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カメラ初心者必見!一眼からコンデジまで種類別おすすめ9選

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「カメラ」といったら「スマホ・携帯」というのが今のトレンド。カメラとスマホの融合は、プリント前提の画像を撮る機器だったカメラの可能性を大きく広げ、TwitterやFacebook、最近ではInstagramといったSNSへとその活躍の場を広げる結果をもたらしました。

手軽に誰でも写真が撮れるようになった一方で、他の人とは違った、自分だけの魅力的な写真を撮りたいと、カメラを手に取る人も増えているといます。

昔からそうでしたが、カメラというと、趣味としては高級で、ハードルの高いものだと思われがちですが、そうでもありません。フィルム式を残しつつもデジタル式が主流になった現在では、逆に裾野が広がったことから、それぞれのスキルや事情にあった楽しみ方ができるようになりました。

今回は、これからカメラを始めてみようという方を対象に、基本からおすすめカメラまでを解説していきたいと思います。

カメラについて詳しく知る

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まずは、カメラの基礎知識を押さえておきましょう。CMや店頭などでよく耳にしてきた言葉が実際には何のことなのか、それぞれわかりやすく解説していきます。

そもそも、カメラとは基本的に、レンズから入ってきた光を画像にする機械、となります。その画像にするための方式や構造は様々ですが、これはカメラを説明するうえでの前提となりますのでとりあえずは頭に置いといてください。

「一眼」とは?

昔の記録映画などをみると、四角い箱状のカメラを上からみて撮影しているシーンに出くわすことがあります。このタイプのカメラは「二眼」と呼ばれるものになります。

レンズが上下に二つ付いていて、それぞれ撮影用レンズとファインダー(撮影する対象を確認するためののぞき窓)用レンズと役割が異なっています。二つのレンズが持っていた役割を一つにまとめたのが「一眼」で、レンズが一つだけのものを指しています。

「レフ」とは?

「レフ」とは、撮影する対象を映す鏡のことで、レンズから入ってきた光はカメラ内部にあるレフに反射し、撮影対象が像として映し出されます。これをファインダーで確認し、撮影を行うわけです。

デジタル一眼レフカメラ

撮影兼ファインダー用のレンズが一つ付いているカメラです。二眼で撮影と確認で別れていたレンズの用途を一つにまとめたもの、というのは説明しましたが、では、確認後どのようにして撮影対象(被写体)の像を画像に結びつけるのか、ということになります。

フィルム式でもそうですが、画像に結びつけるための仕組みはレフの後ろに控えています。デジタル式では「撮像素子」と呼んでいるところです。センサーみたいなものととらえておいてください。入ってきた光をここで画像に変換します。

しかし、通常はその前にレフが設置されています。これでは光が入ってきません。どうするかというと、シャッターを押した瞬間にレフが跳ね上がり、光のとおる道をつくるようになっているのです。この機構はフィルム式でも同じです。これが一眼レフカメラの大まかな仕組みとなっています。

ミラーレス一眼カメラ

「ミラーレス」とはその名のとおり、ミラーがない、ということ。すなわちレフがないカメラを指します。

ミラーレスでは、レフが果たしていた役目を電子機器が行うようになっています。入ってきた光はセンサーがそのまま読み取り、画像として液晶画面や電子ファインダーと呼ばれるのぞき窓に映し出されます。レフがないので、画像素子の前は常に光の通り道が開かれています。

コンパクトデジタルカメラ

これまで紹介した2つは一眼のものでした。実はこれらの特徴の一つに「レンズ交換ができる」というものがあります。報道カメラマンがレンズを付けたり外したりしている姿をテレビでみることがあると思いますが、用途に合わせたレンズに取り替えることができるのが一眼の特徴です。

それに対して、レンズは固定でそれ自体に機能を持たせているのがコンパクトデジタルカメラです。レンズの取り換えができないこと、コンパクトにつくられているので撮像素子のサイズが違うこと、それ以外は機構的にミラーレスとほとんど一緒です。ただ、自動的に光の加減(絞り)を調節してくれるなど、初心者向けの便利な機能を搭載しているというのも特徴の一つといえるでしょう。

その他カメラ

デジタル式が全盛ですが、フィルム式も健在です。一昔前流行したフィルム一体型インスタントカメラ「写ルンです」(富士フィルム)は、現在も根強いファン層を抱えています。

フィルム自体の生産が減少しているので、カメラ自体の単価も高額になっていますが、フィルムならではの味わいを求める愛好家も多く、それらの人々が集うサークルはいつもカメラ談義で賑わっているそうです。

カメラを選ぶ4つのポイント

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カメラの基本については理解できたでしょうか。それらの知識をもとにして、実際にカメラを購入してみましょう。何をもって購入のポイントとするのか、まとめましたので参考にしてみてください。

1.誰・何を撮るのか決める

誰を撮りたくて(何を撮りたくて)カメラを購入するのか。成長著しい我が子を撮るのか、趣味の旅行で旅先の風景を撮るのか、用途毎にあった方がいい機能など異なってきます。

まだ決まっておらず、漠然としているのであれば、主にどう使いたいかをイメージしてみることから始めてみましょう。

2.機能と予算で決める

既に撮りたいもの、目的がはっきりしている場合なら、そこから機能・予算を吟味していきます。

携帯・スマホの代わり程度なら、そう大した機能でなくても大丈夫ですので予算も低くて済みますが、本格的な「作品」と呼べるようなものを撮る、または仕事でも使う、という場合にはそれなりの拡張性や高機能、高価格のものとならざるを得ません。

