4.目的のサイトに辿りついたら、カメラのアイコンをタップすると、スクリーンショットが撮れます。
- 5.画面が切り替わります。判りにくいのですが、撮った画像が表示されています。
- 6.この状態で、右上のアップロード(□に↑のアイコン)をタップすると保存先を選ぶことができます。
- (※)保存先はアプリ内やカメラロール等です。TwitterやFacebookへ直接アップすることも、メールに添付することもできます。
下記画像は、WikipediaのiPhoneのページをWebCollectorでスクリーンショットしたものです(結構長かったので横向きにしています)。ご覧の通り綺麗に取れています。巻物みたいで面白いですね。
また、スクリーンショットした画像に手書きで書き加えることも可能です(課金必要)。残念なのは「ソースを見る」というメニュー。おそらく、htmlコードが見れるのだと思いますが、筆者の環境だとアプリが落ちてしまいうまくいきませんでした。改善に期待です。
「画面メモSS」アプリを使用する
もう1つ、スクリーンショットアプリを紹介します。
【使用方法】
- 1.画面メモSSを起動します。
- 2.アプリの中でWebが開きますので、目的のページへ移動します。
- 3.下にあるアップロード(□に↑のアイコン)をタップすると、ページの画像がアプリ内に保存されます。
- 4.アプリ内で撮った画像を開き、アップロードのアイコンをタップすると、カメラロール保存やメール添付できます。
できることはWebCollectorと似ていますが、このアプリは撮った画像にタグを付けることができますので、複数画面の管理に適しています。画像例は、Yahooで撮ったスクリーンショットには「Yahoo」、Appleで撮ったスクリーンショットには「Apple」とタグ付して保存した状態です。スクリーンショットが増えてきた時、こまめにタグ付けしておくと後から見返す際に便利です。
まとめ
iPhoneでスクリーンショットを撮影する方法と、そのテクニック等について紹介しました。大きく分けて
- スリープボタン+ホームボタンで撮る方法
- AssistiveTouchを使う方法
- アプリを使う方法
があります。どれも長所があり、状況に応じて使い分けるとより便利になります。
iOS10.2より、スクリーンショットの無音化が実現され、人目を気にしなくてよくなりました。ですが、iOS10.2の不具合(電源関係)があるとも言われております。筆者の場合はさほど感じませんでしたが、場合によっては充電が遅い、電池の消費が早いといった事象があるようですので、無音スクリーンショットの必要性をよく考慮した方がよいかも知れませんね。
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