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AWS(アマゾンウェブサービス)とは?その基礎知識や強みを解説!

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AWSのサービスを使うことで、MicrosoftやOracle、SAPなどビジネス用社内向けアプリの実行が可能です。

今までのビジネスアプリをそのまま使うことができ Windowsをベースとした社内向けアプリケーション環境も実現することができるなど、最適なITリソースの利用が可能となります。

WEBモバイルアプリ

Amazon Route53やAmazonCloudFront、AmazonEC2、AmazonRDS、AmazonSQSなど、さまざまなAWSサービスを利用して、WEBモバイルアプリケーションを開発することができます。

アプリユーザーの利用度測定やサービス改善など、スピーディーに実行でき高い品質のアプリケーションを開発可能です。

バックアップ・災害対策

AWSは、物理的なインフラをオンプレミス環境に構築ができるため、地震やネットワーク障害など、万が一のことが起きた場合に備えたWEBサイトの構築ができます。クラウドとオンプレミスの相互運用も可能です。備えを作ることで、データがすべて使えなくなることを防ぎます。

ビックデータ

AWSは、ビッグデータの分析ができるシステムの構築も可能です。クリックストリーム分析やデータウェアハウス、サーバーレスコンピューティング、不正検出など、さまざまなビッグデータアプリケーションを実行・スケールすることができます。

AWSのメリット


AWSを使用することでどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、コストや拡張性、セキュリティなど、主なメリットについて見ていきましょう。

導入・運用コスト

AWSを使うメリットとして 「導入コストが安く・運用コストが最適化」 されることがあります。通常、オンプレミスなどであれば導入コストがかかりますし、運用コストも毎月一定の料金が発生します。

しかし、AWSであれば導入コストはかかりませんし、従量課金制なので利用した分だけの料金が発生します。そのため、利用が少ない場合は運用コストも小さくなるなど、コストの最適化が可能です。必要以上のサービスを導入してしまい、毎月無駄なコストがかかるということもありません。

機能の拡張性

AWSを使うメリットとして 機能の拡張性の高さ もあります。サービスによって、簡単に規模を大きく・小さくできますし、さまざまなサービスがあるためあらゆるシーンで利用が可能です。事業規模などに合わせて、スピーディーに対応ができます。

セキュリティ

AWSは 金融機関や政府機関と同じ水準のセキュリティレベル となっているため、非常に信頼性が高いです。実際、Amazonのサイト自体も長年大きなトラブルなどはありません。「AWS=セキュリティが高い」と多くの人が評価しているのも人気の秘密です。

ユーザー基盤・コミュニティ

AWSは、企業・政府・教育機関・金融機関など、全世界に多数のユーザーを抱えています。国内でAWSを使ったシステム構築などをサポートする企業など(APNパートナー)があり、ソフトウェアの運用やシステム構築について相談することができます。

また、AWSマーケットプレイスにて多くのソフトウェアが提供されたりしています。AWSに関わる情報交換がおこなわれているユーザーコミュニティの「JAWS-UG(AWS Users Group-Japan)」などもあります。

耐障害性と高可用性

AWSは 耐障害性と高可用性 ということでも導入メリットがあります。負荷分散をするなどして、障害等発生した場合でも継続して利用できるシステムが構築されています。

AWSのデメリット


AWSを利用すると沢山のメリットが得られることが分かりました。その反面デメリットもいくつか存在します。

本項目では AWSのデメリット について解説します。事前に把握しておいたほうが良いこともありますのでしっかりと確認していきましょう。

毎月のコストが変動

1つ目は 毎月かかるコストが不安定 であることです。「導入コストが安い」というメリットは、一方で毎月かかるコストが読めないということでもあります。利用するだけ追加で料金が加算される仕組みのため、実際に請求されるまで分からないという点です。

見積もりを出すことは出来ますが、正確な料金を把握するまでには至りません。毎月かかるコストが固定費ではなく、実際にかかるコストが請求されるまで不明という点はデメリットと言えるでしょう。

一定以上の知識が必要

AWSは非常に豊富なサービス群の集まりです。自分がやりたいことを実現させるためには 「どのサービスを利用するのが適切なのか」 また 「使い方はどうやればいいのか」 といった基本知識をもっておく必要があります。

各サービスの個別サポートはないため 「実現させたいサービス」「利用するサービスの選定」「AWSの導入」といったことを全て自分で行うことになります。また、AWSはインフラ(基盤)を提供しているだけです。トラブル発生時にも自身の力で解決・対応しなければいけません。

これらのことからAWSを利用するためには 「一定以上の知識が必要」 であると言えます。多種多様なメニュー・サービスから様々なことを実現できる反面、利用者側にも知識が求められるということですね。

AWSの代表的なサービス

AWSには豊富なサービスがありますが、その中でも代表的なサービスをいくつかピックアップしてご紹介します。

EC2

「Amazon Elastic Compute Cloud」仮想サーバー構築サービス。EC2を利用すると、Amazonが提供するクラウド上に仮想サーバーを構築することができます。

時間を大幅短縮

LinuxやWindowsといったOSを非常に迅速にクラウド上に構築することができます。EC2で構築を開始してからインスタンスを立ち上げるまで、5分もあれば終わります。

冗長化が簡単

「冗長化」とは緊急時や災害時のような万が一に備えをもっておくことを言います。システム開発にはこの「冗長化」が欠かせませんが、非常に手間とコストがかかってしまう悩みに種とも言えます。

EC2ではこの「冗長化」を実現させるためのサービスが複数提供されており、短時間で簡単に行えるというメリットがあります。

スケール変更が自由

自由にサーバースケールを変更することもできます。

サイトやサービスの成長に応じて、サーバースペックやサーバー台数の変更が簡単にできるようになっており、常に必要最小限のコストに抑えることができます。専用のコントロールパネルの操作で簡単に実行できるため、柔軟に対応できるメリットを持ちます。

S3

「Amazon Simple Storage Service」ストレージサービス。あらゆるデータをクラウド上に保存しておき、いつでも取得することができるサービスです。

低コスト

AWS全体の特徴とも言えるコスト面ですが、ストレージサービスであるS3においても同じことが言えます。

S3の初期費用は無料になっており、保存したデータ量や転送量によって料金計算される従量課金になっています。自分が利用した分だけ加算される仕組みのため、必要最小限のコストに抑えられるメリットがあります。

容量無制限

データをHDDやSSDに保存しておくのには限界がありますが、S3では容量制限がありません。保存しておきたいデータは全てクラウド上に保存しておき、必要な時に取り出せます。大容量のデータを保存するときにも特別な申請や見積もりも不要で手軽に扱えるのが特徴です。

高い耐久性

大切なデータを保存するとなるとやはり気になるのはデータの安全性です。S3では自動的に複製され複数のデータセンターの保管される仕組みになっています。データを損失する可能性はほぼないと言って良いでしょう。

RDS

「Amazon Relational Database Service」データベースサービス。インストールやセットアップといった作業をせずに簡単にデータベースを利用することができます。

選べるデータベース

  • Amazon Aurora
  • PostgreSQL
  • MySQL
  • MariaDB
  • Oracle
  • Microsoft SQL Server

まとめ

いかがでしたがでしょうか。AWSはWEBサイトやビッグデータ、アプリケーション、バックアップや災害対策、IoTなど、さまざまな用途に活用することができます。従量課金制で利用した分だけしかコストもかかりませんので、無断なコストを最小化することができます。

導入コストも抑えられますし、拡張性も高いため事業拡大をスムーズに後押ししてくれます。

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