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Androidでバックアップを取る手順

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iPhone(アイフォン)なら、iCloud(アイクラウド)という総合的なバックアップストレージが備わっており、iPhoneユーザーなら簡単に使えますが、Androidユーザーの方も定期的にバックアップを取ることが大切です。

電子端末は、突然電源が入らなくなってしまったり、落として水没してしまったりすれば、大切なデータがすべて消えてしまうことにもなりかねません。故障してからでは、正常な操作ができなくなってしまい、バックアップを取ることもできなくなる可能性があります。万が一の不慮の事態に備えて、日ごろからバックアップを取っておくことが必要です

Androidにはバックアップを取るための専用ソフトが標準搭載されていないため、microSDカードへのバックアップを利用する方法があります。また、端末をパソコンに接続してデータをコピーしたり、バックアップ用アプリを使用する方法があります。また、機種によってバックアップ方法が異なる場合もありますので、しっかりと説明書で確認しておきましょう。

LINEのトーク履歴などの各アプリのバックアップはそれぞれアプリごとに必要となるものもありますので、個別でのバックアップ方法を確認しておきましょう。

本記事では Androidのバックアップの代表的な3つの方法 をご紹介します。

Androidのバックアップ

バックアップの重要性

Androidには様々な情報を保管しています。現代では紙やメモ帳にメモする人は少なくなってきており、ほとんどの情報をAndroidに保存しています。今後のスケジュールや友人・取引先の連絡先…。いずれも日常生活に必要不可欠なものです。

しかし、Androidのデータはふとしたことで失ってしまうこともあります。失ったデータは基本的に復元させることは非常に難しく、誰かが保証してくれるものでもありませんので自分で対処する必要があります。

データを失うケース

  • Androidを紛失する
  • Androidが破損してデータを取り出せなくなる
  • 誤操作によりデータを削除してしまう
  • ウイルス・不正アプリによりデータが破損する

いずれも予期できない事態であり、事前に予防しきれるものでもありません。そういった事態が発生してもデータを守るためにバックアップは必要となります

データのバックアップをとったことが無い方は面倒に感じる方もいるかもしれません。しかし、データを紛失してしまうことに比べれば大したことではありません。万が一の事態に備えてバックアップをとっておきましょう。

バックアップするときの注意点

バックアップを実行する時に注意しておきたい点がいくつかあります。一緒に確認していきましょう。

注意点

  • バッテリー・通信状態に注意する
  • バックアップ方法を確認する
  • データの種類を確認する
  • バックアップは定期的に行う

バッテリー・通信状態に注意する

バックアップをとるデータの容量にもよりますが、基本的に時間がかかります。バックアップ中のAndroidのバッテー切れ には注意してください。多くの場合はやりなおしで済みますが、最悪の場合はデータが破損してしまうこともあります。不安な方は充電ケーブルを接続しながらバックアップを行うことをおすすめします。

また、バックアップにインターネットサービスを利用する際には大量に通信することになります。パケット量を消費することになりますので、バックアップを実行する時はWi-Fi環境を用意してから行いましょう。

バックアップ方法を確認する

Androidでバックアップをとる手段は色々あります。自分がやろうとしているバックアップ方法とその手順をしっかり確認してから行いましょう。

また、移行方法や復元方法についても確認しておくことが大事です。バックアップしたデータは復元させることで再び利用することができるようになります。それぞれの方法を確認しておきましょう。

データの種類を確認する

利用するバックアップ方法によって対応しているデータの種類も異なってきます。自分がバックアップしたいデータの種類 そして 利用しようとしているバックアップ方法に対応しているデータ の確認をしておきましょう。

バックアップは定期的に行う

バックアップの重要性 でも書きましたが、Androidのデータはふとしたことで失ってしまいます。データを守るためにもバックアップは定期的に行いましょう。

かといって毎日バックアップをとるのは大変な手間がかかります。頻度としては、月に一回程度が好ましいと思われます。

バックアップ方法の種類

Androidの主なバックアップ方法として下記のものが挙げられます。

バックアップ方法の種類

  • microSDカードへのバックアップ
  • PCと接続してバックアップ
  • アプリを使用してのバックアップ

microSDカードへのバックアップ

外部記録媒体に保存する方法です。Androidに利用する記録媒体としてmicroSDカードが主流となっています。SDカードへのバックアップ手順は非常に簡単になっており、バックアップ未経験者が初めてバックアップをする時におすすめの方法です。

