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プロジェクトが作成され、プロジェクト情報画面が表示されます。この画面には、上部にプログラムの実行や停止などが行えるツールバー、左側にアプリに関連するファイル一覧が表示されるナビゲーターが表示されています。
また、中央には実際にコーディングをしていくエディター、右側にはオブジェクトの設定の変更を行えるユーティリティ、画面下部にはプログラムのログやエラーが表示されるデバッグエリアがあります。
目次
4.ソースコードの表示
ソースコードは、ナビゲーターから表示したいソースコードを選択してクリックするとエディターに表示されます。例えば、「ViewController.swift」をクリックするとビューコントローラーのソースコードが表示されます。
5.画面レイアウトの設定
ナビゲーターの「Main.storyboard」をクリックすると、画面レイアウトが表示され、画面レイアウトの設定を行うことができます。
6.簡単なソフトを作ってみる
それでは、実際に簡単なソフトを作ってみましょう。今回はプログラミングではよくある「Hello World」を表示するプログラムを作ってみます。
ナビゲーターからビューコントローラーをクリックしてソースコードを表示させます。そして、エディターで以下のソースコードを「import UIKit」の次の行に追加してください。
class HelloWorld: UIView {
override func drawRect(rect: CGRect) {
let attrs = [NSFontAttributeName: UIFont.systemFontOfSize(24)]
let str = “Hello, World!”
let nsstr = str as NSString
nsstr.drawAtPoint(CGPointMake(100, 100), withAttributes: attrs)
}
}
記入し終わったら、画面レイアウトを表示します。「Main.Storyboard」->「HelloWorld」と選択します。その後、ユーティリティエリアの青い四角ボタンをクリックし、「クラス」という項目から「Hello World」を選択します。これで開発は終了です。
7.作ったアプリをシミュレータで動かしてみる
アプリを開発したら、実際に動かしてみましょう。ツールバーの「▶」をクリックすると、アプリのビルドが開始され、バグ等がなければアプリが起動します。
5.iOSデベロッパープログラムへの登録
以上で、アプリを開発するまでの流れが分かったと思います。最後に、開発したアプリを公開する方法を説明します。
1.Apple Developer Programsへの登録
開発したiPhoneアプリを公開するにはiOS Developer Programに登録する必要があります。iOS Developer Programには3つのコースがありますが、個人で登録する場合は年間費11,800円のコースへ登録することになります。
2.登録に必要なもの
iOS Developer Programへの登録には、本名と連絡先、クレジットカード、本人確認書類(免許証など)が必要になります。事前に準備しておきましょう。
3.iTunes Connectへ銀行口座他を登録
iPhoneアプリを開発・リリースすると、お金を稼ぐことができる場合があります。有料のアプリ販売やアプリ内課金、無料アプリの広告収入などです。
そういった収入を得る場合には、「iTunes Connect」へ銀行の口座と税金情報を登録しておかなくてはなりません。アプリをリリースする方の多くが何ならかの形で収入を得ると思いますので、忘れず登録しておきましょう。
まとめ
ここまで、iPhoneアプリを開発するための準備について詳しく説明してきました。初めての方には少し大変かもしれませんが、iPhoneアプリを開発するには、そのためのしっかりとした準備が欠かせません。
iPhoneアプリを自分で作れるようになれば、お小遣い稼ぎが出来たり、App Storeにはないアプリを作って普段の生活に役立てたり、といったことが可能になります。
iPhoneをもっと楽しく使うために、iPhoneアプリ開発を始めてみてはいかがでしょうか。
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