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クラウドストレージのAmazon S3は、実際に使用したストレージ分のみの支払いです。最低料金などもありません。Amazon S3の料金プランは下記のとおりです。※リージョンは東京の場合です。
スタンダードストレージの場合
料金表
- 最初の50TB/月 1GBあたり$0.025
- 次の450TB/月 1GBあたり$0.024
- 500TB/月以上 1GBあたり$0.023
低頻度アクセスストレージの場合
料金表
- 最初の50TB/月 1GBあたり$0.019
- 次の450TB/月 1GBあたり$0.019
- 500TB/月以上 1GBあたり$0.019
Glacierストレージの場合
料金表
- 最初の50TB/月 1GBあたり$0.005
- 次の450TB/月 1GBあたり$0.005
- 500TB/月以上 1GBあたり$0.005
3.Amazon EBS
Amazon EBSは、EC2ブロックストレージボリュームです。実際に使用した分のみの支払いでよく、ボリュームにより料金体系が変わります。※リージョンは東京の場合です。
料金表
- Amazon EBS General Purpose SSD(gp2)volumes ストレージ1GBあたり$0.12
- Amazon EBS General Provisioned IOPS SSD(io1)volumes ストレージ1GBあたり$0.142
- Amazon EBS Throughput Optimized HDD (st1)volumes ストレージ1GBあたり$0.054
- Amazon EBS Cold HDD (sc1)volumes ストレージ1GBあたり$0.03
- Amazon S3に対するAmazon EBS スナップショット 1ヶ月に格納されたデータ1GBあたり$0.05
4.Amazon VPC
独立したクラウドリソースのAmazon VPCの料金体験は下記のとおりです。※東京リージョンの場合です。
料金表
- VPN接続料金 $0.048/時
- NATゲートウェイあたりの料金 $0.062
AWS料金を抑える工夫
AWS料金が想定より多くかかってしまう場合には、コストを抑える工夫を講じる必要があります。
必要経費であるならば仕方ありませんが、無駄に発生してしまっている料金の可能性もあります。AWS料金にお悩みの方は一度見直してみましょう。
EC2
インスタンスを見直す
インスタンスを動かしているとその分料金が発生する仕組みです。まずは不要なインスタンスがないか確認することから始めます。もし使っていないインスタンスが見つかったら削除していきましょう。停止でも問題ありません。
夜間はサーバーを停止させる
1秒ごとに料金が発生します。もし、夜間にサーバーを動かす必要がない場合は夜間は停止させておくと良いでしょう。大幅なコスト削減につながるはずです。
リザーブドインスタンスを活用
年単位の継続利用が確定している場合に有効な手段です。3年契約では、総合で50%以上のコスト削減に繋がりますので、検討してみてください。
スポットインスタンスを活用
スポットインスタンスはサーバーの余っている部分を格安で利用できるインスタンスです。オークション形式のため、固定費ではありませんが通常の価格よりも大幅に安く抑えられるメリットがあります。
S3
保存しているデータを見直す
保存した当時は必要なものであっても、時が経てば不要なデータ・ファイルになっている可能性もあります。もう必要のないデータをいつまでも保存していると無駄に料金が発生してしまいます。
定期的に保存しているデータを見直すことは大切だと思われます。
RDS
インスタンスを見直す
データベースサービスであるRDSでも定期的にインスタンスを見直すことが大切です。不要なインスタンスは削除or停止するべきですし、オーバースペックである場合、インスタンスサイズを下げるなど…。
しかし、RDSでは停止から7日間で自動的に再起動する機能があります。一度停止しても勝手に動き出してしまう性質上、削除してしまうのが安全で確実な方法だと思われます。
Multi-AZからSingle-AZに変更する
「Multi-AZ」には 耐久性の向上 や 可用性の向上 といったメリットがありますが、「Single-AZ」と比較するとコストが高くなってしまいます。もし「Multi-AZ」である必要がない場合は「Single-AZ」へ切り替えることを検討してみてください。
AWS料金の支払い方法
AWSの利用に伴って発生する利用料金の支払い方法についてご紹介していきます。
支払いはアメリカドル
AWS料金は基本的にアメリカドルで支払うことになります。日本円からアメリカドルに変換して支払う形となるので為替の変動の影響を受けることは避けられません。
従量課金制という特徴から正確な利用料金も請求されるまで分かりませんし、為替リスクによってさらに支払額に差異が生まれることもあります。この点は注意が必要となります。
クレジットカード払い
AWSの支払いはクレジットカード払いが基本的かつ主流であります。主要なクレジットカード・デビットカードは使えるようになっています。
また、直接AWSに支払う場合はクレジットカード払いが原則となりますが AWSの導入支援会社 が存在します。それらの支援会社に委託する場合は銀行振込といった支払い方法も選択できるようです。
AWSの導入支援会社に委託するメリット
- 請求が日本円になる
- AWS利用料金が安くなる
- アカウント発行代行
- 支援会社独自のサポートを受けられる
- 監視・保守・運用サポート(有料)
メリットとして以上のようなものが挙げられます。AWS利用料金が安くなるだけでも十分だと思われますが、その他にも魅力的なメリットがいくつもあります。
支援会社独自のサポートは、AWSのサーバー設定などがうまくいかない場合に 支援会社のサポートエンジニアが案内してくれる というサービスです。本来AWSからは設定に関するサポートは受けられませんので、AWSの知識に不安がある方にとっては心強いサービスと言えます。
これらのメリットから、AWS導入支援会社に委託するのも一つの手段だと思われます。単純に 「支払いにクレジットカードを使いたくない」 と考える方もいらっしゃると思いますし、様々なニーズに応えられるサービスだと思いますので検討してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、「AWSの料金体系と料金が多くかかってしまうケース」について紹介しました。AWSの各サービスは本当に多くの料金体系・プランがあり複雑です。ぜひ、検討の際の参考にしてみてください。
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