導入すべき？3大クラウドの比較検討と選ぶ際のポイント5つ

公開日：2017/06/29　更新日：2018/04/25　

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最後に使い勝手から比較すると、社内にサーバを置く場合は、基本的に社内ネットワークで使うのが前提になります。そのため、外出先から閲覧したい時は、リモートアクセスに対応できるネットワーク機器を車内に導入しなければなりません。結果的に、余計に導入コストや管理コストがかかります。

クラウドサービスでは、インターネットを通して利用するのが前提なので、そのままで外出先からも利用することが可能です。

しかし、パソコンと同じ画面で操作ができサービスもあれば、ウェブブラウザを使って利用するサービスもあり、操作方法がサービスによって異なります。使い勝手については、無料の体験版などを利用してチェックしてから導入することをお勧めします。

3大クラウドの徹底比較

amazonのAWS・MicrosoftのAzure・GoogleのGCPの3大クラウドはそれぞれどのような特徴を持ち、また、他のクラウドとは何が違うのでしょうか。

ここでは、クラウド初心者の方向けに、3大クラウドそれぞれの基本的特徴について見ていきましょう。

AWS（Amazon Web Services）は、2006年からAWSのlaasの提供を開始し、今では業界トップシェアを誇ります。起動速度は1分程度でAzureよりも速く、VMはコア数、メモリ、ディスクのセットから選べます。

1時間単位の従量課金制で長期利用の場合はリザーブドインスタンス割引により、大きな割引を受けることが可能です。Oracleのサポートもあり、チューニングや性能変更もできます。

これまでの実績やコスト、セキュリティの高さから人気です。

AzureはMicrosoftが提供するクラウドで、AWSに負けじと予測分析ソリューションやコネクテッドカー向けのプラットフォームなど、さまざまな機能を実装し続けています。

起動時間などはGCPやAWSに劣りますが、大規模エンタープライズ向けの割引制度や12ヶ月前払い割引などが用意されており、Oracleサポートもあります。

SQL Dataware Houseなのでコンピューティングとストレージを分けることができ、リソースのスケール速度が速いです。チューニングや性能の変更も可能です。

GCP（Google Cloud Platform）は、IaasのGoogleCompute Engine、App Engine、Cloud Datastore、CloudSQLなど、複数サービスがあり、GmailやGoogle Mapなど、Googleサービスのインフラを利用できます。

起動速度が40秒程度と速く、VMの選択はカスタムマシンによってメモリ、コア数、ディスクを別々に設定することができます。

分単位の課金でプリエンプティブルVMの大幅な割引や長期利用割引があります。データウェアハウスBigQueryにより、利用者は計算リソースを意識しなくても問題がありません。処理速度が速く、細かいチューニングも不要です。

世界最大規模の高品質なネットワークが利用できます。

いかがでしたでしょうか。本記事では、クラウドを選ぶ際のポイントと3大クラウドの比較検討をしました。クラウドは便利な反面、デメリットも存在します。

是穂しっかりと比較検討したうえで導入するようにしましょう。

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