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地デジの周波数はどの帯域?地デジで使用されている周波数と周辺知識

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1チャンネル当たりの周波数にはある程度幅があり、その範囲の周波数を受信できれば、番組の視聴が可能になります。それぞれのテレビ局では、決められた周波数で放送を行っており、テレビでは、受信する周波数の切り替えを行うことで、チャンネルの切り替えを行うことができる仕組みです。

地上デジタル放送では、1チャンネル当たりの周波数の幅が6MHz必要で、この幅の事をチャンネル幅やチャンネル間隔と呼んでいます。

チャンネル間の周波数にはある程度の間隔が設けられている

1チャンネル当たりには6MHzの周波数が割り当てられているという事でしたが、チャンネル同士には識別をするための間隔が設けられています。その幅は400KHzとなっており、チャンネル幅と比べるとかなり短い間隔です。

アナログ放送の際には、電波同士の干渉が強かったために、チャンネル幅に加えて間隔をかなり大きく取らなければなりませんでした。そのため、割り当てられている周波数に対してのチャンネル数が少なく、チャンネル幅の倍近く広い帯域が必要だったのです。それに対して、地デジはチャンネル同士の干渉幅が極端に少なくなったため、必要となる帯域も狭い領域で済むようになりました。

これにより貴重な周波数の資源をより有効に使えるようになり、電波資源の整理が行われたのです。こうした背景には、先ほども触れた携帯電話の普及台数が飽和状態になりつつある状況を踏まえて、電波資源の整理が不可欠であったことが先に挙げられ、アナログ放送の非効率さを解消する必要があったと言われています。

世界各国の地上デジタル放送の状況

地デジが普及してきた当初は、画質が良い映像が見れるという認識が強かったですが、電波資源の枯渇状況が深刻になっていたことが背景にあったとわかるでしょう。地デジの電波の方が、効率良く電波帯域を利用できるので、移行する理由にも納得がいきます。

世界でも日本と同様の電波資源再編計画を進行中

電波資源の状況は、世界各国でも日本と事情は変わらないようです。主な国の周波数利用状況については、概ね利用する周波帯域と利用目的には共通点が多くみられます。異なる国で同じ周波数帯を使っていても、地デジの電波が届く距離は中継局を挟まない限りは短い範囲でしかないので、海外の地デジ放送は視聴することはできないので、問題ないという訳です。

電波の周辺事情を知ると、意外なことが分かってくる

地デジが普及してきた当初は、画質が良い映像が見れるという認識が強かったですが、電波資源の枯渇状況が深刻になっていたことが背景にあったとわかるでしょう。地デジの電波の方が、効率良く電波帯域を利用できるので、移行する理由にも納得がいきます。

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