AWSの見積もりと料金体系

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近年、クラウドサービスの認知度がアップし、企業の間でも人気になっています。そんなクラウドサービスの中でも、Amazon Web Services(AWS)は、特に注目を集めているサービスの一つです。
しかし、海外の企業なので、どうやって見積もりを出せばよいか疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。国内事業者を含めて、数多くのクラウドサービスを比較する時、コストは重要な検討材料となります。
誰しも、AWSを実際に利用する前に見積もりを出したいと思うはずです。見積を出すためには、AWSのホームページ上にある見積りツール「AWS Simple Monthly Calculator」を利用することができます。

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awsの見積もり方法

awsの見積もりが欲しい場合、このAWS Simple Monthly Calculatorを使うと、具体的な金額を算出できるので大変便利です。おおまかなサーバ構成を考え、この見積りツールで利用したいサービスを選択していけば、1ヶ月のおよその金額が表示される仕組みになっています。

気を付けるべきポイント

この時、気をつけないといけないポイントが、「データ転送量」です。「EC2インスタンス」の稼働時間については1ヶ月単位で計算がしやすくなっていますが、転送量は実際に利用してみないと分かりにくいからです。
1TBを転送すると100$ほどになりますので、通常のウェブサービスくらいであれば、どれほど多くてもこれ位の金額に収まると考えて良いでしょう。ただし、動画などを大量に取り扱う場合は気をつける必要があります。基本的に、AWSなら初期コストも不要ですし、実際に利用した分だけコストが発生します。そのため、開発環境などのように短期間だけ使用したい場合には、コスト削減が可能になります。サーバーをスペックアップあるいはダウンしたい時も、余計な費用をかけずにすぐに対応できる点も魅力です。また、見積もりを出す際には、awsに関する基本事項は最低限押さえておきましょう。AWSで主要サービスとなっているサーバーは、1時間につきおよそ2円から、ストレージでは1ヶ月につき1GBでおよそ10円、そしてデータ転送は、1GBでおよそ20円です。awsは従量課金制を採用しているので、使用した分だけ料金が高くなり、使わなかった時はその分だけ安く済みます。

サーバー課金

サーバー課金については、「1時間単位」と「リザーブドインスタンス」、「ライセンス課金」があります。「1時間単位」の場合、文字通り1時間単位での課金制になります。こちらは、サーバーのオンオフの切り替えが簡単に実施できますし、オフにしている間はサーバー利用料がかかりません。「リザーブドインスタンス」では、一定の予約金額を支払うかわりに、1時間ごとの料金単価が安くなります。最大で70%ほど安くすることが可能です。「ライセンス課金」では、1時間あたりの使用料金に、有償OSに関するライセンス料金が含まれます。そのため、使用するOSにより、1時間あたりの使用料金が違ってきます。

ストレージ課金

一方、ストレージ課金に関しては、awsのストレージサービスは3種類存在します。「AmazonEBS」と「AmazonS3」、「Amazon Glacier」の3つです。
さらに、awsの見積りを考える場合は、awsのデータ転送課金についてもしっかり理解しておく必要があります。データ転送についても、基本的には使用した分だけに課金されることになります。
AWSの場合には、実際流れたデータ量について、1GBあたり$0.201といった課金システムを採用しています。上りに関しては無料で使用することができ、データ容量が増加するごとに1GBあたりの料金は割安になります。

 

awsの料金体系

従量制料金

awsでは、70種類以上ものクラウドサービスに関して従量制料金が適用されています。AWSは、必要なサービスだけ、しかもサービスを利用する期間だけ支払いをすることになり、長期での契約および複雑になりがちなライセンスなども不要です。

簡単に言えば、awsにかかる費用の支払いは、水道や電気などの支払い方法に似ています。つまり、サービスを使った分だけ費用を支払うことになり、サービスの利用を停止した際も、追加のコストや解約金が発生しません。データセンターの構築を担う業界で働いている人以外は、設備を構築するために時間や経費がかかり過ぎている可能性があります。その点、awsを利用すると、サーバーあるいはソフトウェアを購入したり、設備をリースするなど費用がかかるインフラストラクチャーに大切なリソースを使う必要性がなくなります。
awsがあれば、大きくなりがちな初期費用を低めな変動費に変えて、使うサービスを必要な期間だけに限定して支払うことが可能です。AWSのサービスは、全てオンデマンドで使用することができます。

リスクの少ない料金体系

従量制料金の適用によって、予算を余計に計上する必要もありませんし、ビジネスニーズにも適応でき、変化にも迅速に対応できるようになります。言いかえれば、従量制の料金モデルだからこそ、予測ではなくそれぞれのニーズに対応する形でビジネスの調節ができます。そのため、プロビジョニングが過大になってしまうリスクも削減できます。

イノベーションの可能性

また、必要なだけのサービスについてのみ支払えばよいので、その分だけイノベーションに集中できます。awsでは「ボリュームディスカウント」を受けることも可能なので、使用量が増えれば増えるほど節約できる点も魅力です。

複雑なニーズに対応できるシステム

「S3」や「EC2」からデータ転送(アウト)を利用するサービスは、価格が階層化されており、使えば使うほどGB あたりの料金は安くなります。一方、データ転送 (イン) については常に無料になっています。結果的に、AWSはニーズが増えるほど大きなメリットを受けられる仕組みになっています。導入の規模を増やしながら、コスト管理も行いたいという場合に向いていると言えるでしょう。
組織が発展するとともに、生じてくるビジネスニーズは複雑化する傾向があります。そんな場合もAWSでは、ビジネスニーズへの対処に最適なサービスが得られるオプションサービスも用意しています。
代表的な例として、awsの「ストレージサービスポートフォリオ」についてみてみましょう。このサービスでは、データにアクセスする頻度とデータ取得時に必要なパフォーマンスを検出することで、価格を低下するためのオプションが準備されています。
即ち、コスト節減を最適化するため、パフォーマンスやセキュリティ、耐久性をしっかり確保しつつ、コストの軽減に役立つストレージソリューションを適切に組み合わせて選択することができます。

リザーブドキャパシティー料金

さらに、「Amazon EC2」や「Amazon RDS」といった特定のサービスに関しては、「リザーブドキャパシティー料金」が利用できます。「リザーブドインスタンス」では、オンデマンドキャパシティーと比べて最大で75%も節約ができます。リザーブドインスタンスは、全額前払いと一部前払い、あるいは前払いなしという3種類のオプションがあります。
リザーブドインスタンスを選んで購入する場合は、前払いが大きくなるほど割引も増えます。全部前払いで支払うと割引額が最大となり、費用を最大限削減することができます。
一部を前払いにする場合には割引は少なくなりますが、前払いの金額を減らせます。前払いなしの場合でも、少額ですが割引を受けることが可能です。浮いた資金は、別なプロジェクトに回すことができるので経済的と言えるでしょう。リザーブドキャパシティー料金を使用することでリスクを最小限にし、予測が可能な予算管理を行えるというメリットがあります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。海外の企業なので、どうやって見積もりを出せばよいか疑問に思っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。本記事がそういった方の一助になれば幸いです。

 

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