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iPhoneのヘルスケアアプリを使っていますか。「邪魔なアプリだなぁ。。」などと隅に追いやっていませんか。デフォルトアプリとしてどのiPhoneにも最初から入っているヘルスケアアプリは、睡眠、運動、健康などのデータを計測、記録してくれるため自分の健康管理・分析を簡単に行えます。
普段なんとなく考えている健康のことを、数値化・視覚化してくれるため、健康状態をひと目で確認できますし、日々の変化をチェックできます。ここでは、iPhoneのヘルスケアアプリの特徴や使い方、連携の仕方などについて紹介します。
目次
1.ヘルスケアアプリとは
iPhoneにはデフォルトアプリで「ヘルスケアアプリ」が入っています。このヘルスケアアプリを使えば、iPhoneを持っているだけでさまざまなデータの記録や計測が可能になり、自分自身のヘルスケアの記録を蓄積していけます。ほとんどが自動計測なので入力も最低限で済み、誰もが気になる主な4つカテゴリについて記録・管理ができる優れたアプリです。
1.4つの機能
ヘルスケアアプリでは、「アクティビティ」「マインドフルネス」「栄養」「睡眠」の4つのカテゴリについて、記録や管理が行えます。どのカテゴリも自分の健康を知るために大切なものです。それぞれのカテゴリの内容や特徴を一つひとつ見ていきましょう。
1.アクティビテイ
アクティビティでは、自身の運動量の計測や記録ができます。ウォーキングやランニングなど、運動した情報を記録でき、iPhoneを持っているだけで「ウォーキング・ランニングの距離」「歩数」「上がった階段」などのデータが自動で計測されます。
2.マインドフルネス
マインドフルネスでは、自分自身の心の状態を知ることができます。心が穏やかかどうか、落ち着いているか、過度なストレスを抱えていないかなど、毎日を健康で過ごすために最も大切とも言える、心の落ち着き度合いをビジュアルで確認できます。他のヘルスケア系アプリにはあまりない、貴重なデータを記録できます。
3.栄養
たんぱく質や炭水化物、カロリー、カフェイン量などを数値化して記録できる栄養カテゴリ。ビタミンやミネラルなどの記録も可能です。他社のヘルスケア系アプリと連携して使うと、さらに毎食の栄養素を細かくチェックすることもできます。栄養バランスのとれた食事をしたい方や、ダイエット中の方など、数値で見えるので日々の食事に対する意識が高まります。
4.睡眠
睡眠カテゴリは、名前の通り日々の睡眠データを記録・管理していくことが可能です。目標の就寝時間や起床時間を指定することもでき、自分の睡眠パターンのチェックができます。どれくらい睡眠が取れているかなど、視覚的に確認できるため、睡眠管理もしやすいです。健康に生活するために非常に大切な睡眠を「なんとなく」ではなく、しっかりとチェックできます。
2.他アプリと連携してできること
ヘルスケアアプリは単体でもある程度のデータを記録・管理することができますが、他のアプリと連携することで、各カテゴリで更に詳細データを取得できるようになります。他の睡眠系アプリと連携をすれば、さらに詳しい睡眠習慣の記録が可能です。
例えば、睡眠系アプリと連携すれば、時間毎の睡眠の質のデータまで細かく取得管理が可能で、体重系アプリを連携させればBMIや体脂肪率などの体重データも記録管理できます。
2.ヘルスケアアプリの使い方
ヘルスケアアプリは単独で使うだけでなく、さまざまなアプリやデバイスと連携が可能です。連携することで単独ではできないことができるようになり、より詳細なデータ取得・管理ができます。
1.単体使用方法
iPhoneのヘルスケアアプリを使用する際は、まず自分自身の情報を入力して使い始めます。「今日」というタブを選択すれば、今日の活動記録はもちろん、日々の活動状況のチェックができます。更に活動状況の下にはアクティビティ情報も載っており「ムーブ」「エクササイズ」「スタンド」の状態を確認できます。
また、メディカルIDにはiPhone所有者本人のけがや病気の有無などの健康情報を設定しておきます。所有者に万が一のことが起きた場合に医療関係者にすばやく提示できます。あとは各項目をタップすれば、詳細情報を見れたり、他のアプリと連携してデータを取得したりします。
2.他アプリとの連携使用方法
他アプリをヘルスケアアプリと連携する方法は非常に簡単です。ヘルスケアアプリと連携したいアプリを開き、連携を許可するだけです。各アプリによって連携設定は異なります。他アプリで連携許可を設定すると、データへのアクセス許可が求められますので許可をします。次に、iPhoneの設定アプリの「プライバシー」から「ヘルスケア」を選び、連携許可を出したアプリを選択すれば連携完了です。いくつものアプリとの連携が可能です。
1.Apple Watchと連携
ヘルスケアアプリはAppleWatchと連携させることで、更に高いパフォーマンスを発揮します。AppleWatchを腕にはめているだけで、安静時消費エネルギーやスタンド時間、エクササイズ時間、アクティブエネルギーなど、さまざまなアクティビティ情報が追加されたり、バイタルや心拍数なども測定できるようになります。AppleWatchと連携させればより細かく健康管理ができます。
2.体重計と連携
ネットワーク対応・iPhoneのヘルスケアアプリと連携可能の体重成計であれば、日々の体重データなどをヘルスケアアプリで記録・管理することが可能です。連携することで、体重成計で毎日取得する体重や体脂肪率、BMIなどのデータを、いつでもヘルスケアアプリで確認できます。
3.睡眠分析アプリと連携
専用の睡眠分析アプリと連携をすれば、ヘルスケアアプリ単体では測定できない睡眠の深さや質も測定できます。アプリによってはレム睡眠とノンレム睡眠を解析してくれて、自身の睡眠管理を事細かく行うことができます。
3.連携おすすめアプリ
ここでは、数あるヘルスケアアプリ連携アプリの中から、おすすめの2アプリについて紹介します。
1.Sleep Cycle alarm clock
Sleep Cycle alarm clockは、睡眠時間や質について詳細なデータを取得し、1番目覚めのいいタイミングで起こしてくれる睡眠分析アプリです。日々の快眠度を数値化し、世界中の人と比べることもできます。
いびき検出や睡眠導入音、心拍数記録などもでき、日々の寝起きの気分をアイコンで記録したり、カフェイン摂取や夜食が睡眠にどのような影響を与えるかも記録できる優れものです。ヘルスケアアプリと連携することで、事細かな睡眠分析が可能になります。
2.Health Planet
Health Planetは、タニタの提供する健康管理アプリです。対応の体組成計画や活動量計を使って、日々の体重や体脂肪、歩数などのデータを記録できます。機器によっては血圧や尿糖なども測定でき、自動でサイトやアプリにデータが記録されます。ヘルスケアアプリと連携することで、体重や体脂肪率の変化も視覚化でき、健康管理がしやすくなります。
まとめ
iPhoneのヘルスケアアプリを使えば、体の状態の変化をチェックできるため、日々の健康管理がとてもしやすくなります。単独でも使用できますが、AppleWatchや他の専用アプリと連携すれば、さらに詳細なデータが取得できるようになります。ヘルスケアアプリ単体であれば無料で使えますので、早速使ってみましょう。