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CPUの2大メーカーであり、世界シェアNo.1を誇る半導体メーカーのIntel。多くのパソコンやスマホに搭載されており、これまでにさまざまシリーズのCPUを世に送り出してきました。
CPUをポイントにデバイスを選ぶ場合、迷ったときはIntelのCPUを搭載しているものを選択すれば、大きな失敗はないはずです。
目次
業界シェアNo.1!
XEONやCore i3、Core i5、Core i7、Pentium、Celeronなど、多くのシリーズを発売しており、ターボブーストやハイパースレディングなど、最新のCPUを発売する度にいろいろな機能を搭載し、性能を向上させています。
MacやWindowsなどに限らず、Intel製品が使用されていて、初心者〜プロまで世界中にユーザーが存在します。
ゲーム用途に向いている
CPUの性能が低い場合はラグが発生してゲームが快適にプレイできず、ストレスを抱えてしまいますが、IntelのCore i7やCore i5などのCPUは、ゲーム用途に向いており、幅広いゲームを快適にプレイすることができます。
消費電力が少ない
Intel製CPUは、消費電力が少ないという特徴もあります。消費電力を抑えることは 「発熱を減少→ファンの回転スピードの抑制→結果パソコンの静音化」 に繋がります。
消費電力は電気代を抑えることばかりに目がいきがちですが、パソコンの駆動音を抑えることにも繋がるわけですね。発熱を抑えることはパソコンの長持ちにも繋がりますから、かなり重要な要素となります。
グラフィック機能がついている
Intel製CPUは、基本的にグラフィック機能がついているものが多いです。美麗グラフィックを使うゲームでもなければ別途グラフィックボードを載せる必要もありません。
何でもできる万能感
圧倒的なシェア率による安心感や情報量はAMDを圧倒的に上回っており、何にでも対応できる万能感を感じさせてくれます。
このような理由も相まって、ゲーム目的以外でもハイエンドなパソコンを求める場合はIntel製CPUを選択するユーザーが多めとなっているようです。
AMDの特徴
AMDはAdvanced Micro Devicesの略でアメリカの半導体メーカーで、パフォーマンスではIntelより劣るものの、価格が安価でコスパが優れているのがAMDのCPUの特徴です。
世界No.1のシェアを誇るIntelの次に高いシェアを誇り、内蔵されているGPUの性能が高いこともあり、グラフィック性能に定評があります。高解像度の4K映像や3D映像もスムーズに再生が可能です。
Ryzen ThreadripperやRyzen7、Ryzen5、FX、Athlon、Sempronなど、これまでにたくさんの製品を発売しています。CPUだけでなく、GPUやAPUも評価が高いです。
コストパフォーマンスが良い
IntelのCPUに比べAMDは価格が安いので、パソコンなどを自作する人やオーバークロックで運用する人たちから圧倒的支持を得ています。「コストを抑えたい」という場合は、迷うことなくAMDです。
映像編集に適している
AMDのCPUは 動画のエンコードやデコートのようなマルチスレッド処理を得意とする 特徴があります。エンコードを並列的に処理することでパソコンに与えられる負荷を均等化して演算することができます。
ゲームではなく、映像編集をメインに考えている方はAMDのCPUがおすすめです。intelCPUと比較するコスパも良いですし、編集にかかる時間も短縮することができます。
IntelとAMDに大差はない
ここまでIntelとAMDの違いを見てきました。それぞれ適している用途があるものの、どちらか一方でしかやれない事や出来ない事は存在しません。あくまでより良いパフォーマンスを求める場合に「ゲームならIntel製」「動画編集ならAMD製」といった使い分けをするのが適切という結果になりました。
CPUを購入する際の注意点
IntelもしくはAMDのCPUを購入する際、または、パソコンやスマホを購入する際にCPUをポイントにするときは注意点もあります。
これらの注意点は「せっかくCPUを購入(選ぶ)のであれば性能の良いものを選びましょう」というものですので、予算等条件をクリアする場合は下記6点に注意しましょう。
