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iPhoneとiTunesを同期する方法と同期できない場合の対処方法

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同期に方向というのも変な言い方ですが、大事ですので説明いたします。
大原則として、iTunes⇔iPhoneの同期作業はiTunes側のデータが基準となります。
言い換えると、「iPhone側のデータを、iTunesのものに書き換える」ことに他なりません。

ここを理解しておくとその時の状況に応じて、同期すべきかどうか判断しやすいと思います。
なお、逆(iPhoneからiTunesへの同期)はできません。(サードパーティ製のアプリを使えばできますが、音楽などの違法配布に繋がりますのでここでは取り上げません)

できれば手動同期が無難

USBやWi-Fiに繋ぐだけで自動的に同期させたいのであれば、上記1.で自動同期に設定し、3.で「○○○を同期する」にチェックを入れておけば適用されます。
ただし、こうしておくとiPhone側のデータは問答無用でiTunesのものに書き換えられてしまい、iPhone内に意図しないデータが入ってきたり、必要なものが消えてしまったりします。
手動同期にしておき、必要に応じてiTunes側で「同期(適用)」ボタンを押す方が良いかと思います。

普段iPhoneを繋がないパソコンへの接続時は注意する

iTunesは同一AppleIDで、5台までのインストールが認められています。
iPhoneを接続していないパソコンに接続した時、下記メッセージがでてくることがあります。
(Warning01.png)
うっかり「同期して削除」を選んで同期させてしまうと、iPhoneに現在入っているデータが削除され、このパソコンに入っているデータと置き換えられてしまいます。

「連絡先」「写真」も注意

例えば下記のような場合は気を着けましょう。
同期させる前に必ず、iTunesでiPhoneのバックアップを取るようにします。

  • iPhone側で連絡先を追加した後、初めてiTunesに繋ぐとき
  • iPhoneで写真を撮った後、初めてiTunesに繋ぐとき

上記データはまだiTunes上にはない状態ですから、バックアップを取らずに同期してしまうと、iPhone内の上記データは消えてなくなってしまいます。

同期できない場合の対処方法

同期できない場合の対処方法について説明します。
原因を探ることが重要ですが、下記順序がよいかと思います。

1.同期設定は正しく(自分の意図通り)できているか
2.iTunesとiPhoneが物理的に繋がっているか
3.iTunesのバージョン、iPhoneのiOSバージョンは適切か

1.は、自動同期のつもりがそうならないという場合にまず確認します。手動同期設定になっているかもしれません。
2.は、iTunes上でiPhoneが見えていない(上部にiPhoneのアイコンがない)時にに疑います。ケーブルの断線、コネクタの緩み等が考えられます。
3.は、上記1.2.を確認してどちらも間違いない場合の手段です。iTunesやiOSのアップデートという対処になりますが、特にiOSのアップデートは失敗することもあるので、バックアップを取るなどして慎重に行ってください。

まとめ

iPhoneとiTuensを同期する方法と、同期できない場合の対処方法についてご紹介しました。
同期設定には上位と下位あることを押さえておきましょう。ややこしいので、表にします。

「デバイス環境設定」の
「iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない」
のチェック
各データ種別毎の
「〇〇〇を同期」
のチェック
同期
なし あり 接続と同時に同期
あり あり 「同期」ボタンを押すと同期
なし なし 同期できない
あり なし 同期できない

一番上が自動同期、二番目が手動同期となります。「○○○を同期」は、チェックを入れない限り自動/手動とも同期できません。自動同期は便利とは言え問答無用で同期しますので、iPhone側のデータが意図しない方向に書き換えられたり、データそのものが消されてしまうこともあります。

できるだけ手動設定にしておくことをお勧めします。どうしても自動で同期したい場合は、データ種別やアイテムを厳選しておきましょう。同期しない場合は、上表の設定が自分の思惑と一致していないことがほとんどですので、まずは設定 をチェックしましょう。

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