Excel初心者に！基本の解説とこれだけは覚えておきたい関数9選

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ここでは、6つの基本的関数について見ていきましょう。SUMやMIN・MAXなど、仕事でもプライベートでも使う関数ばかりです。

SUM関数

SUM関数はまさにエクセルの基本中の基本の関数です。

SUM関数を使えば、簡単に指定範囲のセル内の数字の合計を求めることができます。たとえば、「＝SUM(A1:A10)」だとA1〜A10までの数値の合計値が表示されます。

指定範囲内のセルの数字が変われば、合計値も自動で変化します。1〜2つの数字計算であればSUMを使わずとも簡単ですが、いくつもの数字を計算したい場合や1つの数字が大きいとき（桁が多いとき）に便利です。

家計簿をつけるときも食費や光熱費、通信費、保険代など、たくさんの項目があるためSUM関数を使うといいですよ。

MIN関数

MIN関数を使えば、指定範囲のセル内の数値の中で最も小さいものを表示します。

「＝MIN（A1:A5）」で、A1が150、A2が180、A3が240、A4が80、A5が200であれば、最小値である80が表示されます。多くの数値の中から最小値を求めたい場合に使います。

MAX関数

MAX関数はMIN関数の逆で指定範囲のセル内の数値の中から最も大きいものを表示します。

「＝MAX（A1:A5）」で、A1が150、A2が180、A3が240、A4が80、A5が200であれば、最大値である240が表示されます。MIN関数と違い、多くの数値の中から最大値を求めたい場合に使う関数です。

COUNT関数

COUNT関数を使えば、指定範囲内にある数値の数を表示できます。数値のみが表示されているセルの数を求めるため、テキストのみのセルの数は反映されないため、注意が必要です。たくさんのセルの中から数値のみが入力されているセルの数を求めたいときに使います。

COUNTA関数

COUNTA関数は、指定範囲内にあるテキストや数値が入力されているセルの数を求めます。COUNT関数は数値が入力されているセルの数を求めますが、COUNTA関数はテキストのセルも数値のセルも反映されます。「空白でないセル」の数を求めたい場合に使いましょう。

AVERAGE関数

AVERAGE関数を使えば、指定範囲の平均値が求められます。

たとえば、「＝AVERAGE（A1:A5）」で、A1が5050、A2が3260、A3が4020、A4が2230、A5が3240の場合、平均値の3560が表示されます。もちろん、指定範囲のセル内の数値が変われば、結果も変わります。

よく使う関数3選

ここでは、覚えておいて損はないよく使う3つの関数をご紹介します。

IF関数

IF関数は、設定した条件によって表示される値が変化します。「＝IF（論理式,真,偽）」で使用します。

たとえば、「論理式」部分には「A1＝100」と入力し、「真」の場合には「◯」、「偽」の場合には「☓」と入力をしたとします。すると、A1のセルに100と入力してあれば「◯」と表示され、A2のセルに40やA3のセルに60などと表示されていれば、A1＝100ではないため「☓」と表示されます。

さまざまなケースで使えるので便利な関数です。

VLOOKUP関数

VLOOKUP関数は、「＝VLOOKUP（検索値,範囲,列番号,検索の型）で使用します。「検索値」には「どのデータ」かを指定し、「範囲」には検索する範囲、そして「列番号」にはどの列の値を取り出すかを入力します。

最後に「検索の型」は、見つけたいデータがなかった場合の処理を入力します。シーンにもよりますが、基本的には「FALSE」を入力すれば大丈夫です。

HLOOKUP関数

VLOOKUP関数が範囲を縦方向に検索する一方で、HLOOKUP関数では横方向での検索が可能です。

HLOOKUP関数の使い方は基本的にVLOOKUP関数と同じです。「＝HLOOKUP（検索値,範囲,行番号,検索の型）」で使います。

VLOOKUP関数は「列番号」なのに対し、HLOOKUP関数は「行番号」になります。「検索値」は検索する値、「範囲」は検索される範囲、「行番号」はどの行の値を取り出すか、「検索の型」は「FALSE」を基本的に入力して使います。VLOOKUP関数と一緒に覚えておきましょう。

まとめ

いかがでしたか？

今回はエクセルとは何かというところから関数についてまでご紹介しました。

エクセルは使いこなせるようになるととても便利なツールです。この記事を参考にエクセルを使いこなしましょう！

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