①同世代ならクロック周波数は高いものを
比較検討しているCPUが同世代の場合は クロック周波数が高いもの を選びましょう。先述のとおり、クロック周波数はCPUのスピードを示すパラメータの1つで、数値が大きいほど処理速度が速くなります。
CPUが同世代であるなら、クロック周波数が高いものを選んだ方が、パソコン・スマホがサクサク動作する可能性が高いためです。
「◯Ghz」なのか早速確認をしましょう。
②違う世代ならコア数の高いものを
もし比較検討しているCPUが同世代ではなく、違う世代の場合は コア数が高い方 を選ぶようにしましょう。
コア数は人間に例えると脳の数であり、数が多いほど処理できる量・範囲が広がり、処理速度も速くなります。コア数の高いCPUであれば1度に多くの処理が必要なときでも対応できるため、動作が遅くなりにくいです。
CPUが同世代の場合はクロック周波数が高い方、同世代ではなく違う世代の場合はコア数が高い方を選ぶようにすれば、より快適な動作が期待できます。
③TDPの値は低いものを
TDPとは CPUの最大発熱量 を指します。こちらが高ければ高いほどより多くの電源を消費し熱しやすいということになります。大型のクーラーや大容量電源を用意する必要が生まれます。
パソコンショップからパソコン一式を購入する場合なら、考慮されたカスタマイズがされていると思われますが、CPUのみを購入して自分で交換する場合は注意が必要です。現在の冷却性能や電源では足りなくなってしまう恐れがあるからです。
いくら処理能力が高いCPUでも適切な環境を用意できなければ性能をフルに活かすことはできません。CPU選びの際には、TDPの値をチェックすることも忘れないようにしましょう。
④キャッシュの値は高いものを
キャッシュは CPU内部にある記憶装置 を指します。1次から3次キャッシュで構成されており、段階的にアクセスしていきます。こちらのキャッシュの値が高いほど処理を高速化することができる仕組みです。
⑤パソコンの用途で決める
用途によって適しているCPUを選ぶことも大切です。ゲーム目的であればIntel製CPUが向いていますし、映像編集など動画作成を目的としている場合ならAMD製CPUの方が安くパソコンを組むことができます。
Intel製CPUで動画編集が出来なかったり、AMDでゲームプレイができないわけではありませんが、可能であるなら適しているCPUを選びたいところです。
⑥型番末尾のアルファベットは用途を示す
CPUの型番にアルファベットが添えられていることがあります。このアルファベットはCPUの用途を示すものとなっています。例えば「2700K」の「K」はオーバークロックの制限を外してあることを示します。
末尾アルファベットの意味
- K オーバークロック対応。安定性を重視した速度制限を解除してある
- X オーバークロック対応。Kの特徴をさらに強めたもの
- S 省電力モデル。電力消費を抑えたかわりに性能のやや控え気味
- T さらに省電力モデル。電力消費をさらに抑え、性能も落としてある
- P 内蔵グラフィックス非搭載。グラフィックボードを別途用意する必要がある
- F iGPU無効モデル。グラフィックボードを別途用意する必要がある
上記は一例となっており、これら以外にも様々なアルファベットが付けられることがあります。CPU選びの際にはアルファベットを調べることでどのような用途に特化しているかを簡単に調べることができます。
まとめ
CPUはパソコンやスマホなどの中心的な部品であり、デバイスの性能に大きな影響を与えます。そのためCPUの性能が良ければデバイスを快適に使用できますし、CPUの性能が悪ければデバイスの性能も劣ったものになります。
CPUの性能の見方として、クロック周波数やコア数、スレッド数などがあり、いずれも数値が高いほどCPUの性能が優れていることを示します。
IntelやAMDのメーカーがあり、最新のデバイスであれば優れたCPUを搭載している可能性が高いです。
ぜひ、今使用しているデバイスのCPUを確認してみて、次に買い替える際は、CPUをポイントに選んでみてはいかがでしょうか。
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