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長い間、Windowsの標準ブラウザとして使われていた「Internet Explorer」ですが、現在は仕様が変わってタスクバーやスタート画面にデフォルトで表示されているブラウザは「Microsoft Edge」へと変更されています。
Internet Explorerに慣れ親しんだ人にとっては今更ブラウザを変えたくないという人も多いかと思いのではないでしょうか。一見するとInternet Explorerは使えなくなってしまったようにも思えるのですが、実は問題なく使えます。
本記事では Internet Explorerの特徴とWindowsで起動する方法 をご紹介します。
目次
Internet Explorerとは
Microsoftが開発したウェブブラウザ
IE(Internet Explorer)は Windowsの標準ブラウザとして使われてきたウェブブラウザ です。ブラウザとは、ウェブページを閲覧する際には必須となるソフトのことで、MacやiPhoneなら「safari」Androidなら「Google Chrome」が標準ブラウザとなっています。
2015年には IEの後継ブラウザとしてEdge(Microsoft Edge)が公開 され、IEはWindowsの標準ブラウザとしての長い仕事を終えました。
サポートは続いている
IE11は現在も使える
IEは標準ブラウザからは外れましたが、現在もWindows10に標準搭載されておりダウンロードやインストールをすることなく起動することが可能です。もちろん問題なくウェブブラジングもできますのでIE11を使っているユーザーも沢山いらっしゃいます。
開発は終了しているもののサポートは継続している
IEはIE11が事実上最後のバージョンとなっており、以降はEdgeの開発に専念すると明言がされています。ただし標準ブラウザがEdgeに正式に切り替わった後もMicrosoftによるサポートが継続的に行われており、現在も不自由なく利用することができるようになっています。
現状、IE11のサポートを終了する旨は一切明言されておらず、いつまで続くかは不明となっています。
古い技術との互換性がある
EdgeではなくあえてIE11を使う理由として 「慣れ親しんだブラウザだから使いやすい」 という意見も多いかと思いますが、古い技術との互換性を優先した結果IE11を選択しているという意見も見受けられます。
インターネット上には、「ActiveX」や「VBScript」など古い技術を使って制作されたページが多く残っています。これらのページを表示するにはIEが必要となるため、IEを使うユーザーが絶えないのだと思われます。
セキュリティ面で不安がある
今もWindowsに標準搭載されており継続的なサポートもされているIEですが、MicrosoftからはIEから最新のブラウザへの移行を推奨する声も挙がっています。
企業や団体では使い古したIEの方が使いやすいという事実は把握しているものの、長期的に見たら早めに最新ブラウザに移行するほうがコスト面でもセキュリティ面でも良い選択になるとしています。
Internet Explorer11をWindowsで起動する方法
標準ブラウザからは外されてしまいましたが、現在のWindowsにもIE11は搭載されています。
スタートメニューより起動する
IE11はスタートメニューから起動することができます。
スタートメニューより起動
- タスクバーの スタート(窓アイコン) をクリック
- 下へスクロールして Windowsアクセサリ をクリック
- Internet Explorer をクリック
以上の操作となります。IE11が起動したことが確認できたら完了です。
タスクバーにピン留めする
前項でご紹介した手順は短いようにも思えますが、頻繁に起動する場合は手間に感じてしまうこともあるかと思います。タスクバーにピン留めしたり、デスクトップにショートカットアイコンを作成しておくことをおすすめします。
スタートメニューからピン留めする
スタートメニューからピン留め
- タスクバーの スタート(窓アイコン) をクリック
- 下へスクロールして Windowsアクセサリ をクリック
- Internet Explorer を右クリック
- 展開されたメニューで その他 にカーソルを合わせる
- 展開されたメニューで タスクバーにピン留めする をクリック
アプリを検索してピン留めする
アプリを検索してピン留め
- タスクバーの 検索ボックス をクリック
- Internet Explorer と入力して検索
- 検索結果に表示された Internet Explorer を右クリック
- 展開されたメニューで タスクバーにピン留めする をクリック
以上の操作でIE11がタスクバーにピン留めされました。以降はタスクバーのIE11アイコンをクリックするだけで起動することができます。IE11とEdgeのアイコンは似ていますが、色合いで判別できるかと思います。
そもそもEdgeを使わない場合は、Edgeをタスクバーから外すのも良いかもしれません。Edgeアイコンを右クリック→タスクバーからピン留めを外す で完了します。
デスクトップにショートカットを作成する
こちらはデスクトップにショートカットアイコンを作成する手順です。
デスクトップにショートカットを作成
- タスクバーの スタート(窓アイコン) をクリック
- 下へスクロールして Windowsアクセサリ をクリック
- Internet Explorer をデスクトップにドラッグ&ドロップする
以上の操作でショートカットアイコンの作成が完了しました。デスクトップにされたアイコンをクリックするだけでIE11が起動します。
Internet Explorer11を規定のブラウザに設定する
WindowsではEdgeが規定のブラウザに設定されているため、リンクやHTMLファイルを開こうとするとIE11ではなくEdgeで開かれてしまいます。これを防ぐためにはIE11を規定のブラウザに設定しておく必要があります。
設定画面から設定する
設定画面から規定ブラウザに設定
- タスクバーの スタート(窓アイコン) をクリック
- 設定(歯車アイコン) をクリック
- アプリ をクリック
- 左メニューより 規定のアプリ をクリック
- Web ブラウザー をクリック
- Internet Explorer をクリック
インターネットオプションから設定する
インターネットオプションから規定ブラウザに設定
- IE11を起動
- 画面右上の 設定(歯車アイコン) をクリック
- 展開されたメニューより インターネットオプション をクリック
- プログラムタブ をクリック
- Internet Explorerを規定のブラウザーにします。 をクリック
- Web ブラウザー をクリック
- Internet Explorer をクリック
設定画面とインターネットオプション、どちらから設定する場合も最終的には同じ画面へと行き着くことになります。やりやすい方で試してみてください。
まとめ
IE11は現在もサポートとされており、実際に多くのユーザーが今も使い続けています。最新ブラウザへの移行を推奨される声もありますが、IE11ならではの特徴もあって完全に移行するわけにもいかないのが現実です。
基本的にはEdgeを使用して、IEでしか見れないページはIE11を利用するのが最も無難かと思われます。場面によって使い分けていきましょう!