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iPhone使用者ならば、iTunesと同期する機会が多くあるのではないでしょうか。
このiPhoneとiTunesの同期機能はとても便利な機能ですが、もしiPhoneが同期できない事態に陥ってしまうととても困ります。では、一体どう対処すれば問題が解決するのでしょうか。
実は、問題の原因さえ分かってしまえば、解決法はいたって簡単なんです。そこでこの記事では、iPhoneとiTunesが同期できない原因と同期できない時の対処法をご紹介します。
この記事で紹介する対処法を実践してトラブルを解決しましょう!
目次
同期できない3つの原因とは
1. iPhoneがiTunesに認識されない
iPhoneがiTunesに同期できない原因のひとつには、iPhoneがiTunesに認識されないことが挙げられます。iPhoneのデータをパソコンに転送するには、iTunesが必要となりますが、このiTunesにiPhoneが認識されないとデータの移管をすることはできません。
2. iTunesのプログラムにバグがある
iPhoneを認識してくれない症状にはじまり、iTunesが開かない、音楽をドロップしても転送がはじまらない、などのバグが報告されています。これは特にWindowsでのiTunes12に多く起きています。
3. 接続に問題がある
iPhoneがiTunesと認識されないのには、接続に問題がある場合もあります。主な原因としては、ケーブルの断線や接触不良、またはUSBポートの汚れやゴミなどが考えられます。
同期できない時の対処法9つ
主な原因を理解したところで、実際の解決策を確認しましょう。
原因に合わせた適切な解決法が存在するため、正しい対処が必要です。
1. iTunesをアップデートする
まず、iPhoneがiTunesを認識してくれない原因のひとつには、iTunesのバージョンが古い場合が考えられます。これは、iPhoneの機種を替えた時に多く見られる現象です。
まずはAppleのサイトからiTunesの最新版をダウンロード&インストールしてみましょう。
2. iOSをアップデートする
iPhoneのiOSが古いまま使っていることがiTunesに認識されない原因になっている場合があります。新しいOSがインストール可能となった時には、iPhone側から出た「今すぐインストール」アラートを拒否してインストールを先延ばしにしている方は注意しましょう。
最新版のiOSを長い間インストールしていない場合に不具合はおこりがちです。
また、iTunesと接続して作業をしたい時に不具合が出てしまわないためにも、iPhoneのiOSバージョンを新しくしておきましょう。
お使いのパソコンがWindowsであれば「デバイスマネージャー」から「Apple Mobile Device USB Driver」という項目から最新版にアップデートすることも可能です。特に、Window10にした時には不具合が発生するケースが多いため、活用することをおすすめします。
3. USBを再接続する
iPhoneをiTunesと接続する際にはケーブルを使用します。このケーブルの断線や先端部分の汚れ、また、iPhoneやパソコンの接続部分に溜まったホコリなどが原因でPC側が認識しない場合もあります。
この場合は、ケーブルを他のケーブルに替えたり、USBポートやケーブルの先端をOAクリーナーなどをつけた綿棒などで優しく掃除することが効果的です。OAクリーナーがなければ、消毒用エタノールやミネラルウォーターでも代用することができます。
4. Wi-Fi接続の設定が行われているか確認する
iPhoneとiTunesの同期方法にはUSBケーブルで接続する方法とWi-Fiで接続する方法の2つがあります。しかし、Wi-Fi接続で同期する場合、Wi-Fi設定が正しく行われていないと同期することはできません。これは、iTunesを再インストールした際などに起こりがちです。
また、iPhoneとiTunesをWi-Fi接続で同期させる場合、以下の手順が必要です。
- iTunes側の「概要」を開く
- 「Wi-Fi 経由でこの [デバイス] と同期」をクリック
- 「適用」をクリックした後USBケーブルを外す
- 同期する対象を選んで「同期」を選択
LANケーブルも確認しよう
通信環境を有線で構築している場合、Wi-fi自体に問題がなくてもLANケーブルが劣化してしまい、通信が正常に働いていない可能性があります。
Wi-fiルーターを確認してランプが正常に灯っている場合は、問題はLANケーブルにある可能性がありますので、無線通信に切り替えるか、代替のLANケーブルを使用してみるなどして確かめてください。
5. 「Apple Musicを表示」をOFFにする
Apple Musicはスタイリッシュで便利な音楽アプリですが、このアプリとiTunesのバッティングが原因で同期しない場合があります。Apple Musicを利用していないのであれば、iPhoneの設定→ミュージックで「Apple Musicを表示」という設定をOFFにしましょう。
この作業でiPhoneとiTunesの同期ができる場合も多くあります。
6. 「iCloudミュージックライブラリ」と「iTunes Match」をOFFにする
「iCloudミュージックライブラリ」とは、クラウドで動作するiTunesライブラリ(「マイミュージック」)のことで、Appleの音楽アプリ「Apple Music」のメンバーシップを購読することで利用できる機能のひとつです。
また、「iTunesMatch」はiTunesのライブラリをクラウドにアップロードできるサービスで、iCloudミュージックライブラリを利用しています。
iTunesとiPhoneが同期しない原因には、このふたつとiTunesのバッティングが場合があります。一度「iCloudミュージックライブラリ」と「iTunes Match」をOFFにすることで問題が解決する場合があります。
7.iTunesの同期設定を確認する
iTunesで同期がうまくいかない場合は、同期設定が適切にされているかを確認してください。
パソコン側でiTunesを立ち上げた後、下記を確認しましょう。
- レフトメニューの「ミュージック」を選択
- 「ミュージックを同期」にチェックを入れる
- 「終了」を選択して設定を適用する
また、同期を手動設定していないか下記の手順で確認しておきましょう。
- レフトメニューの「概要」を選択
- 「オプション」項目の「音楽とビデオを手動で管理」がオフになっているかを確認
- チェックが入っている場合は外して「適用」を選択
8. 再起動する
上記の方法でiPhoneとiTunesが同期しない場合は、コンピューターとiPhoneを再起動してみましょう。
しかし、コンピューターとiPhoneは同じネットワークに接続されていることが必要で、Ethernet経由などのWi-Fiでは同期はできないため、注意が必要です。
9. パソコンを変える
上記の事柄を試してもうまくいかない場合は、パソコン側になんらかの不具合が起きている場合が考えられます。この対処法はパソコンをを複数台所持している場合に限りますが、パソコンを替えることで難なくiTunesとiPhoneが同期する場合もあります。
10. それでもダメならサポートセンターに連絡する
上記すべての対処法を試してもトラブルが解決しない場合は、サポートセンターに連絡しましょう。問い合わせをする際には、iTunesとiPhoneのハードとソフト両方のバージョンが最新のものになっているか、USBケーブルに破損や汚れがないかなどを事前に確認しておきましょう。
また、AppleのサポートページのFAQでトラブルの解決法が見つかることもあります。一度目を通してみることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
iPhoneとiTunesが同期できないといったトラブルは、Window10を使用している場合やOSを替えた時によく発生するようです。
その際は、まず何が原因を突き止めましょう。その後、その原因に合わせた適切な対処をすることで、iTunesとiPhoneの同期が可能になるはずです。
トラブルが起きた際には冷静に対処し、便利で快適なiPhoneライフを楽しみましょう。