しかし、常に本体に挿入しておくことも多いため、Android本体と一緒に紛失してしまうといったデメリットも。Android本体と合わせてSDカードの紛失にはくれぐれも注意が必要です。

PCと接続してバックアップ

Androidとパソコンを接続してバックアップを行う方法です。パソコンを使う方法ですが、日頃からパソコンに触れている方ならば簡単にバックアップできると思います。特別な機器やアプリ・ソフトを導入する必要もありませんので有効なバックアップ方法と言えます。

パソコンが必須であるデメリットもありますが、簡単に行えるバックアップ方法です。

アプリを使用してのバックアップ

アプリを使ったバックアップ方法。SDカードもパソコンも不要であり、アプリをダウンロードするだけで行えるバックアップ方法です。Androidユーザーであればほぼ全ての方が利用できます。

microSDカードへのバックアップ


AndroidスマホにはiPhoneにない、リムーバブルなSDカードというカードがセットできますので、バックアップするには、何かと便利なことが多いです。

microSDカードへのバックアップ

  1. ホーム画面から「設定」→「microSDと端末容量」→「microSDバックアップ」の順でタッチしていきます。
  2. どのデータをバックアップするかを選び、チェックボックス内をタッチします。(?マークがつきます)
  3. 画面上部の「保存」をタッチ、画面下部の「開始」します。
  4. 処理が終われば、バックアップ完了です。

PCと接続してバックアップ

PCと接続してバックアップ

  1. PC内にバックアップ先のフォルダーを作成しておきます。(作成したフォルダーはダブルクリックして開いておくと操作しやすくなります。
  2. Android端末とPCをUSBケーブルを使用して接続します。
  3. PC上の「コンピュータ」フォルダのなかに、Android端末の機種名が表示されますので、ダブルクリックして「内部ストレージ」フォルダを開きます。
  4. バックアップしたいファイルやフォルダを選択し、1.で作成したバックアップ先のフォルダー内にドラッグします。→ファイル・フォルダーのコピーが出来上がります。※バックアップ先のフォルダー内へマウスを動かしたとき、マウスポインタの右下に「(バックアップ先フォルダ名)へコピー」とポップアップが出たことを確認してから手を離しましょう。

内部ストレージ内のフォルダ

内部ストレージ内のフォルダ

  • DCIM:Android端末で撮影した写真が保存されています。
  • Picture:LINEで保存した画像やスクリーンショットの画像が保存されています。
  • Music:ダウンロードした音楽データなどが保存されています。
  • media:音楽・ビデオ動画などのデータが保存されています。

アプリを使用してのバックアップ

バックアップアプリはたくさんの種類がありますが、ここでは「JS Backup」を使って、Dropboxへバックアップを取る手順をご紹介します。あらかじめ「Dropbox」(ドロップボックス)をダウンロード・インストールし、アカウントを取得しておく必要があります。

なお、Dropboxの無料プランの容量は2GBです。写真などを多くバックアップする場合はすぐいっぱいになりますが 月1000円で1TBの容量のProと月1500円で無制限の容量のビジネスがあります

また、まだアカウントを持っていない人に招待リンクをクリックしたり、「スタートアップガイド」を完了させたり、FacebookやTwitterとリンクさせることで、さらに無料容量をアップさせることができますので、是非お試しください。

アプリを使用してのバックアップ

  1. GooglePlayから「JS Backup」をダウンロード・インストールします。
  2. アプリを起動し、「バックアップ」をタッチします。
  3. バックアップ先の「変更」を選び、バックアップ先を「Dropbox」にします。この時ログイン画面が表示され、Dropboxに登録したメールアドレスとパスワードが必要となる場合があります。
  4. バックアップするデータ「変更」を選んで、バックアップを取りたいデータを選びます。
  5. 4.の画面で「確定」ボタンを押すと、バックアップ先「Dropbox」と選んだ「バックアップデータ」が表示されますので、確認をして「スタート」をタッチします。
  6. 「このまま実行」のメッセージが表示された場合は「確定」をタッチします。
  7. 履歴サーバの利用許諾画面は「協力する」「協力しない」どちらを選んでもかまいません。
  8. 処理が終われば、バックアップ完了です。

復元を行う際は、アプリ起動後「復元」をえらんで、バックアップ先を「Dropbox」設定したら、あとは手順に沿って進めるだけ。復元ファイルを確認して「スタート」をタッチし、処理が終われば復元の完了です。

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