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結局どのCPUを選ぶべきなの?用途別選ぶべきintelのCPU比較

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PCの中核を構成する部品としてCPUは無くてはならないもので、日本語では中央演算装置と呼ばれていてほとんど全ての処理をこの装置で対応しています。

このCPUですが、米国のintel社が主な開発元となっておりMicrosoft社製OSのWindowsと共に世界中のユーザが利用している事はご承知の通りです。

このCPUですが、日々の技術革新に伴っていろいろなバージョンや処理の仕組みを持つシリーズが多数存在しています。

現在の一般的なPCに利用されているintel社製のCPU製品でブランド名をCore というCPUにおいても、世代別に3つのシリーズに分かれているといった具合です。

本記事では 非常に多くの種類が発売されているintel社製CPUについて、どういった用途にはどのCPUが適しているのか という点からご説明致します。

記事後半にPCの目的別に搭載されたCPUの選択の考え方をまとめておりますので、ご一読下されば幸いです。

CPUのスペックの見方

CPUの性能を示す指標として一般的に考えられるものとして、コア数やクロック周波数キャッシュメモリ等がありますが、当記事では コア数とクロック周波数 についてご説明致します。

各指標での性能差がそのままCPUの性能差に直結するものではないという点をご認識いただく事を重要となります。

CPUとは

コンピュータがさまざまなアプリケーションを利用して書類を作成する事や数値データを集計する作業、画像や動画を編集する作業といった多様な機能を提供するには、コンピュータに搭載されているCPUという装置が不可欠です。

このCPUは 多種多様な演算を行い、その結果としてアプリケーションが動作する 事になりますので 非常に重要でありかつ高い性能を要求される ものとなります。

CPUは演算する事が目的なのでその演算速度が高速であるものが優れていると考えられますが、その演算速度はいくつかの機能が統合して動作した結果として実現されていますので、その性能を決定付けるいくつかの機能をご説明致します。

コア数とは

コアとは CPUでの演算を担う中核部分 となり、この部分の能力でコンピュータ自体の性能を大きく左右する事になるものです。

以前はシングルコアが一般的でしたが、近年における急激な技術革新によりコアの性能も著しく上昇している事とそのコアを複数搭載して更なる性能向上を図っている製品もあります。

コアを複数搭載するものとしては2コアの場合はデュアルコアと呼び、以降コアが増加する毎にトリプル(3)、クアッド(4)、ヘキサ(6)、オクタル(8)と呼ばれます。 ※()の中にある数字がコア数を表しています

コア数の増加に伴う性能向上は良いのですが、それに伴うCPUのサイズが大きくなる事と消費電力の増大と発熱量の増加というデメリットを解消する必要が出てきます。

従いまして、一般的な利用用途となるノートPCであればクアッドコアまでの利用が多くなり、それ以上のコア数となるCPUはデスクトップPCでの利用となる場合が多いと考えます。

これはコア数の増加に伴うCPUからの発熱を考慮して、ノートPCではスペース的な問題からヒートシンクといったCPUからの放熱方法が難しい事が理由となります。

クロック周波数とは

クロック周波数は 1秒間当たりの処理回数 を表していますので、この値が高ければPCとしての処理能力は高いと言えます。

但し、このクロック周波数での比較は同一のコア構成でキャッシュメモリのサイズがほぼ同じCPUである前提の話なので、コア数が異なる場合やキャッシュメモリのサイズが大きく異なる場合には一概に性能が高いとは言いきれません。

クロック周波数が高い事はPCとしての性能も高いという事は言えますので、処理負荷の大きいアプリ等を動かす場合にはクロック周波数を1つの判断基準にする事はあると考えます。

intel社製の一部CPUには、特定のコアに処理負荷が集中した場合にそのコアのクロック周波数を一時的に上昇させるという機能が実装されています。

この機能をターボ・ブースト・テクノロジーと呼び、特定のコアに負荷が集中した場合にクロック周波数を上げる事でCPUのパフォーマンスを維持する事を実現しています。

次ページ:intelのCPUの型番の見方

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