3.自撮りに対応しているか

「自撮り」自体は、カメラよりもスマホの方が向いている面もあります。タップひとつでレンズを切り替えられますし、専門の器具もそろっています。

しかし、最近では「インスタ映え」という言葉もあるように、他人とは違った写真を求める傾向が強くなっています。撮りやすさでは劣る点があるものの、画質の点ではスマホはカメラにまだまだ及びません。最近では自撮りをサポートする機能をもったカメラも続々登場していますので、よく利用する人はこれも機種選定時には参考にすべきでしょう。

4.オートフォーカスの性能

オートフォーカスは、シャッターボタンを半押しすることで、ピントを自動的に調整してくれる機能のことです。デジタルのみならずフィルム方式でも機種によっては搭載されている便利な機能です。

基本機能は同じですが、機種によりフォーカスできる範囲や精度、その操作性などに違いがあるので、この点も考慮するとよいでしょう。

おすすめカメラ9選

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手軽に始められるコンパクトなものから、拡張性の高い本格派まで、おすすめのカメラを集めてみました。

ニコン COOLPIX COOLPIX A900

・2016年10月発売

「COOLPIX S7000」の後継にあたるコンパクトデジタルカメラです。

扱いやすい手のひらサイズに、手振れ補正や自撮り機能などを搭載。また、専用アプリを使えばBluetoothでスマホに画像を転送することもできます。

キヤノン IXY 200

・2017年2月発売

「IXY 180」の後継機種となるコンパクトデジタルカメラです。

被写体を識別して、適正な位置に画像がおさまるように調整するオートズーム機能をはじめ、初心者に便利な機能が多く搭載されています。

オリンパス Tough TG-5

・2017年6月発売

防塵・防水・耐衝撃など、過酷な環境でも手軽に撮影できるコンパクトデジタルカメラとして定評のあった、タフシリーズの最新機種です。

本格的水中撮影も可能な15m防水をはじめ、撮影場所の状況を把握するためのフィールドセンサー内蔵など、アウトドアでの撮影に最適な一台です。

ニコン D5600

・2016年11月発売

小型・軽量・自撮りのためのバリアブルモニタ、専用アプリによるデータリンクなどデジカメとしての機能を網羅しつつも、高画質対応、状況に応じたレンズ交換など本格的な撮影が可能なデジタル一眼レフカメラです。

キヤノン EOS 9000D

・2017年4月発売

「EOS 8000D」の後継機種として誕生したデジタル一眼レフカメラです。エントリーモデルとしては上位に位置していますが、一眼レフ初心者でも使いこなせるようなサポート機能も充実しています。

ペンタックス K-70

・2016年7月発売

防塵・防滴対応のデジタル一眼レフカメラとしては世界最小を誇ったK-S2の後継機種で、前機種同様の高いアウトドア対応能力を持っています。手袋をはめたままでも扱える操作性や寒冷地での耐久性の高さなど、アウトドアに特化した機能を持っているのが特徴です。

オリンパス OM-D E-M10 Mark Ⅲ ESダブルズームキット

・2017年9月発売

一眼カメラとして唯一「5軸手ぶれ補正」を搭載して、写真撮影時のぶれを最小限に抑えてきたE-M10シリーズの最新機種。

前機種のあらゆる機能を引き継ぎつつ、気軽なスナップショットから本格的な撮影までオールラウンドで対応できるミラーレス一眼カメラです。3倍ズームレンズと40倍望遠レンズの2つが付属します。

パナソニック LUMIX DC-GF9W

・2017年1月発売

コンパクトデジタルカメラのような気軽さで扱えるルミックスシリーズの入門機です。

入門機でありながら、1秒間に30枚の写真を連写できる「4Kフォト技術」やカメラ内で写真加工ができる機能など、これ一台で多彩な写真を撮ることができるミラーレス一眼カメラです。広角ズームレンズと単焦点レンズがセットになっているので、すぐにこだわりのある写真を撮ることができます。

ニコン J1-5ダブルズームレンズキット

・2015年4月発売

機種変化の激しいデジカメ市場にありながら、大きなモデルチェンジをすることなく続いているのが、ニコンのミラーレス一眼カメラシリーズJ5。

独特な「ぼけ表現」ができることや、比較的早い段階で導入された自撮り機能、高速連写機能など、多彩な機能が搭載されています。レンズキットは標準ズームと望遠の2種類が付属しています。

まとめ

  1.  現在主流となっているデジタルカメラ、「一眼」と「コンパクト」のおおむね2タイプに分けられる。
  2.  「一眼」は「レフ」があるかないかで、「一眼レフ」と「ミラーレス一眼」に分けられる。
  3.  「一眼」はレンズ交換可能、「コンパクト」は本体付属レンズのみ。
  4.  カメラを選ぶ際には
    ・撮るもの
    ・機能
    ・価格
    ・自撮りやオートフォーカスといった特別機能の有無
    を考慮して選ぶとよい。

初心者向きにまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

以下にここでご紹介した各メーカーのURLをのせておきます。各機種のより細かな情報や初心者向けのカメラ講座など、役に立つ内容が掲載されていますのでぜひ一度ご覧になってください。

ニコン:http://www.nikon-image.com/
キヤノン:http://cweb.canon.jp/product/camera/index.html
オリンパス:https://olympus-imaging.jp/
ペンタックス(リコー):http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/
パナソニック:http://panasonic.jp/dc/

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