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Windows Vista Home Premium ,UltimateとWindows7には標準で、画像や映像をDVDプレーヤーなどで再生できるDVDビデオディスクに書き込める「DVDメーカー」が付属していました。
例えば、ムービーカメラで撮りためた動画やデジカメの写真を、パソコンに取り込んでDVDビデオディスクに整理するといった場合に「DVDメーカー」が活躍していました。ところが、windows8ではこの「DVDメーカー」は付属しなくなりました。また、代替となる機能も標準では用意されていません。Windows10でも復活しませんでした。
本記事では、Windows8シリーズやwindows10でDVDを作成する方法をご紹介していきます。ぜひ記事を参考に、Windowsで快適なDVD作成環境を整えましょう。
1.そもそも「DVDビデオディスク」とは
DVDビデオディスクとは、一般のDVDプレーヤーで再生できる方式(DVD Video Format)で書き込まれたDVDです。
パソコンに保存してある動画をDVDにそのまま保存した場合は、あくまでも「パソコンの動画データ」がDVDに書かれています。これでは一般のDVDプレーヤーで再生できません。そのため、WindowsからDVDを作成する時には、特にフォーマットが変換できているかを確認することが大切です。
2.WindowsでDVDビデオディスクを作成するには
多くのDVDドライブにはDVDビデオディスク作成ソフト(オーサリングツールとライティングソフト)が付属しています。
メーカー製パソコンで初めからDVDドライブが付いていれば、あらかじめインストールされています。仮にアンインストールしても、リカバリメディアや復活用ツールが付属しています。
自分で増設した場合や自作パソコンでも、DVDドライブのインストールメディアや、ダウンロードしてインストールするためのプロダクトキーが付属している場合が多いです。
そのような場合は、付属のソフトを利用するのがベストです。DVDドライブの開発段階からそのソフトを利用してきて、そのソフトでベストパフォーマンスが出せるように作りこまれていると考えられるからです。
DVDの書き込みは、エラーが出ることが少なくありません。一回だけ書き込み可能なディスクでは、エラーが出たらもうそのディスクは使えません。そして、もしもテレビ番組などを書き込んでいる途中でエラーが出たら、データも消える可能性すらあります。そのため、DVDへの書き込みは、付属のソフトなどできるだけ信頼できる方法を選択することが必要なのです。
何らかの原因で、DVDドライブ付属のソフトが利用できない場合には、別途DVDビデオディスク作成ソフトを入手することになります。ところが、これが玉石混交で、自分の環境で目的の用途に問題なく利用できるものを探すのは大変なのです。
できるだけ安全そうなツールを探しても、最終的には使ってみないと使えるかどうかがわかりません。無料ツールもたくさんありますし、有料のツールでも試用期間が設定してある場合がありますので、良さそうなツールを探して試してみるしかありません。
しかし、ちゃんと使えているように見えて、書き込み途中で不具合が発生したら、書き込み可能ディスクが無駄になってしまいます。1~2枚無駄になることは覚悟するとしても、何枚無駄にしたら終わるのかはわかりません。ここまでくると、一般ユーザの手におえません。数種類試してだめならば、他の方法を探すことが必要かもしれません。
Windowsの世代が変わることで、標準ソフトがサポートされなくなることは少なくありません。しかし、今後のことを考えて、古い標準ソフトのことはあきらめて、より活用できる新しい方法を探っていくことが必要です。Windows8や10に更新された方は、可能な限り付属についてきているソフトを活用して、DVDの作成をするようにしましょう。